アガベシロップ社長ブログ by ALMATERRA Inc

健康的に美しく生きるために、アガベシロップの色々な美味しさ、オーガニックのこと、日々感じたことを綴っています。

新商品紹介:大人のスナックチョコ

2019年07月30日 | ペルーチョコレート

サクサクした食感のものってなんか食べたくなりませんか

私好きなんですよサクサクって・・・・軽い食感・・・

でも最近食べてみると甘すぎるな~と感じることも多く・・・

歳ですかね~

甘すぎなくて、でもサクサクつまんで食べて

それでいて、オーガニックで体にも美容にも良いものはないかな~と色々探していたら、

甘すぎない大人のサクサクチョコ菓子ができました。

中には、スーパーフードのキヌアをパフにしたものが入っています。

キヌアって、お米みたいに小さいサイズですよね、でもそれをまとめてくっつけて

工場でパフにしていますから1センチぐらいのボール状です。

周りはカカオ70%のアガベチョコレートだから甘すぎないんです。というか

かなり甘くないのでお子様には受けないかもです。

スーパーフードとポリフェノール

ワインやアルコールのおつまみにいいかも

アイスやパフェのトッピングにもいかがでしょうか?

(業務用サイズも予定しています)

これも甘くないです。

カカオ豆の周りにアガベチョコをコーティング、

カカオ豆そのものをカリっと食べる感じです。周りにはココアパウダーがついています。

一緒に噛むと、不思議なマリアージュが楽しめます。

最近はニブをそのままヨーグルトにかけたり、カカオ自体を食べることも増えてきましたね。

砕いて使ってもいいし、小腹が空いたらチョコッと、

ペルーカカオの自然のパワーや奥深さを楽しんでいただけたら嬉しいです

この個性的なパッケージデザインはKASUMIさん。

大阪芸術大学卒業後、ドイツにあるドゥッセルドルフクンストアカデミーで

現代アートを学ぶ。2年間ヨーロッパで過ごし、

後にメキシコに渡りカリブ海に面するプラヤデルカルメンで1年生活した後帰国。

現在東京在住。

メッセージ

なんとなく普通は嫌。小さいものでも世界観は表現していたい。

今回のデザインはペルーの遺跡やどこか神秘的なもの、

壮大な自然からインスパイアを受けています。

またチョコレートに使用している素材からも得ていますが

嗅覚や創造のイメージからデザインをしました。

 

チョコを食べて、そこから受け取るメッセージを二人で相談して

小さく箱にスペイン語で書いてあります。探してみてくださいね

 


新商品紹介:新しいアガベチョコレート

2019年07月29日 | ペルーチョコレート

お待たせしました

ようやく10月新発売の6種類のパッケージが完成してご紹介できることになりました。

(まだサンプル段階ですが

 

すべて弊社のオリジナルでアガベシュガーを使用、

白砂糖不使用でカカオ70%で食べやすいです。

何度か試作を繰り返し、美味しいチョコが完成しました。

皆様に食べていただける日が楽しみです。

板チョコが3種類、まずトップバッターはこちら・・・

 

 

ピンクソルトがトッピングされています。

塩とチョコレートの組み合わせってどうなの?って思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、

海外ではすでに定番までいかなくても、人気の組み合わせとなっています。

おぜんざいに塩こぶみたいな・・・塩味って、甘みをより引き立てる不思議な調味料ですよね。

ミネラル豊富なヒマラヤのピンクソルトがカカオの深い味を一層際立てます。

私のお気に入りの1枚です

 次は、ローストされたカカオニブがこれでもか?ってほどカカオニブがトッピングされた1枚です。

カカオニブを直接食べたことのあるかたは、

こんなに乗っていると苦そう?って思われるかもしれませんね。

カカオニブは全く甘くないですから・・・

でもこのカカオニブチョコレートには甘みを私は凄く感じます

カカオっていうより、ナッツ感を感じるのはなぜかしら?

ペルーカカオがフルーティだと言われることも理由の1つですね。

後味に苦みが負いかけることなく、でもポリフェノールもしっかり摂れるチョコレートです

最後は、ペルーのインカベリー(ゴールデンベリー)を贅沢にまるごとトッピングした1枚です。

酸味を感じる食用ほおずき(ゴールデンベリー)とカカオの深い味わいがくせになります。

コーティングしているものはよく見かけますが、板チョコにこんなにトッピングしているものは

少ないのではないでしょうか?

全部アガベシュガーを使ったチョコがベースなので、一層カカオの味わいを感じることができます。

ペルーの開発室の方が、「これとっても美味しいね、僕のお気に入りだよ。」って

アガベチョコを絶賛して言ってくださいました。

 

パッケージもペルーの神様からの贈り物のイメージで描いてもらいました。

なんか手描き、宇宙を感じるものが合うように感じていて、

とってもキュートな彼女にお願いしました。

実際チョコを全部食べてもらって、

宇宙から降りてくるインスピレーションで描いてくれたそうです。

だ・か・ら・・・・このデザインは何?とか理由はありません。

うん、それでよいのだ!

