ごじゃ満開

いすみ市内外の隠れた情報と
ちょっとしたエッセイ。

復興!天皇賞(春)(GI)

2011-04-30 10:06:04 | 復活!B級競馬
世間はGW。

俺も
少しは仕事休むか。

いや、
なんちゃって神輿の
仕上げにかからねば。

いま、
彫物やってる。

欅は高価で
堅く彫りづらい。

よって、
ウチにあった
ラワンの木っ端を使う。

下書きなどせずに
思ったままを
鑿に任せる。

っが、
これがまた難儀。

ラワンは
目が粗いので、
時折り
“パキッ”と
割れる。

それに挫けず
臨機応変にアレンジ。

所詮
“なんちゃって”だが、
気持ちは込める。

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

さて、競馬。

春の最強馬決定戦。

5月1日(日)
3回京都4日 11R
第143回天皇賞(春)(GI)
芝3200m 右回り

気持ちを込めた予想。

最強世代と謳われる
4歳勢。

近走をみると
確かに優勢だ。

っが、
今回は
斤量58kgでの競馬。

4歳勢は経験が浅い。

この斤量以上での
実績がなければアウト。

人気はやはり
前走が日経賞組。

④ローズキングダム
⑥ペルーサ
⑨トゥザグローリー

あとは産経大阪杯の

⑮エイシンフラッシュ

順当だろう。

フランスで
GIを2つ勝っている
⑤ジェントゥー

出走全て芝状態が
重か稍重。

京都の天気は
心配なさそう。

良馬場で
しかも
日本の固い馬場で
どうだか?

もし、
以上の人気馬に
割って入るとしたら
この1頭。

③ナムラクレセント

決して苦手ではない
京都コース。

先団につければ
上位をうかがえる。

逃げ馬不在。

まんまと逃げて
ソコソコ粘るか?

