![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/51/94/d9346e80f0c6d3ebf8f640c2dff337d2.jpg)
訪朝2日目続き。
玉流館の冷麺を堪能した後、平壌の中心に位置する「人民大学習堂」へ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/71/6b/ce009781cdd5b4f7cbaa3e463a952146.jpg)
何かと言いますと、ものすごくデカい図書館であります。
階段を登った丘の上にあり、まぁとにかく大きい。
どういう身分の人が使えるのか聞いたら、誰でも使えるそうです。
ガイドさんが言うには、「平壌の真ん中の真ん中なので、政府庁舎を建てようという案があったが、主席はここを人民のための施設にしようと提案して下さった」とのこと。
学習堂の入り口から見た街並み。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2b/68/01794e3c741082350820c57c9505e544.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3a/51/e9a88104767c55dbf73a1241e6facbb5.jpg)
中央ホール。
綺麗だ。左上に写っている電光掲示板には新刊入荷等様々な案内が。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0a/16/6c0942be1d6c950e7b0afc8e8dd2fa62.jpg)
上から見るとこんな感じ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/63/85/9d5f16217c900de03f13d7ad58f4d80c.jpg)
閲覧室。
静かな中、勉学に励む若者達の姿が見られました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/19/25/4dd048da904661ac1bbc51a7fbcc6019.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6e/4b/a0f25e24c9ece8157663e2ab11a3297e.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/02/44/493ff5f7281f881044b5b582d3e3d1c7.jpg)
入ってくる人達を見ていても、だいたい若者が中心だったように思います。
いわゆる平壌のインテリ層と、その卵が集うんでしょうかね。
しかしこれら施設がタダで使えるのはうらやましい。
机は形こそ昔ながらのものでしたが、工夫をこらしてあり、高さや角度を調節できるようになってます。
「これこのように」と実演する若林さん
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/17/94/d58b80633f697e0b71248f2a08f79306.jpg)
カウンターにいた案内のおばさんに「日本の本もありますよ」と何冊か見せてもらいました。
医学とかそこらへんの本だったかと。わりとあたらしいやつ。
ラノベはないようでした。
『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』とかあったら愉快ですね。北朝鮮に妹属性とか存在するのか分かりませんが。
続いて質疑応答室。
各専門の先生が、自習者の質問に直接答えてくれる、とのことです。
この日は哲学の先生がお相手して下さいました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/13/c5/f600a086edded72683c3b38e8fe93d02.jpg)
植垣さんがヘーゲルのなんちゃらかんちゃらについて質問していましたが、わたしにはとんとわけが分かりませんでした。
無念。
電子閲覧室。
若者が電子書籍で漫画を読んでおりました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/21/07/bc86fea1d5f93daef3fe4854afc5f7a5.jpg)
昔のアメコミチックな絵柄で、ちょっと読んでみたかったですね。
ここは何だったか、大会議室的な部屋です。
デケー
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/70/7b/62dbe5c99db1a4a2da893f6d0b53cec7.jpg)
もうことごとく広いんですね、あらゆる部屋が。
机もいい感じで間隔が空いてるし、無駄なものもなく。心地良いです。
だから、移動もわりとたいへんっていう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/30/14/8fa4f59f279a89ed82a3e7657af31a2f.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/04/c2/656d02ba1ab15183e06208db39da21a4.jpg)
全て見終わる頃にはみんな疲れてました。
視聴覚室ではお姉さんが待機していて、『津軽海峡冬景色』をかけてくれました。
笑ってしまったんですが、つられて笑うお姉さんかわええ・・・
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/26/b2/a98bef3935bf265e90a40312afdb7207.jpg)
他にもオンライン会議室等見せてもらえました。
最後は屋上の展望台から平壌を一望。これが圧巻でした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/15/14/f3a4b58fe928f340df13590d1a5075fa.jpg)
平壌の真ん中から見る、平壌。
目の前にそびえるのは「主体思想塔」。向かって左側に見える国旗を冠した建物は、閲兵式なんかでよく見る「金日成広場」だそうです。
右側
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/43/fd/1d73a1fd5cef3d9daebd4a69f17da4fc.jpg)
左側
