桔梗おぢのブラブラJournal

突然やる気を起こしたり、なくしたり。桔梗の花をこよなく愛する「おぢ」の見たまま、聞いたまま、感じたままの徒然草です。

こざと公園の葦原

2009年01月17日 21時56分15秒 | 風物詩

 にゃんさん、ご心配いただいてありがとう。風邪はほぼ治った(?)みたいですが、安心は禁物。桔梗おぢさんは小さいころから気管支が弱いまま大人になり、おぢさんになったので、とくに冬はいつも風邪をひいているような状態なのです。

 さてさて、今日十七日は第三土曜日なので、本来なら会社は休みなのですが、正月休みに振り替えられたとかで出勤です。
 今週は十二日の成人の日も出勤だったので、非常に長~い長~い一週間です。
 来週二十四日(土)は当然出勤、三十一日(土)も出勤。今月の休みは明日と二十五日しかありません。

 数日前までの寒気が緩んだのと無風だったせいで、今朝はわりと機嫌よく出勤しました。勤めで利用する隣駅に中山競馬場があるので、土曜日の電車というと、競馬新聞片手のおっさんたちやディズニーランドに行くらしい親子連れ、高校生どもが乗り合わせて、煩わしいことが多いのですが、今朝は不思議と静かな車中でした。
 ところが、昼前から少し風が強くなって、苛々しています。冷たい風だからではなく、夏でも風のある日は嫌いです。なぜだかわからないが、無性に苛々してしまうのです。

 切支丹お蝶と簪抜きのことを考えたついでに、犯罪と風、もしくは低気圧との関係を調べてみようか、などと思い始めました。
 とくに常人には理解不能な常磐線荒川沖駅や秋葉原などの無差別殺人事件は、その日の気圧が大きな要素を占めているのではないか-と調べる前からすでに予断にとらわれています。

 通勤途上に花屋さんがあります。殺伐とした気分を慰めるのには花を見るのが最適です。
 毎朝、私が駅から会社に向かうときがちょうど開店の時間で、店の奥からせっせと鉢を運んでいる店主の姿を横目で眺めながら通り過ぎています。
 いまの季節だと木瓜(ボケ)か万両(マンリョウ)の鉢植えを買おうかと思うのですが、勤めを終えて帰るときには店はすでに閉まっているので買えません。
 去年、引っ越した直後には小手毬(コデマリ)の鉢植えを見かけて、随分触手を動かされたのですが、往きに買って会社に持って行くのはためらわれて、そのうち……そのうち……と逡巡しているうちに店先から姿を消してしまいました。



 画像は勤め先の前にある「こざと公園」の葦原と染井吉野の枝です。葦原は夏になると一面真っ青に変わって、チッチチッチと囀る行行子(ヨシキリ)の啼き声で賑やかになります。
 桜の蕾はまだ堅い。

コメント (1)
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