『私のエッ!?日記』(暇爺の“ボヤ記”) 

 ~平凡な日常を画像で綴る Photo diary ~

ボラ初日

2024年07月05日 10時00分37秒 | 日記

 朝3時起きで、初日と言うこともあり余裕を持って家を出たら、集合時間より50分も早く着いてしまいました。

 運営スタッフさん達は既にスタンバイされていて、「一番乗りですよ!」と拍手で迎えてくれました。

 「健康調査票&誓約書」と「個人情報取り扱い同意書」を本部に提出して、ウエア、キャップ、ID証を受け取り、早速着替えて配置に就きました。

 

  

 初日と二日目は「ボランティア本部」担当となり、プロの運営スタッフ3名とボランティア4名の計7人名で300人のボランティアを取り仕切ると言うとんでもない所に配属されました。

 これまで「札幌冬季アジア大会」や「北海道マラソン」「福祉系ボランティア」など、ある程度は経験してきましたが全く役に立ちませんでした。

 ボランテイア精神や心構えなどはこれまでみっちり仕込まれてきたのでルーティーンはある程度こなせるのですが、一番重要な突発的なトラブルやハプニングへの即応という面では全く通用しませんでした。

 ゴルフのボランティアには実に多くの役割があり、どんなに周到な準備をしていても、本番では何時何が起きるか分かりません。どんなことがあってもプレーに支障を来たしたり、ましてや試合を中断させるようなことは絶対に避けなければなりません。

 その事象が試合の進行に支障が有るのか無いのか、また大会全体の運営への影響はどうなのか、ましてや主催企業のイメージダウンに繋がってはジ・エンドです。

 トラブルやハプニングは単発とは限りません。連続して発生したり複合的に起きることもあり、そんな時は一方の対処を済ませてから他方の対策をという余裕はなく、瞬時に同時並行的に対応策を講じなければならないことが多いのです。そんなプロのスタッフ達の姿を目の当たりにして「この人達って本当に凄いな!」。ゴルフの大会がボランティアなしでは成り立たないことを改めて確信した次第です。 

 普段はテレビの画面越しに女子プロの華麗な技を楽しんでいるだけでしたが、裏方には大変なご苦労があって大会が成り立っていることを改めて知り、今後ゴルフ番組の見方が変わるような気がしました。

 

初日の予定表には分刻みのボランティアスケジュールがぎっしり

 

 午前中はバタバタとあっという間に過ぎましたが、午後のボランティアが配置に就いた後は一瞬の静けさが本部に漂いました。

 そんな時『手隙の方は観戦に行ってもいいですよ!』『必ずウェアとキャップとID証を外してください』『一時間以内には戻って来て下さい!』とのご褒美。

 平日にもかかわらず、1400人を超える大ギャラリーが詰めかける中、大注目の道産娘トリオのパーティーが期待を裏切らない競演を見せてくれました。

 

 

  北広島市出身でディフェンディングチャンピオンの小祝さくら、苫小牧市出身でホステスプロの菊地絵理香、札幌市出身でルーキーの政田夢乃が同組で回ってきました。

 昨年大会で地元初優勝を果たした小祝さくらは、7バーディー2ボギーの67で首位と2打差の4位タイで、連覇に向けて良い位置で初日を終え明日以降がますます楽しみになってきました。


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