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/79/4d/8b5453d41107bc03f5d7d9cad6036aa3.jpg)
住宅街とその周辺の人々。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/30/88/2aad53282fb2a8664bee68a856dbb5ee.jpg)
奥に見えるのはテレビ塔だったかと。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0d/77/d3c0129cbbf240a3d41cbd8ce91b54b2.jpg)
映像を撮りに来たものとしてはこういう画も欲しいわけで、非常にありがたかったです。
一目で平壌と分かりますよね。
曇っていたのは残念でしたが。
気になってしょうがなかったのですが、ところでこの噴水は大丈夫なんでしょうか。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/63/de/d9d34820e538ac6e570b21ea213b013d.jpg)
けっこう近くをボートがスイ~と渡っていたのですが、めちゃくちゃに高く噴水が上がっていたので、帰ってくる水でびしゃびしゃになったり、また誤って触れたりしたらボーンと吹っ飛ばされたりしないのでしょうか。
終始、ヒヤヒヤして見ておりました。
だって建物よりぜんぜん高く上がっているわけですよ。
この展望台近くには土産物屋もあり、小さな写真集や国旗Tシャツなど買いました。
しかし冷静に考えて国旗Tシャツ、国内ではちょっと着れないな・・・・けっこうかっこいいんですけどね。
缶ジュースや缶コーヒーなんかも売っていたので、ここでみんなで一休み。一服しました。
先ほども書きましたが、とにかく疲れたので。
その後間髪入れず「万寿台の丘」へ。
あの有名な金日成・金正日両主席の銅像がドーンとあります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2f/5d/629607f21a2ec0deb7c1a40a8aca3862.jpg)
奥の建物は「朝鮮革命博物館」。
印象的だったのは軍人さんはもちろん、そこらに住んでいるような普通の親子まで、花を捧げ、直立して黙祷(?)しておりました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/34/f9/e426d5b60d23263c607c581dbc131da8.jpg)
なんかブラッと来てカメラ構えてる俺なんかは不謹慎な奴に見られるのかもな、と思ってしまいました。
こうして日本では感じることの出来ない彼らの愛国心を、誰も馬鹿にはできないよな、と。感じた次第でございます。
大学習堂のガイドさんが見せてくれた、腕に自ら彫ったという刺青。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/27/cd/437120e5859d565fbd4611c083714aeb.jpg)
南北統一を願い、朝鮮半島が描かれています。
「統一は絶対」とのこと。
続く
前回まではこちら
【北朝鮮 よど号グループ取材記・1 北京】
【北朝鮮 よど号グループ取材記・2 平壌へ よど号グループとの初対面】
【北朝鮮 よど号グループ取材記・3 よど号グループ帰国問題談話・平壌観光】
玉流館の冷麺を堪能した後、平壌の中心に位置する「人民大学習堂」へ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/71/6b/ce009781cdd5b4f7cbaa3e463a952146.jpg)
何かと言いますと、ものすごくデカい図書館であります。
階段を登った丘の上にあり、まぁとにかく大きい。
どういう身分の人が使えるのか聞いたら、誰でも使えるそうです。
ガイドさんが言うには、「平壌の真ん中の真ん中なので、政府庁舎を建てようという案があったが、主席はここを人民のための施設にしようと提案して下さった」とのこと。
学習堂の入り口から見た街並み。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2b/68/01794e3c741082350820c57c9505e544.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3a/51/e9a88104767c55dbf73a1241e6facbb5.jpg)
中央ホール。
綺麗だ。左上に写っている電光掲示板には新刊入荷等様々な案内が。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0a/16/6c0942be1d6c950e7b0afc8e8dd2fa62.jpg)
上から見るとこんな感じ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/63/85/9d5f16217c900de03f13d7ad58f4d80c.jpg)
閲覧室。
静かな中、勉学に励む若者達の姿が見られました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/19/25/4dd048da904661ac1bbc51a7fbcc6019.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6e/4b/a0f25e24c9ece8157663e2ab11a3297e.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/02/44/493ff5f7281f881044b5b582d3e3d1c7.jpg)
入ってくる人達を見ていても、だいたい若者が中心だったように思います。
いわゆる平壌のインテリ層と、その卵が集うんでしょうかね。
しかしこれら施設がタダで使えるのはうらやましい。
机は形こそ昔ながらのものでしたが、工夫をこらしてあり、高さや角度を調節できるようになってます。
「これこのように」と実演する若林さん
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/17/94/d58b80633f697e0b71248f2a08f79306.jpg)
カウンターにいた案内のおばさんに「日本の本もありますよ」と何冊か見せてもらいました。
医学とかそこらへんの本だったかと。わりとあたらしいやつ。
ラノベはないようでした。
