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コラム(244): 【速報】 トランプ氏のアジア歴訪情報
トランプ大統領は、日本で安倍総理と今後のアジア戦略(自由で開かれたインド・太平洋の構築)を綿密に打ち合わせた後に訪韓しました。現在、中国に対し通商交渉で厳しく迫っています。
この後、ベトナムでのAPEC(アジア太平洋経済協力会議)首脳会議、フィリピンでのASEAN(東南アジア諸国連合)首脳会議に臨みますが、一連の歴訪の状況を、国際政治の情報筋から伺いましたので、お伝えします。
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【北朝鮮の反応】
金正恩氏はトランプ大統領の対中国戦略に注目しています。韓国での行動にはほとんど関心がありません。いかにトランプ大統領が中国を追い詰めるかを楽しみにしているようです。その結果によっては祝砲か、当てつけかの理由でミサイル発射を検討しているようです。
【韓国】
韓国国会でのトランプ大統領演説は、文大統領に対して「今、何が一番大事なのか」を解らせようとしたようです。トランプ大統領にしてみれば「今韓国が慰安婦や領土のことを持ち出している場合じゃない」と言いたかったようです。
韓国政府としてはトランプ大統領の国会演説で竹島や慰安婦のことに触れてほしかったようです。今回の韓国政府の対応はとてもチグハグですべてが空振りだったようです。失敗の矛先を日本に向けようとしています。
【米中それぞれの思惑】
トランプ大統領の中国訪問では誰が言ったか知りませんが「国賓以上のもてなし」などと騒いでいますが的外れです。
国の施設や遺跡場所から一般の国民を締め出して貸切にした理由は、VIP待遇をするためではなく、単に警備上の都合です。中国政府にとっては簡単なことでそれほど大したことではありません。警備がしやすくなっただけです。
トランプ大統領は韓国訪問時よりは気を良くしていますが、故宮での京劇の踊りでは、独特の身の振り方や化粧を見て面白かっただけで、それを観て歴史的な背景を洞察したわけではありません。
会談では言うべきことははっきりと言うつもりでいます。
【米国の要求にどこまでたえられるか】
アメリカ大統領の各国への要求に対し、どこの国もある程度呑まざるを得ないのですが、日本は要求を受け入れても経済力で持ちこたえることができます。
韓国は政治力も経済力も欠如しているので受け入れることができず、アメリカからの大きな顰蹙を買いそうです。後々「韓国は約束したのに何もできないのか」と言われそうです。
中国は要求に答えるのですが、そうすることで本格的に貿易収支が悪化していきそうです。こうしたことをきっかけに中国政府の弱体化が始まるのではないかと懸念されています。
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