田舎の倉庫

Plala Broach から移植しました。

一日一善(枚)

2012年02月07日 | 音楽三昧

このところ、LPレコードのデジタル化に明け暮れています。
例の録音機を使って、死蔵しているLPレコードを録音し、それをデジタルファイルにして、ライブラリーに収蔵するのです。

ただ、この作業は時間も手間もかかるので、CDのリッピングのように、一日10枚も20枚もというわけには行かず、一日一善?(枚)です。

それでも、連日の作業でロンドンレコードの3箱30枚もの(1975年頃キングレコード制作)の内、始めの1箱10枚が無事完了しました。

ところが、問題は音質で、レコードは数回しかトレースしていない比較的良いものなのですが、あちこちでシーパチノイズが出るし、何か潤いのない音がするのです。

そこで、何とかこれを改善したいとアナログ再生を得意とするオーデイオ店に相談したら、一度、専用のクリーナーで盤面を清掃・コーテングしてみて下さいと、あるクリーニンググッズを紹介されました。

それは、写真のようなレイカ社の湿式クリーナーで、手順書通り盤面を処理(A液で清掃後、B液でコーテング)したら、あら不思議、シーパチノイズは影を潜め、また音質もふっくらした艶やかさが戻りました。

従来、この種のクリーニンググッズがあることは知っていましたが、多分に疑い深い性格が災いして、一度も試すことがなかったのです。

今回、その効果のほどを知り、何事につけ先入観を持たず試してみるべきと反省しきりでした。