『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』とかあったら愉快ですね。北朝鮮に妹属性とか存在するのか分かりませんが。
続いて質疑応答室。
各専門の先生が、自習者の質問に直接答えてくれる、とのことです。
この日は哲学の先生がお相手して下さいました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/13/c5/f600a086edded72683c3b38e8fe93d02.jpg)
植垣さんがヘーゲルのなんちゃらかんちゃらについて質問していましたが、わたしにはとんとわけが分かりませんでした。
無念。
電子閲覧室。
若者が電子書籍で漫画を読んでおりました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/21/07/bc86fea1d5f93daef3fe4854afc5f7a5.jpg)
昔のアメコミチックな絵柄で、ちょっと読んでみたかったですね。
ここは何だったか、大会議室的な部屋です。
デケー
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/70/7b/62dbe5c99db1a4a2da893f6d0b53cec7.jpg)
もうことごとく広いんですね、あらゆる部屋が。
机もいい感じで間隔が空いてるし、無駄なものもなく。心地良いです。
だから、移動もわりとたいへんっていう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/30/14/8fa4f59f279a89ed82a3e7657af31a2f.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/04/c2/656d02ba1ab15183e06208db39da21a4.jpg)
全て見終わる頃にはみんな疲れてました。
視聴覚室ではお姉さんが待機していて、『津軽海峡冬景色』をかけてくれました。
笑ってしまったんですが、つられて笑うお姉さんかわええ・・・
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/26/b2/a98bef3935bf265e90a40312afdb7207.jpg)
他にもオンライン会議室等見せてもらえました。
最後は屋上の展望台から平壌を一望。これが圧巻でした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/15/14/f3a4b58fe928f340df13590d1a5075fa.jpg)
平壌の真ん中から見る、平壌。
目の前にそびえるのは「主体思想塔」。向かって左側に見える国旗を冠した建物は、閲兵式なんかでよく見る「金日成広場」だそうです。
右側
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/43/fd/1d73a1fd5cef3d9daebd4a69f17da4fc.jpg)
左側
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/79/4d/8b5453d41107bc03f5d7d9cad6036aa3.jpg)
住宅街とその周辺の人々。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/30/88/2aad53282fb2a8664bee68a856dbb5ee.jpg)
奥に見えるのはテレビ塔だったかと。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0d/77/d3c0129cbbf240a3d41cbd8ce91b54b2.jpg)
映像を撮りに来たものとしてはこういう画も欲しいわけで、非常にありがたかったです。
一目で平壌と分かりますよね。
曇っていたのは残念でしたが。
気になってしょうがなかったのですが、ところでこの噴水は大丈夫なんでしょうか。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/63/de/d9d34820e538ac6e570b21ea213b013d.jpg)
けっこう近くをボートがスイ~と渡っていたのですが、めちゃくちゃに高く噴水が上がっていたので、帰ってくる水でびしゃびしゃになったり、また誤って触れたりしたらボーンと吹っ飛ばされたりしないのでしょうか。
終始、ヒヤヒヤして見ておりました。
だって建物よりぜんぜん高く上がっているわけですよ。
この展望台近くには土産物屋もあり、小さな写真集や国旗Tシャツなど買いました。
しかし冷静に考えて国旗Tシャツ、国内ではちょっと着れないな・・・・けっこうかっこいいんですけどね。
缶ジュースや缶コーヒーなんかも売っていたので、ここでみんなで一休み。一服しました。
先ほども書きましたが、とにかく疲れたので。
その後間髪入れず「万寿台の丘」へ。
あの有名な金日成・金正日両主席の銅像がドーンとあります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2f/5d/629607f21a2ec0deb7c1a40a8aca3862.jpg)
奥の建物は「朝鮮革命博物館」。
印象的だったのは軍人さんはもちろん、そこらに住んでいるような普通の親子まで、花を捧げ、直立して黙祷(?)しておりました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/34/f9/e426d5b60d23263c607c581dbc131da8.jpg)
なんかブラッと来てカメラ構えてる俺なんかは不謹慎な奴に見られるのかもな、と思ってしまいました。
こうして日本では感じることの出来ない彼らの愛国心を、誰も馬鹿にはできないよな、と。感じた次第でございます。
大学習堂のガイドさんが見せてくれた、腕に自ら彫ったという刺青。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/27/cd/437120e5859d565fbd4611c083714aeb.jpg)
南北統一を願い、朝鮮半島が描かれています。
「統一は絶対」とのこと。
続く
前回まではこちら
【北朝鮮 よど号グループ取材記・1 北京】
【北朝鮮 よど号グループ取材記・2 平壌へ よど号グループとの初対面】
【北朝鮮 よど号グループ取材記・3 よど号グループ帰国問題談話・平壌観光】
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