桔梗おぢのブラブラJournal

突然やる気を起こしたり、なくしたり。桔梗の花をこよなく愛する「おぢ」の見たまま、聞いたまま、感じたままの徒然草です。

赤い靴

2009年09月09日 20時19分21秒 | つぶやき

 昨八日朝、総武線の市川駅で人身事故がありました。それとは知らず、私は恒例の横浜行。
 武蔵野線の電車に乗った直後、事故の影響で電車に遅れが出ているというアナウンスがあって、またかとウンザリ……。
 前回行った(八月二十一日)ときは京浜東北線で停電事故があって、一時間ほど足止めを食らいました。
 幸い今回は、私が西船橋に着いて、総武線に乗り換えるころには遅れも終熄していましたが、電車は非常に混んでいました。

 横浜に出向くたびに、ツイテいないと思うことが起こります。この日は、そのツイテいないことが起こりかけながら起こらなかったと思ったら、やはりただでは済まない。財布を忘れたのです。
 このところ、朝夕涼しいので、半袖シャツの上にジャケットを羽織っていました。朝のうちは曇っていて、私が勤め先を出るころは小雨が降り出して、ちょっと蒸し暑くなりました。ジャケットは置いて出たのですが、ジャケットの内ポケットに財布を入れていたのを忘れていたのです。
 スイカを持っていたので、電車賃に困ることはなかったのですが、往復の電車賃を引くと、スイカの残高は800円余。なんとか昼飯が食えるのにとどまりました。



 臨時の梨売り場にはしばらく箱のない日がつづいたと思ったら、昨日から新高に替わっていました。新高は粒がデカイので、一袋に四つしか入っていませんが、400円という値段は前と変わらない。逆立ちしても新高は一つ100円では買えません。



 二週間前の日曜日、市川真間の弘法寺(ぐほうじ)裏で出会った野良猫の虎千代殿は私に呼びかけて近づいてきてくれた上、ちょこなんと坐ってくれたのに、私の鞄の中には何の用意もありませんでした。
 そのことに心を痛ませて以来、こんなものを常時鞄に入れています。



 野良殿に餌を与えることには反対の人もいるのは重々承知です。しかし、私はニャーと呼びかけられたら、シカとはできない性格です。 



 こちらは猫殿ではなく、自分用のカロリーメイト。



 市川大野駅すぐ近くにお宮を見つけました。
 三社宮とありました。春日大社、熱田神宮、野口神社。三つのお宮の御神体を祀っているということですが、階段下には縄がかけてあって、入れません。よって、詳細は不明。
 春日大社と熱田神宮は参詣したことがありますが、野口神社というのは聞いたこともありません。



 いつも行く横浜のシルクセンター前にある英一番館跡の石碑。かつての居留地1番地、イギリスの貿易会社「ジャーディン・マセソン社」があった場所です。



 外国人居留地90番地(いまの中華街近く)にあったスイスの商社シーベル・ブレンワルト商会の跡地に埋もれていた大砲。開港広場の隅っこにありました。
 オランダ東印度会社の船につけられていた11ポンドカノン砲で、錨に作り変えて売ろうと持っていたものが関東大震災で埋まってしまったのではないか、と推察されています。



 横浜開港資料館旧館。旧イギリス総領事館です。
 ここ
は日米和親条約が結ばれた土地です。



 日本大通りの公孫樹並木。
 今年は秋が早そうなので、公孫樹の葉が色づくのも早いかもしれません。色づき始めると道の両側には日曜画家がずらりと腰を据えます。



 海岸通りの歩道に埋め込まれた絵タイルです。
 桜木町、関内、石川町と三つの駅からのコースがあって、いずれも絵タイルを辿って行くと、山下公園に到る仕組みです。

 さて、絵のほうですが、横浜を象徴するものとして赤い靴(一番下・左から二枚目)が描かれているのは当然。陸(おか)蒸気(その右隣)も当然。
 不思議なのは下駄(赤い靴の上)です。設置した横浜市都市計画局には、なにゆえに下駄=横浜? という問い合わせが多いようです。
 答えは……。
 
横浜との関係はまったくなし。横浜は外国人観光客も多いので、ゆっくり歩く下駄にあやかって、ゆっくり観光してもらおうということらしいのですが、理由を知ってみると、少しガッカリ……。横浜市のほうでは結構悦に入っているらしいのがさらにガッカリ……。



 海岸通りを走るベロタクシー。初乗り料金一人300円也。

 シルクセンターからの帰りはほんの少しだけ足を延ばして、関内仲通りという南北に走る路地を歩きます。仕事を終えるのはいつも昼時なので、行き交うのは昼休み中の勤め人がほとんど。
 とくに何があるというわけではありませんが、この通りを歩くと心が和みます。

 関内駅に近いので、飲食店はそこらじゅうにあるのに、いろんなところに弁当屋が出ているのが不思議。どういう人が買うのだろうと見ながら歩いていますが、いままで買う現場に遭遇したことがないのも不思議。



 関内仲通りにある老舗ジャズクラブBarbarbarです。一度入ってみたいと思いながら、いつも店の前を通るだけ。私が歩くのはいつも零時半ごろ。開店が十八時では入れません。
 昨八日は亜土ちゃん(vo)、今日九日は中村誠一(sax)カルテット、十日は北村英治(cl)カルテット。

↓航空写真&地図です。
http://chizuz.com/map/map56914.html


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