ごじゃ満開

いすみ市内外の隠れた情報と
ちょっとしたエッセイ。

ないないない

2010-09-30 17:26:31 | 祭唄&都々逸

お金貯まらず
 ストレス溜まる
ほんに恨めし
  水たまり
(まめっぱ作)



「自然には逆らえない」

っつうのは
つくづく痛感。

嵐でも
祭りはやるが
仕事は別。

雨つづきで
困んね、まったく。

現場完了できないから
請求書も出せない。

困った月末だ。



明日から10月。

神無月。

神様みんな、
出雲大社へ
出張中。

地元にいない。

自分の身は
自分で守らねば。

がんばれ、
神無月生まれ
大厄の俺。

RISE

2010-09-29 19:19:01 | Weblog
たばこ。



俺は吸う。



だいたい
30本/日



呑みに行くと
40本/晩



明後日から
中途半端な
大幅値上げ。



「この際だから禁煙すっか」



…んなこた
そわね。



「禁煙しない!」
っつう、
意志の強さを
固持。









“節煙”すっか・・・

千葉国体2010+

2010-09-28 16:33:11 | Weblog
大原グラウンド。

国体ホッケー競技
(少年男子・女子)
開催に向け、
荒天の中
着々と会場設営が
繰り広げられている。

グラウンドへ
降りてみると

「こんなんひれったっけか(こんなに広かったかしら)!?」

って感じる。

特設スタンドも設置。
“それっぽく”って
いいやね。

周辺には
市内の小中学生が
思いを込めて描いた
応援メッセージの
幟旗。

っが、
設置して間もなく
雨・雨・台風・晴れて雨。

ぐだぐだ。

だけど、
さりげなく華やか。

大会初日
9月30日(木)
10:30~11:45
第一試合
千葉県代表が出場!

メンバー全員、
大原高校の生徒!

イケメンFW
“ヨウヘイ”
にも注目!

相手は富山県代表。

強豪だというが、
ホームの利を活かして
初戦突破を狙いたい。

がんばれ千葉代表!

放送中止

2010-09-28 12:53:17 | Weblog
【大原はだか祭り放送中止のご案内】
10月3日(日)よる7時から放送を予定していた「大原はだか祭り」ですが、都合により放送を中止することを決定いたしました。
(千葉テレビHPより抜粋)

とな。

そりゃそうだろな。

無難な選択だと思う。



ところで、
千葉テレビで
過去に放送された
“大原はだか祭り”
全部録画してる人って
いるんかして?

きりかえっ!

2010-09-27 14:13:57 | Weblog
普段と変わらぬ
日常生活が再開。



昨日は
中途半端な筋肉痛と
持病の腰痛を押して
目一杯仕事してた。

国体の馬術競技に
関する物件で、
開会直前に決定。

超大急ぎ。

(馬)「なんとか26日の4時まで納品してっ!」

会場となる興津の
ブルーベリーヒル。

やしやしやって
完成品を積み
トラックを飛ばす。

松部あたりから道中、
なんだか
物々しい雰囲気。

道路沿いに
オマワリが
たくさん立ってる。

「?」

かと思えば
小さな日の丸を持った
小市民群。

「そっか、天皇陛下が来られるんだ」

じきに
交通規制がしかれる。

「急がねば!」

なんとか間に合わす。

納品後、
国道へ出ると
交通規制は
とっくに解除されてた。

(ほ・・・)



ウチへ帰ったら
「おかえりぃ~!」
とセガレとおっかが
お出迎え。

安堵。

テレビで
“サザエさん”
がやってた。

「今日は日曜か?」

いつものことだが、
マチ後は
曜日感覚がない。

っが、
それ以上に
いつもと違う
マチの余韻が残る。

雨天続きで
乾かぬエアジョグが
思い出させる。

友情

2010-09-25 15:14:22 | 例大祭
夕方6時半頃帰宅。

シャワーを浴び
気分転換に一杯。

そう、
今年の祭典中は
一滴も呑んでない。

木戸泉“祭りver.”

自分に「おつかれ!」



っと、
俺の携帯に着信。

誰かと思えば
魚屋のS村先輩。

お互い、
あ~だったこ~だったと
話しは尽きなかったが、
一言、
(俺)「また来年も、神輿併せてもらえますかね」
(S)「あたんめだんよぉ、こっちもそう思ってるよ、こっでお互い絆が深まれば、なおいっぺよ」
(俺)「ありがとうございます、いろいろお世話になりました!」
(S)「こんだ、あらためて(一杯)やっべよ」

正直、
嬉しかった。



怪我人はでたが、
前向きに考えれば
死者が出なかったのは
神様が身を挺して
守ってくれたから
だと思う。

もしこれが
“汐ふみ”の
最中だったらと思うと…



幸いにも
俺もセガレも無傷。

だが、
セガレは若干ショック状態。

癒えるまで
少しかかりそうだ。

トラウマにならねばいいが。

大人が
子供達の
メンタル面の
アフターケアを
せねばならん。

と、同時に、
いま入院してる人の
早期回復を願います。



来年こそは
いいマチんすっべよ!

事情

2010-09-25 14:54:03 | 例大祭
翌朝。



祭典役員と若衆が
神社へ集まり、
境内の片付け作業。

夕べは暗くて
わかりにくかったが
神輿のいたるところに
雷が通電した痕跡が
見つかった。

溶けた金属部分や
変色した屋根の漆。

ほかにも
提灯の破損や
守棒のヒビ。

あらためて落胆。



午前11時過ぎ、
千葉県警の
職員7名が
玉前神社に来た。

実況見分だという。

氏子意外が
土足で社に入るのは
遺憾だが、
氏子総代が
許可したのだから
仕方ない。



その後、
氏子総代らは
いすみ警察署へ行き
事情聴取。

その間、
片付け作業を続行。



大半が片付いたところで
若衆は解散。

役員だけ残り、
残務整理。

っと、そこへ、
またテレビ局。

こんどは某国営。

先輩が
夕べと同じように
お断りした。

その後、
氏子総代が
警察署から帰ってきた。

某国営を連れて。

(総)「なんで勝手に取材を断るんだ!全国の国民に真実を伝えるべきだろ!」
(役)「・・・・・」
(総)「警察の調べでは、金属のポールの高張に雷が落ちたって言ってる人が多数いたってことだ」
(役)「???」
(総)「うち(玉前神社)のは“竹”だと説明した、だから真実を報道してもらわなければならない!」

総代が言うのだから
仕方ないが
こっちの事情と心情も
わかってほしい。

っで、
夕方6時過ぎの
ニュースで出た映像が
このときの。

悲しかった。

現状

2010-09-25 14:51:49 | 例大祭
お宮に辿りつく。

神輿は舞うことはなく、
静かに速やかに
鳥居をくぐる。

神輿をばらし、
社へ納める。

(くやしい・・・誰も悪くないのに・・・)

憎悪と倦怠感が混ざった
なんとも言えない感覚。

でも、
ぼけっとしてらんない。

冷たい雨で
冷え切った氏子を
カップラーメンで
ねぎらう。

一息ついて
祭典長からのお言葉。

(祭)「み、みなさん、本当にお疲れ様でした、ざ、残念なことに、か、雷で・・・」

祭典長の涙を
誰もが確認した。

そのあと
区長・氏子総代の
お言葉をいただき、
役員を残し、
氏子は解散。



しばらくして、
いかにもらしい
テレビ局の車が到着。

小さなデジタルムービーを
片手にした男が一人
車から出てきた。

(TV)「T○Sですけど、インタビューに答えて・・・」
(俺)「すんませんよ、いま、みんなナーバスなんで、遠慮させてください」
(TV)「そうですか、じゃあ、落雷受けた神輿を撮影させてください」
(俺)「だめ、神様、いま怪我してんだ、少し静かにさせてくんな、わりぃね」
(TV)「そうですか、わかりました」

その後も
2社ほど来たが
同様にお断りした。

なぜか?

テレビ局の無神経さにも
腹立たしいが、
それよりも、
勝手なことを言えない
非常事態だったから。

現実はあっても
真実がわからないから。

どういうことかというと
被害を受けた当事者達、
「玉前の高張に落ちた」
「大原八幡様の高張に落ちた」
「玉前の鳳凰に落ちた」
「大原八幡様のおつむり(神輿頭頂部の宝珠)に落ちて玉前の神輿に移った」
などと、
各々が言っていることが
バラバラだから。

しかも、
負傷者は
その瞬間の記憶が
無い、または曖昧。

俺もすぐそばで
神輿二基全体を
見ていたが、
稲妻そのものが
見えなかった。

いま考えれば、
間近にいた人は
見えたと言うのだから、
おそらく、
0.1㎜ほどの稲妻が
電子レンジのように
雨に濡れた神輿全体に
降りかかったのだろうと
推測できる。

