ごじゃ満開

いすみ市内外の隠れた情報と
ちょっとしたエッセイ。

房総名物

2010-12-21 18:05:03 | Weblog
最近、
俺の稼業のスタイルが
変わりつつあるような、
なんだか変な感じ。

何屋なんだか、
さっぱりわからん。

同級生Tの弟、
S君が勤める
近隣の某水産会社が
この度、
“伊勢海老カレー”
なるものを企画・販売。

水産会社だけに
当然、
ルートはたくさん
持っている。

しかし、
是非、
いすみエリアでの
販売を開拓したい、
とのこと。

っで、
大原出身のS君が
いすみエリアの
営業担当に。

ノウハウがイマイチ、
っつうことで
S君から俺に
相談の電話がきた。

(なんで俺?)

と思ったが、
協力できることは
しようと、
まず、
商工会にアポ。

いすみ市商工会館へ行き
敏腕経営指導員N氏に
相談を乞うた。

試食もさせてもらったが
味は俺基準で合格。

伊勢海老の茹で汁を
そのまま使った、
殻つき半身入った
サラッと系カレー。

カレーライス
ばかりでなく、
料理のアレンジが
かなり出来そうだ。

魚介系カレー鍋で
〆に
“うどん”や“おじや”
なんかいいね。

ま、
それはそれとして、
いろいろ話した末、
結局は、
せっせと足を運んで
プレゼンする、
という結果。

まずは、
産地直売所あたりから。

だが、
単に
現物を持ってプレゼン、
ってわけにもいかない。

ザッと説明しやすい
ポップやチラシを作り、
口上を述べたほうが
ベター。

(俺)「印刷屋さんに頼めば?」
(S)「実際、20枚くらいあればいいんですけど」
(俺)「あ、そう」
(S)「まめっぱさん、作ってくれません?」
(俺)「べつにいいけど・・・」
(S)「いくらでやってくれます?」
(俺)「ん~・・・」

たかだか
“紙っぺら”
と思い、
結局無料奉仕。


実際、
俺の“頭脳”は
いくらなんだろう?

“頭脳”が
“紙っぺら”
かもしんない・・・



近々に
一般発売される予定。

お試しあれ。

秋田名物

2010-12-20 07:25:48 | Weblog
秋田の親戚から
冬の味覚
“ハタハタ”が届いた。



「こりゃぁ~も~、しょっつる鍋だっぺや!」

“しょっつる鍋”とは、
魚醤(魚から作った醤油)
を用いた鍋のこと。

秋田の料理屋では主に
このハタハタが使われる。

きりたんぽ鍋の場合は
基本的に比内鶏と醤油。

っつうことで、
鍋の食材を
近所の大手スーパーへ
買出し。

「えぇ~っとぉ、白菜ぃ、ねぎぃ、ほうれん草ぉ、きのこぉ、しらたきぃ、・・・、しょっつるぅ~、う、しょっつるが無い!」

この辺じゃぁ
魚醤なんて
当たり前のように
使わない。

ちょいと考えて、

「お、ナンプラーだ!」

醤油コーナーから
調味料コーナーへ。

「あった!」

ナンプラーは
タイ料理などで
頻繁に使われる、
これも“魚醤”。

“トムヤムクン”
なんかが有名。

「おし、大丈夫」



家に戻り、
鍋の仕度。

「今日の晩メシは、おっがこせる!」

ちょいと
ハリキッテみる。

《しょっつる鍋》
【材料】
・ハタハタ
 ………数匹
・好みの非動物系食材
 ………それなりの量
・魚醤(ナンプラー代用可)
・昆布
・鰹だし(粉末可)
・日本酒
・塩
・愛情

【作り方】
①ハタハタをサッと水洗い。洗いすぎに注意!

