goo

愛知万博会場近く、長久手町でフェロシルト撤去始まる

万博会場周辺のフェロシルト投棄現場の搬出が始まりました。朝日新聞で報道がありましたので、お知らせします。

◆フェロシルトの撤去開始(朝日新聞・尾張近郊H18.02.01)より

 有害な六価クロムが検出された土壌埋め戻し材「フェロシルト」が推定約1万3千トン埋まっている長久手町前熊の山林で31日、搬出作業が始まった。
 午前8時ころから、県と町の職員等が立ち会い、フェロシルトを積んだ10tトラック5台が搬入先に向かった。
 町によると、製造元の石原産業は当初、1月中旬からの撤去開始を目指していたが、地権者の了承を得る手続きに時間がかかったため、搬出の開始が遅れた。撤去の完了時期は、当初計画通り2月松になる予定。
 また、推定100tが埋められた尾張旭市城山町の造成地ではすでに搬出準備が始まっており、今月初旬には搬出を終える予定という。

◆長久手・尾張旭市のフェロシルト現場も砂防法違反等・・・

 長久手の現場の砂防指定地域の開発行為許可が下りたのは、平成12年1月。石原産業がフェロシルトの販売を始めたのは、三重県の発表によると平成13年8月。販売を始める前の砂防許可となっている。いつ頃から、どんな契約でこの現場に持ち込まれたのだろう・・・?
 隣地の愛知県芸大からの苦情もあったようで、他の現場同様砂防法違反を改めさせるのではなく、防災工事の追加工事を認める形を愛知県はとっていた。

 尾張旭市の現場は、平成15年2月からの砂防指定市域の開発行為許可。各地に、フェロシルトがばらまかれた時期である。それぞれの現場には、様々な共通点があるようです。

コメント ( 7 ) | Trackback ( 0 )
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする