『私のエッ!?日記』(暇爺の“ボヤ記”) 

 ~平凡な日常を画像で綴る Photo diary ~

十六夜

2021年10月22日 11時10分45秒 | 日記
 夜中、月明かりに目が覚め、あまりの美しさにしばし見とれてしまいました。
 この時期、空気が澄んでいるせいか、月や星が本当に美しく輝いて見えます。

 真ん丸に見えますが月齢カレンダーでは十六夜です。

 昔の人は、月の出が十五夜より1時間ほど遅くなるのを、「奥ゆかしく出てくる」と見立てて風流に「いざよい」と呼びました。



2021.10.22  2:15  天体望遠鏡 20mm(40倍)




 『十六夜日記』は藤原為家の側室・阿仏尼によって記された紀行文ですが、記録が10月16日に始まっていることに由来してこの名が付けられたそうです。

 『いさよふ月に さそはれ いで何とぞ 思ひなりぬる』(阿仏尼)
  




 風流とは程遠い自分の場合は、ススキノの居酒屋を思い出します。

 下世話な話題で恐縮ですが、大人の酌交場「十六夜 夢蔵」のことです。

 飲食店の営業自粛が解禁され、さぞ賑わっていることだろうと、あの「殻付き生牡蠣・うに・いくら載せ」(別名:痛風盛り)を思い浮かべながら、「行っちゃおうか?」「いや、まだガマン!」等と自問自答しているうちに夜が明けてしまいました。





 厳選された道産の魚介類は絶品で、コスパ的には高めですが雰囲気も良く、記念日など大切な人と行くには持って来いのお店です。

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