②土鍋に水を適量入れ、出汁用の昆布を敷き火にかける。

③野菜を適度な大きさに切る。

④鍋のお湯から少し泡が出始めたら、昆布を取り出す。
 ※これ以上煮てしまうとエグくなるので注意。

⑤鰹だし(粉末でよい)と日本酒(もったいないと思わない)を適量投入し、沸騰寸前に火の通りにくい野菜から鍋に入れる。

⑥別の鍋に熱湯を用意し、洗ったハタハタをサッとくぐらせ、身を締める。このとき、余計に熱湯に通すとハタハタのお腹からブリコ(卵)がでてくるが、いちいちビックリしなくてよい。

⑦土鍋の火を弱火~中火にし、ぐつぐついかないようにしてから他の野菜を入れる。

⑧ハタハタを土鍋に投入。身が軟い魚なので、そぉ~っと入れる。

⑨ナンプラーを入れる。クセの強い調味料なので味見をしながら少しずつ入れる。概ねカレースプーン4杯。

⑩仕上げに塩をひとつまみ、味を調え、ぐつぐつ煮立たせず、しばし待つ。

⑪出汁をおっかに味見してもう。

⑫(お)「へぇ~、うまいじゃん」

完成。

※食材全部投入直後撮影

この魚独特の
“ちゅるっ”
とした食感と
ブリコのチュルプチ感が
たまらんっ!

魚醤、
ハタハタでなくても
魚介系の鍋には
バッチグー。

お試しあれ。

取材

2010-12-19 16:03:21 | 例大祭
午後イチ、
北日在
玉前神社の若衆が
大原小学校に参集。

フジテレビ
『とくダネ!』
年末特番の取材だ。

今年の異常気象を
再検証しようと、
好感度No.1気象予報士
天達さんが切る。

っで、
その天達さんが来て
若衆にインタビュー。
(写真)

祭り落雷事故について
当時の状況を振り返る。

写真の赤いヒモを
御輿の守棒に見立て、
現場を再現。

放送は
12月30日(木)朝7:00~

どんな放映になるか
楽しみです。

たかだか生6杯

2010-12-18 22:39:04 | Weblog
今夜は
幼なじみ3人で
一杯会。

べつに、
この時期だからって
忘年会なんて
テーマなんかは
無い。

呑みながらも
なにげに実のある話し。

とはいえ、
競馬談義2%、
祭り談義98%。

ま、
毎度のこと。

他人にとやかく
言われる筋合いもなく
他人に説明するような
こともないので、
内容は割愛します。

っでも、
いい酒でした。

明日は
朝から出ずっぱり。

午後から
お台場の某テレビ局の
取材もある。

“いい感じ”なので
もう寝ます。

グロッキー………

B級 朝日杯フューチュリティステークス(GI)

2010-12-17 18:39:14 | 復活!B級競馬
運転免許証の
更新のため、
大原文化センターへ
“違反者講習”
に行ってきた。

東北訛りの抜けない
スラリとした初老の教官が
パワーポイントを使って
流暢に講義してた。

っが、
「そこは大事だろ!」
ってとこを
ばっさばっさととばし、

(教)「あとは帰ってから教本見てください」

って。

っだもん、
事業仕分けで
ひっかからぁな。

さて、
ばっさばっさと
はずしてきた
秋のGIシリーズも
残すところ
あと2戦。

サンタは俺に微笑むか!?

12月19日(日)
5回中山6日
第62回
朝日杯フューチュリティステークス(GI)
芝1600m 右回り

ディープインパクトの
初年度産駒牡馬2頭が
GIの舞台に
初お目見え。

人気にゃなるでしょ。

とはいえ、
中山直線の
キツ~イ上り坂を
克服できる
タフな奴でないと
だめ。

ま~ず、
芝1600m以上の
オープン・重賞で
連対アリが必須条件。

③マイネルラクリマ
⑧リフトザウイングス
⑨ロビンフット
⑩サダムパテック
⑬エーシンブラン
⑮アドマイヤサガス

おや、
ディープ産駒が
残念ながら
選出なし。

②リベルタス
2歳500万条件
1600・1800mの連対あるも
時計的に平凡。

どちらかといえば
⑤リアルインパクト
新馬・重賞と
1400mを連対。
上がりタイムがいい。
距離延長も問題なしか。
しかし、
鞍上は
日本競馬初騎乗、
アイルランド出身の
フランシス・ベリー騎手。

日本の競馬に
合うかわからん。

なにせ2歳。
完成度重視。

今回は
持ち時計を軸にチョイス。

◎⑮アドマイヤサガス
外枠が気になるが
先週の阪神JFで
破格の完勝をした
レーヴディソールに
前走デイリー杯(GII)で
11/4馬身許したものの
1.33.8の好タイムで2着。

