ちくわブログ

ちくわの夜明け

波紋疾走(オーバードライブ)

2006-02-21 11:04:49 | しゅみ道
大人になってよかったと思うのは、自分の金で好きなものを好きなだけ買えるようになったことです。
フィギュア、漫画、本、DVD・・・・
高校時代からそんなことを繰り返していたため、今ではすっかりこんな立派なオタクになれました。ありがとう、ママ。


一時期に比べ、こういったグッズ等を購入するのはかなり控えめになったものの、いまだに物欲が波紋のように広がり、疾走する!てなことが年に2~3回あります。

今回、ずばりそうなってしまったのが壽屋のワンコインフィギュアシリーズ、『ロボコップ・トリロジー』です。
ちょっと買ったら「あ、これも欲しい、これも欲しい」っておこちゃま丸出しで物欲全開。ふるえるぞハート!燃え尽きるほどヒート!!って感じで店まわりまくり。最終的には電車を乗り継いでトイザらスまで行ってしまいました。もう欲しがると目の前がそれしか見えなくなるんですね~。一途だ。

特に欲しかったのが写真右のロボット、ED209。
こいつは1作目の『ロボコップ』に出てきた敵ロボットですね。不具合起こして、開発したオムニ社内部の人間を蜂の巣にしたり、階段下りられなくて足を「ちょん、ちょん」ってやって、思い切って足つけたとたんにずるっと豪快にずっこけて落ちたりと、シリアスな劇中においてひとときのナゴミを与えてくれるオチャメなドジッコ系萌えロボットです。


みなさんは好きなもの買ってますか?貯蓄なんかナンセンスですよ。もっと消費して消費して世の中にいっぱいお金を流しましょう。そしてまた汗水流して労働し、清く正しいプロレタリアート・ライフを満喫しましょう。

・・・・『ゼイリブ』みたいだ。

もうね、世の中 金→物→労働→金→物→労働→金→物→労働 の繰り返しですよ。
この呪われた輪廻から脱却を図るにはどうしたらいいのでしょうか。まじで教えて欲しい。
金が自動的にがんがん入ってきて、カワイコちゃんが俺の元に集まって、毎日「幸せ」を感じないくらい「幸せ」な生活を送るにはどうしたらよいだろうか。酒池肉林すぎてどれが誰の足でどこが彼女のオッパイやら。気付いたらパンティーが頭に乗っかってて「ホヨヨ?これ誰のツンパー?」みたいな。回りのみんなは前と同じなので、今さら媚売ってくる奴多数。「だからお前は駄目なのだ」と説教するだけしといて、あとは相手にしない。こんな偉そうな人になるにはどうしたらよいであろう。

そういうことを今日も12時間労働しながら真剣に考えており、その労働による給料はまた再びフィギュア買ったりAV借りたりの消費によって社会に還元される。


ああ、だから俺はいつまでたっても脱却できないのだ。うまく出来てるなあ。
しょうがないので脱却はあきらめてげだつする。止めるな。シークレットがニンジャロボット・オートモじゃなかったのが悲しいのです。とても。
わかるまい、この気持ち。

俺だって空、飛びてぇよ。
コメント (2)
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