次は彼女の紹介と残りの商品をご紹介します。

 


カカオ農園を訪ねて2ペルーへ

2019年07月01日 | ペルーチョコレート

私が訪問したカカオ農園をちょっとご紹介すると・・・まるで動物王国のようでした。

犬とナント豚です

鳥が家族で自由に暮らし、

豚も飼っていて

 クイという結構可愛いモルモットが食用に飼われていました。

 

どれも家で食べるらしい・・・

休憩する時に、庭のココナッツの実を落として、すぐにココナッツウォーターを飲ませてくれて

その美味しかったこと「オレンジ食べる?裏庭の木からとってくるね「」・・ってもぎたてをまた頂き

なんて贅沢な生活なんだろう~

その昔、人々はこうやって自給自足で暮らしていたのだ。と納得するのでした。

このぐらいの生活状況ですから、PCを自由自在に扱えるとは思えません。

オーガニック取得は書類が多く、毎年更新審査などもあります。

そこは、どうしているのか?尋ねるとチョコレート会社が全面的に責任をもって

サポートしているそうです

ランチは空港近くのレストランに行ったのですが、お店の前に鳥が・・・

縛られて放置されているではないですか

これって、もしかして配達されてる??

当たりでした。でもまだ生きていますよ~縛ってなければ逃げられる・・・笑

このような流通事情から、意外と美味しいんです。新鮮で手作りで・・・

大自然を見ながら食べるペルー料理、忘れらません

カカオを初めてみた私達は、カカオポッドをいただきホテルに飾って楽しみました。

段々色が黒くなってきます。

この農園から3日間かけてカカオ豆たちが、ピスコ工場へ運ばれていきます。(ナスカの地上絵で有名な場所)

この工場は乳製品やアレルギー原料を入れないようにコンタミ(混入)をゼロにする目的に作られています。

また、もう1つある工場は、ナッツや乳などを使ったチョコを作ります。

しっかりと分けて製造・管理されていることは、日本の皆様に安心して頂ける品質を

お届けできると嬉しく思っております。今年は、5種類、すべてコンタミのない工場で製造して

もらうことになっていますので、裏面にコンタミの表示はありません。(書き忘れているのではないのです)

さて、どんな5種類か?順番に紹介させてください

 


カカオ農園を訪ねて1ペルーへ

2019年06月30日 | ペルーチョコレート

2013年からチョコの輸入を始めて思ったこと・・・

チョコって人を幸せにする特別なお菓子というか食品なんだな~と感じています

そのチョコを進化させて、もっと幸せになれるような商品と出会えたらいいな~と思っておりました。

すると・・・ペルーとの出会いがあり2018年、2019年と2年にわたり視察・リサーチ・交渉・開発・

としてきました。

 ペルーのカカオは知る人ぞ知る、良質な原料としても有名です。

そのカカオを使って弊社のオリジナルチョコレートを作る運びになりました。

まずは、原料を知ることから・・ということでカカオ豆の勉強から。

ペルーから飛行機でタラポトへ飛ぶと、

そこは、どこまでも青い空が続く自然王国。

(リマは大都市で青い空がほぼ見えないから、ここは羨ましいと通訳の彼が言ってました)

Uberなんてまだなくて、空港降りるとこんな感じです。

自動車より多いモータータクシーです。
水のタンクを沢山積んでいたり、山道もあるから・・大活躍していました。

水やら重いものを積んでいるのが日常茶飯時のようです。

街の中にカカオ受け入れ場があり、倉庫になっています。見慣れたオーガニックロゴがあります。

オーガニック農園に到着すると、「さあ、カカオを見に行こう」と

オーナーの奥様と娘さんがスタスタ歩き出しました。

私は熱帯雨林の気候になれていないし、時差もあるし、ヘロヘロです。

そのペースが結構速くて、あとどのぐらい登るのか?思わず聞いてしまった

「あと5分ぐらい」の返答に通訳さんもホッとしていました。笑

到着したら「キヤー本当にカカオが木になっている~」と一気に疲れも飛び、Happyに

手前がワインレッドで奥の木は、黄色っぽいのがわかりますか?

品種が違うと外も中も違うそうなんです。

写真では見たことあるカカオ、木の幹から直接実がぶら下がっているのが不思議でした。

「花が咲いて→実がつく」

のが、一般的ですからね~、カカオの花はどうやって咲くのだろうと思っていたら・・・これ!

これです

こんな風に咲くから、実(=カカオポッドと言います)も幹にぶら下がっているような場所で大きくなるのですね~。最初はシシトウぐらいです。

当然ですが、実は出来る確率は40%ないそうです。

中を割るとこんな感じで、白いフワフワ(=パルプと呼びます)に包まれています。

白いところが美味しいから食べてごらん、と言われ食べてみるとと「ライチ」

みたいな味するではないですか~モグモグしているとカカオが出てきました。

これが生カカオビーンです。

作業としては、カカオを割って、この白いパルプを取り出しバケツに入れるそうです。

こちらのオーガニック農園ではクリオロ種、フォラステロ、トリニタリオ、EET95,CCN-51など

数種類のカカオ豆を栽培しています。亜熱帯地域なので湿度も高く病気にもなりやすいので

毎日観察する必要があるそうです。

カカオ豆28㎏を収穫するのに、カカオポッドはどのぐらい必要だと思いますか?

なんと、320ポッドも必要とかこれらのカカオパルプを発酵→混ぜる→乾燥をして

カカオ受け入れ場へ持ち込まれ、検査を受けます。

検査でもオーガニックは使う道具もきちんと区分されています。

麻袋の重さは70キロこれ持てる人って凄くないですか?

腰を痛める人も多いようで、労働環境改善で30キロぐらいに減らす方向になっているようです。

検査は豆をスパっと切ります。

複数種類の豆なので、色もとりどり・・・・乾燥の程度や熟度を見るそうです。

ベテランの方が説明してくれました。

ペルーのこともショコレート同様もっと知りたくなりました。