ま、
いずれにせよ
今年の4歳勢は
強い。

堅い決着となりそう。

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

やっぱ、
休んでらんない。

手堅く仕事しよう。

存在価値

2011-04-28 17:26:40 | Weblog
フクシマの事故以降、
原子力発電所について
世界中で是か非か
様々な意見が
飛び交っている。

推進派は、
・電気の安定供給
・少温室効果ガス排出
・低ランニングコスト
などを主張。

反対派は、
事故の危険性は勿論、
使用済み核燃料の
最終処分方法が
確立されてないまま
稼動させていることに
不満を募らせている。

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

いそっぴ生後80日。

3ヶ月目前、
我が家では
“歩行器”
の使用について
是か非か対立している。

おっかは
“推進派”。

専業主婦として
少しでも手が空くのが
助かるという。

俺は
“反対派”。

俺が赤ん坊の頃、
歩行器を操縦中に
親が目を離した隙に
縁側から落ちて
大怪我したという。

41歳の春を迎えた今でも
額には
その時の傷跡が残る。

たかっぱも
俺と同じように
やったらしく、
俺と同じように
額に傷跡が残る。

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

少しのミスが
大事故につながると
明らかに
わかっているにも
かかわらず、

「ちゃんとしてれば安全だから」

と稼動させている。

メーカー側は
たいした改良もしない。

「ここまでやったんだ、あとは使う側が注意するだけ」

と、
開き直りとしか
思えない構造。

そういう体質こそ
改良せねばなるまい。

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

ただ漠然と、

「あれば便利」
「楽だから使うべき」

という考え方は
どうなんだろう。

その存在自体が
ナンセンスなことが
たくさんあると思う。

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

歩行器、
おっかの圧力に負けて
容認してしまうだろう。

いつも劣勢。

そんなことは
最初からわかってる。

俺のやってることも
ナンセンスである。

私的シリーズ【あの○○は、今…】②

2011-04-27 15:19:48 | あの○○は、今…
“鋼鉄ジーグ”
が欲しかった。

小学生当時、
『超合金』
なるものが
世に出回っていた。

小生、
少なからずも
親にねだって
買ってもらった。

だが、

●マシンハヤブサ
⇒『ガンテツ』

●ガッチャマン
⇒甚平の『4号』

●ミクロマン
⇒意味わからず『女』。

なぜか
主役級を
買ってくれない。

都度、

(俺)「なんでコレ?」
(母)「なんでもいいでしょ!」

話しが終わる。



ある日、
友達Kの家に行ったら
『鋼鉄ジーグ』
の超合金があった。

Kは得意気に
各部位をぺちぺちと
ハメたり外したり。

オプションパーツも
充実。

羨ましかった。



家に帰るなり、

(俺)「鋼鉄ジーグの欲しい!」
(母)「そんなお金ありません!」

話しは終わる。



数日後、
再びKの家へ。

すると、
Kは必死な形相で
部屋中をバタバタ。

(俺)「なにしたの?」
(K)「“もも”が片方ない!」

鋼鉄ジーグの
片足の腿の部位を
なくしたらしい。

(俺)「(なくなっちゃうんだ…)」

(K)「っう、ぅ・・・」

(俺)「(泣いちゃうんだ…)」

遊ばずに
そぉっと帰宅。

たぶん、
自分も同じ状況に
なるにちがいないと
悟った。

もう、
超合金全般を
欲しいなどと
思わなくなった。

ひとつ大人になった
気がした。



友達K。

低学年のうちに
引っ越してしまった。

何処へ引っ越したか
わからない。

“もも”の行方も。

雑草じゃないけど雑草魂

2011-04-27 06:20:42 | Weblog
太東。

和泉交差点を東側へ。

ドン詰まりは太平洋。

ご存知の方も
少なくないと思うが
太東灯台下南側には
『太東海浜植物群落』
というエリアがある。

ココは、
日本で初めて
国指定天然記念物に
登録されたという
貴重な“自然保護区”。

ココに小さな看板を
立ててほしいと
いすみ市から依頼。

行ってきた。



海抜約5m。
海岸線ギリギリの所。



偽木の手摺で囲われた
植物群落。



こういったエリアに
足を踏み入れて、
しかも、
コンクリートまで
埋け込むなんてのは
ちょっと心苦しいが
躊躇などしてられない。

チャチャと仕事。

っで、
写真奥に
大きな物が
横たわってるのが
おわかりだろうか。

“ぬりかべ”
が寝てるようにも
見えるが、
実はこれ、
天然記念物に指定された
当時の石碑なのだ。



なんで倒れてるのか。

俺も知らなかったが
原因は先月の“津波”。

海抜5mを越えて
押し寄せたのだ。

ガードレールを壊し、
偽木を折り倒し、
w2400×h1200の
大きな石板が
いとも簡単に倒され、
基礎部分から
押し流されてる。

振り返って
海を見て想像したら
恐ろしくなった。

ソコソコの台風くらいでは
ヘッチャラなこの看板も、
さすがにその津波では…

津波によって
防波堤の砕石までが
エリアを荒らしてる。

教育委員会曰く、
数種の植物が
滅してしまったかもと
心配な情報。

だが、
そんな中でも
芽を出した植物。



軟い砂地にも
しっかり根をはり、
自然の驚異に
屈しない強さ。

けなげな中にも
したたかさがある。

感服である。



みなさんも
ココを訪れて
英気を養ってください。

ただし、
地震が起きたら
すぐに逃げてください。

貰ったも同然

2011-04-25 18:03:34 | Weblog
日曜の朝。

叔父のとこへ
竹ン子掘りに
行ってきた。

ずいぶん昔に一度、
大多喜のタケノコ狩りで
収穫した経験はあった。

手入れの行き届いた
タケノコ農園。

見つけるのも
掘り出すのも
比較的容易。

だが今回は
自然の山。

20年ほど前から
「男は七分!」
と愛用している
(めったに着ないが)
寅壱のニッカに着替え
気合いを入れる。

入山前、

(叔)「見っけられっかぁ~?」
(俺)「どーでしょ」
(叔)「ってか、そへあっでん」
(俺)「へ???」
(叔)「おめぇの左足っ!」
(俺)「へ?へ?へ?」
(叔)「踏んでっでん!」
(俺)「あ・・・」

1本目収穫。

自分自身で
“先が思いやられる”
と感じた。

さて、
本格的に入山。

平らな地べたなど
ほぼ皆無。

(叔)「こいら辺あっど」
(俺)「え?どこだ?」
(叔)「った~!それも見っけらんねんか」
(俺)「え?え?」
(叔)「右足んとこ!」
(俺)「あっ!」

こんなことを
十数か所も繰り返し。

嵐のあとの山。

滑るは転ぶは。

気合いのニッカも
泥だらけ。

まっでド素人。

約3時間の収穫作業。

掘ったには掘ったが、
結局1本も発見できず。

くやしい。



「リベンジだ!」

火が着いちまった。

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

当地域には、
先人からの言い伝えで、

『イナダと竹ン子は買うもんでねぇ』

とある。

この“格言”、
一般的には
ただ単に、
「貰って食うもんだ」
だ。

っが、しかし、
解釈の仕方によっては
もっと深い意味になる。

四季折々の自然に触れ、
様々な人達と交流する。

お金や時間などに
縛られない、
一番人間らしい生き方。

自然豊かで
義理人情に厚い
当地域ならではの言葉。

イナダも竹ン子も
買えばだいたい
@500円程度から。

だが、
いざ獲(採)るとなると
容易なことではない。

時間給で換算したら
とても合わない。

感謝の念に尽きる。

あらためて
そんなことを感じた
後厄の春。

復興!B級皐月賞(GI)

2011-04-23 15:11:00 | 復活!B級競馬
忙しい忙しい
と言いながら
予想だけは
しっかりしたい。

4月24日(日)
2回東京2日11R
第71回 皐月賞(GI)
芝2000m 左回り
発走15:40

今年は震災の影響で
中山競馬場での
開催ができないため
東京競馬場での開催。

例年の傾向は
アテにはできない。

人気は割れているが
波乱ならずも大混戦。

そんな中での人気は、

④サダムパテック

同馬騎乗の
岩田康誠騎手、
皐月賞3連覇
がかかる。

基本的に
東京2000mは、
コースレイアウト上
外枠不利。

おそらく
単騎逃げを狙う
⑦ロッカヴェラーノ

上がりタイムも
平凡なので
4角過ぎの
直線途中で沈む。

他の先行馬も
外目枠なので
後半の余力は無い。

内枠で
中段から
うまく抜け出せる
差し馬中心で、
(上がり3F34.5秒未満)
且つ、
芝1800m以上OP・重賞で
2着以内経験アリ。

②サダムパテック
③ナカヤマナイト
⑫オルフェーブル

順当か。

注:時計優秀
⑥ダノンミル
⑨カフナ
⑪ベルシャザール

【WIN5予想】
4月24日(日)
京都10R
⑭タガノロックオン
東京10R
⑩トップカミング
新潟11R
⑧マイネルプライゼン
京都11R
⑪バーディバーディ
東京11R
②サダムパテック

馬鹿になる

2011-04-22 06:37:22 | Weblog
忙しい。

複数の
作りモンしながら、
その合間に
複数の現調や打合せ、
直後に
デザインと見積書作成。

全部『急ぎで!』。

今とりかかってる
工作物が進まん。

鉄工・板金
木工・木彫
電気配線
塗装
フィルム仕上げ
アクリル板加工
高所作業
内装工事
基礎工事
etc.

人手がほしいところだが、
素人がパッと来て
パッとできるような
仕事などない。

専門職呼んだら
人件費だって
馬鹿にゃならぬ。

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

現在、
見積依頼されてるうちの
一件で、
とある医療関係の
新築物件がある。

ウチは
その建物に取り付ける
看板の見積もり。

工務店さんからの依頼。

その工務店さんは
設計事務所から
見積依頼。



設計事務所から
工務店さんに
工事内容や
図面が収められた
CD-Rが届く。

それを
工務店さんがコピーして
各業者に郵送。

ウチにも
同じ物が届く。

pdfで落とされた
図面を開くと
立面図に
“やっつけ”
でプロットされた
看板の文字。

指示は、
ただ単に
『ステンレス切文字』
としか書かれておらず、
寸法も仕様もない。

無難な比率で
寸法を割り出し、
仕様を考慮しながら
デザインを校正、
そして見積もり。



この物件、
同じこと3度目。

初回から
半年以上になる。

おそらく、
施主と設計事務所が
折り合わないのだろう。

それに振り回される
工務店以下多数の業者。

こういった事例は
よくあることとはいえ、
各業者が
デスクワークに費やす時間は
馬鹿にできない。

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

なんちゃって神輿、
なんやかんやと
9割方出来た。

あとは
彫物の仕上げと
守棒の削り出し。

いざ始めてみると
えらい手間。

本物の神輿が
高価だというのが
納得できる。

馬鹿にはしません。



なんちゃって神輿、
来月デビュー予定です。

万能薬

2011-04-18 12:58:42 | 身内話し
日曜。

たかっぱは、
バレーボールの練習試合で
市原へ遠征。

昼過ぎ、
俺とおっかは、
生後2ヶ月と1/3の
いそっぴを連れて
一人暮らしをする
おっかの母親宅へ。

(母)「最近食が細くなって…」

なんて言ってたんで、
大好きだっつう
マグロのサクを買ってって
食ってもらうことに。



おっか母、
いそっぴを見るなり、

(母)「もうこんなに大きくなったのねぇ~」

相変わらず
大喰らいなのである。

新生児用の服などは
もうパツパツで入らない。

俺がミルクをやってる間、
おっかとおっか母は
食事の仕度。



満腹のいそっぴを
座卓の脇へ寝かせ、
さあ、昼飯。

卓に就いたおっか母に
いそっぴが
“ニヤァ~”
っと笑み。

おっか母、
メロメロである。



食後、

(母)「いつもよりたくさん食べられました」

と、
目を細めて
喜んでくれた。

まぁ、
マグロなんかよりも
いそっぴの顔見ただけで
箸が進んだようだが。



おかずの数より
薬の種類の方が多い
病弱な母。

薬の都合で
食べてはいけない
食材などもある。

何か持ってくにも
気を使う。

だが、
この日あらためて、

“笑顔が最良の薬”

であるということを
認識できた。

長寿国ニッポン。

秘訣は
会って喋って
笑い合うことか。



夕方、
たかっぱが
練習試合から
帰ってきた。

(た)「全部勝ったよ!」

得意満面な笑顔だった。



いそっぴも最近、

「赤ちゃんモデルにすっか」

っつうぐれぇの
と笑顔をつくる。

それ見て
俺らも
目尻にシワが寄る。



その晩は
“最良の薬”を
“百薬の長”で
流し込んだ。



この薬だけは
手放せない。