○⑧リフトザウイングス
2005年有馬記念で
ディープを破った
ハーツクライの産駒。
輸送経験済みも強み。

以下、

安定感はあろう
▲⑩サダムパテック

位置取りよければ
△⑨ロビンフット

先天的能力で一応・・・
※⑤リアルインパクト

要注意、
唯一、中山コース経験アリ
2戦2勝
☆⑯タツミリュウ



ま、
ご参考まで・・・

いらいら2

2010-12-16 12:56:27 | Weblog
朝8時、
大原保健センター。

受付開始時間は
8時30分。

…にもかかわらず、
やはり
とっしょりどもは
早い。

すでに
50人超えの行列。

「っち・・・」

その中には
俺と同世代の人間は
皆無に等しい。

一応、
行列最後尾につく。

俺の5、6人前の爺様が
「こんな検査、80(歳)過ぎたら、はぁいっぺぇ」

自身、
79歳だという。

健康優良爺の
ひまつぶしには
もってこいだろう。



受付と問診を済ませ
さらに
順番待ちの列に並ぶ。

保健センターの玄関は
開けっ放しなので
寒い。

とっしょりには
かわいそう。



俺の順番が来た。

検査車輌に乗り込み
上着を脱いで
またしばらく待つ。

ここも寒い。

検診を終えた爺様が
上着を着ながら
係の男性に、

(爺)「夏んやりゃぁいいのん、ランニング(シャツ)1枚で待ってられっでんよぉっ!」
(俺)「(同感!)」
(係)「スミマセン、自治体の都合なんで・・・」



奥の係の女性から呼ばれ
胃の中で
発泡する顆粒を渡され
口に含み
少量のバリウムも含む。

口の中で
顆粒を溶かし、
一気にゴクリッ。

(胃)「ぼわわっ」
(俺)「(ふんーっ!)」
(係)「少しガマンしてくださいねぇ~」

俺の目の前の
扉の向こうでは
爺様が台の上で
“宇宙遊泳”。

(係)「どーゆーことやるか、今やってる人を見といてくださいねぇ~」

診察を受けてる爺様、
・ハゲ
・老眼鏡
・長袖下着
・ステテコ
・右と言われて左向く

(俺)「・・・・・」


“どーゆーことやるか”
よりも、
“こーなっちゃうのか”
と、
別の不安に駆られる。

さっきまでの
イライラ感は
“鬱”に変わった。

いらいら

2010-12-16 07:17:16 | Weblog
今日はこれから
胃がん・大腸がん
集団検診の日。


夕べ7時ころの
夕食から
なにも口にしておらず
若干
気が立っている。

受診の注意事項には、

『前日の夕食は、消化のよいものを午後9時頃までに終わらせてください』

っで
その夕食、
おっかが
余計な気ぃきかして
俺だけ
“おかゆ”。

「病人かっ!」

もう、
そっから
いらいら。

こんな
“ストレス満タン”
の状態じゃ、
胃がねじれて
バリウムも入らん。



・・・腹減った。

ジジィやババァ
ばっかりだろから
早めに行って
終わらせてこよう。

きらり

2010-12-15 16:32:26 | Weblog
午前中、
一宮にて打合せ。

この界隈じゃ
だいぶ名の知れた
設備会社の社長さん。

と言っても
お爺ちゃん。

社長のご自宅へ
お伺いした。

リビングの
ガラスケースには
小さな仏像がズラリ。

社長の手彫りだと。

趣味で
仏像を彫っていたが、
最近は
手が不自由になり
できないとのこと。

それにしても、
非常に
バランスがいい。

材料も
目の詰まった
桧の正目。

趣味の範疇を
超えている。

道具の手入れも
欠かさない。

鑿(のみ)
を見せてもらった。

小学生が使う
彫刻刀より柄の長い
細い鑿。

鑿の首には
ちゃんと銘の入った
立派な物。

刃を見ると
“キラッ☆”っと
ピッカピカ。

俺の目が
刃に映った。

マジで。

社長は俺を見て、

(社)「さすが、好きそうだね」
(俺)「はい、あ、スミマセン、お仕事のお話しを・・・」



俺も仕事柄、
木彫もやる。

ウチの鑿は
生前、
大工だった
叔父の形見。

3種の砥石を用いて
それなりに
手入れしてはいるが、
あんなには光ってない。

その辺の大工さんも
おそらくそうだろう。

(社)「仕事するにはまず、道具を知ることと、大事にすることだよ」

俺も職人の端くれ、
わかってはいるが、
改めて痛感させられた。



『恐れ入谷の鬼子母神』
である。