どっちの神輿に
落ちたかなんて
どうでもいい。

そのときは、
負傷者が早く
回復することを
願うばかりだった。

っと、そこへ、
負傷した人が
帰ってきた。

話しを聞くと
病院で点滴受けて
薬もらって
帰ってきたとのこと。

ほかの負傷者も
1~2日で次々と
退院できるという。

重傷者はいるものの
重体ではない。

意識もしっかりしてる。

一安心だ。

温情②

2010-09-25 14:47:02 | 例大祭
ほらやっさ
ふりゃぁっさ
ほらやっさ
ふりゃぁっさ…

大原八幡神社の
神輿を前に
その後をついて行く。

若干、
掛け声のトーンは低いが
それでも力強く
赤と黄色のハチマキが
神輿を運ぶ。

見物客の多くが
悲壮感漂う眼差しで
我々を見る。



木戸泉前到着。

神輿を肩に入れて(乗せて)
互いの神輿を併せ
“ねぎらい”の挨拶。

「すんませんでしたよぉ」
「気ぃつけてくんなよぉ」



少し増えた氏子で
神輿をファミマまで運ぶ。

ファミマ到着。



玉前神社氏子の
ご意見番が、
(番)「大山神社もけぇるってかっよ、ダット使わずん、一緒んけっべよ」
(氏)「・・・行くか?行けっか?」
(番)「行けっとこまで行くべよ、おいねっばそこでダット使うべよ」
(俺)「じゃ、提灯ぼっこれちって足んねぇから、大山さんので少し、足元照らしてくんねぇかね」
(大)「おぉよ、っじゃ行っべ」

「たかれよ~!行くどぉ~!」

ほらやっさ!ふりゃぁやっさ!



途中、
一度休憩しながらも、
ダットは使わずに
南北日在の境まで来た。

そこで併せ、
神輿を天にさし、
別れ唄。

神輿を肩に入れ
「ありがとう」
「すんませんよぉ」

神輿が別れる。

そこからお宮まで
もう少し。

温情①

2010-09-25 14:45:28 | 例大祭
次々と救急車が到着、
負傷者を搬送。

(みんな無事に戻ってきてくれればいいが・・・)



玉前神社側負傷者、
大人・中学生・小学生
合わせて18名。

救急車に
付き添いで乗り込んだ
大人の氏子もいたから
ただでさえ少ない人数が
更に
少なくなってしまった。

土砂降りの雨の中、
落されたままの
二基の神輿。

担ぎ手、
正味約15名。

(こっじゃ動けねぇ…どぉすっか…)

っとそこへ、
大原八幡神社の氏子が
(八)「玉前さん!こぉじゃあんにしてもおいねぇからよぉ、おらほへ寄ってってくんなよ!おらほはまだ人数いっからよ、手ぇ貸すからぁ!えぇ!やっども、玉前さんの神輿んついてやってくんなよ!」
(俺)「助かります!ありがとうございます!」

お言葉に甘えて
すぐ近くにある
大原八幡神社へ
寄らせてもらい、
軒先を貸してもらった。

おまけに
飲み物まで。

ありがたい。

そこで、
(俺)「祭典長、いまいる役員集めましょ」
(祭)「うん」
(俺)「えぇ!わけぇ~もんがしら(若頭)、ちっと来てくんなよっ!」

臨時会議。

もう、
玉前神社の祭りは
出来ない。

即座に
『中止』
と決定。

搬送された病院、
怪我の具合などを
連絡しあい把握。

さて、
どうやって
神輿を持ち帰るか。

「ダット※持ってくべぇ」
「どうやって持ってくる?」
「○○さんのトラックで…」
「○○さんは、(酒)呑んじってるおぉ」
「じゃ、おっが行くお」
「ったって、こんまで車はいれねっぺ」

※ダット:
 神輿専用の台車

俺の携帯に
多数の“着信あり”。

またかかってきて
電話に出たが、
電話の相手は
テレビのニュースを
見たという。

俺の安否を
気遣っての電話らしいが
「いまバタバタしてっから、あとでまた連絡するお!俺は大丈夫だお!」
と電話を切る。



そこへまた、
大原八幡神社の氏子が
(八)「木戸(泉)まで送るお」
(俺)「へ?」
(八)「俺らもなぁ、今年ゃ中止んしたかっよ、こっで神輿ばらしちゃうかっよ、あんにしてもそっちは人が足んねんだかぁ、俺らで手ぇ貸すかっよ」
(俺)「え?いんすか?」
(祭)「あ、じゃぁ、ファミマまでダット持ってきてもらおう」
(八)「えぇ!そーゆーことだかん、いくどぉっ!」