「なでしこジャパン」が準々決勝で敗退、15年カナダ大会以来2大会ぶりとなる準決勝進出は果たせませんでした。
サッカーの女子ワールドカップ準々決勝で「なでしこジャパン」はスウェーデンと対戦、決勝トーナメン1回戦で米国を倒した強豪スウェーデンに1―2で敗れ、快進撃を続けてきた大会5戦目の初黒星で無念の敗退となりました。
事実上の決勝戦と呼ばれた一戦も、開始から球際で勝てず後手に回り、ほぼ何もさせてもらえないままの2失点でしたが、後半は11本のシュートを浴びせ1点をもぎ取った戦いぶりはアッパレでした。
終了のホイッスルがピッチに響くと、なでしこイレブンはピッチに崩れ落ち涙を流しました。
試合後、スウェーデン代表DFが泣き崩れる浜野に声を掛け優しく抱擁、互いの健闘を称え合う姿に世界中から称賛の声が寄せられています。これだからスポーツはいいのです。
スウェーデン紙も、浜野に声を掛けた場面について「彼女にはこれからも“大きな大会”がたくさん待っていると伝えました。彼女自身がこの場所に立てたことをプラスの経験にして前に進んでほしいと…」と話したと報道。2人の交流が反響を呼んでいると伝えたそうです。
快進撃を続けてきた大会5戦目の初黒星でベスト8での敗退となりましたが、胸を張って帰ってきて間もなく始まる来年のパリ五輪予選に向けて頑張って欲しいものです。