国内の男子(JGTO)、女子(LPGA)、シニア(PGA)の3ツアーによる対抗戦に初出場した渋野日向子。
鈴木愛とタッグを組み、熾烈な賞金女王争いをした二人が真赤なペアのウェアで登場、後半は石川遼らと同組でのラウンドとなり、その技術やパワーに圧倒されながらも、ライバルの鈴木愛と互いにカバーし合いながらJGTOやPGAを抑えて、見事LPGAに4年ぶり5回目の優勝をもたらしました。
試合を終え「何もできず足を引っ張ってしまった。愛さん様様です。来年こそは活躍したい。」と反省しきりのようだったが、男子やシニアたちの渋野評について、石川遼は「アイアンがすごく良かった。メジャー女王らしさを見ることができた。」と敬意を表し、シニアの谷口徹は「しっかりしたスイングで振り切れている。「"生"日向子をやっと見ることができた。」と喜び、「まだ1年目ですか。」と驚きの表情を浮かべ、多くの先輩プロたちが渋野の能力の高さを感じ取っていたようです
8番で石川遼がチップインバーディを決め、派手なガッツポーズをした場面について、「めっちゃかっこよかった!」と一瞬20歳のミーハーに、石川遼とのツーショットでは1ファンとしての表情も…去年プロテストに受かったばかりで無名だったのだから無理もなかろう。
激動のシーズンを終え、先輩ライバルや名だたる男子プロと交わり良いオフを過ごせたようで、来年の目標としている東京五輪での金メダルに向けて、まずは代表争いに全力を尽くして欲しい。