アガベシロップ社長ブログ by ALMATERRA Inc

健康的に美しく生きるために、アガベシロップの色々な美味しさ、オーガニックのこと、日々感じたことを綴っています。

植物性ミルクのALINOR社初訪問

2022年11月14日 | 植物性ミルク情報

コロナ禍、ずっと行けず、渡航が可能になったら一番に行きたかったのは

イタリアのアリノール社でした。

こちらの会社とは、オンラインでMTGしたりしていたものの、

実際に工場、オフィスに行くのは初めてです。

「日本からようこそ~、ようやく本当に会えたね~」と

笑顔が素敵なパオラさん

お兄さんと一緒にお父様の跡を継いで会社経営をしています。

事務所の方々は、全員女性だそうです。

皆さん優しい笑顔、知的でパオラさんが採用していることが良くわかるメンバーです。

工場は、全て男性だとか・・・

「女性は知力、男性は体力よ」と笑っていました。

さて、工場長をご紹介

大きな声で熱く語る姿に、安心感を覚えました。

歩くのも動きも早くて・・・頼り甲斐があります

工場の中は詳しくお見せ出来ませんが悪しからず。

充填作業などもオートメーション化が進んでいて、

マニュアルでやる作業は無さそうです。

パレット積みもロボットアームのような機械が上手に積み上げていきます。

この機械は日本製だそうです。

品質管理室でのMTG,

ウーモさんは、メール返信がとっても早くていつも驚くのです。

「日本の方のように仕事が早くて助かっています。」とお礼を伝えると

ニヤニヤと嬉しそう。「日本人みたいって、誉め言葉なんですよ。」

と、通訳さんが教えてくれました。

彼の顔を思い浮かべながらのメールでのやり取りが以前より楽しくなります。

やっぱりFace to Faceは大切ですね

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


REGAファミリーとランチ

2022年11月14日 | トマト情報

ストリアネーゼのトマト缶は、レガフードという会社が作っています。

このレガフードはREGA ファミリー・一族で経営しています。

創業は1965年、トマト農家を営んでいたレーガルイージが質の良いトマト製品を作るために始めたそうです。9人兄弟で女性が4人、5人の男の子が一緒に働いていました。

私たちがお逢いした社長さんもその5人のうちの1人になります。

この写真だと前の列一番左の男の子が現社長のサルバトールさんだそうです。

その隣にいる最年少の男の子がギラレモくんのお父様だそうです。

私の隣にいる帽子を被った男性の

お父さんは品質管理担当でしたが、

2年前に亡くなったそうです。

それから自分が後を継いで品質管理を担当しているそうです。

まだ21歳の若さなのですが、大変しっかりしています

「本当にまだ21歳ってみんなに驚かれるよ」って自慢そうでした。

他の仕事したいと思わなかったの?ときくと

「品質管理は一番大切な仕事だと思っている。この仕事が大好き」と答えます。

「毎週日曜にはおじいちゃんの家に親族全員が集合して

手作りのパスタなど一族で食事をするのが習慣だった。

今の僕たちがあるのも、全部おじいちゃんのお陰」そんなことをサラっと言える彼に

感動してしまいました。私の隣の女の子も創業者の孫で、2人は従妹になります。

もうすぐママになる予定の彼女ですが、元気にギリギリまで

仕事をしたいと言っていました。

他にもアメリカに住んでいるという孫とも話したのですが、夏の間は繁忙期なので

ナポリで働き、終わったらアメリカに戻ると言っていました。

20代ですが良く働く孫たちです。子供のころから一緒にいるから、とても仲が良くて

雰囲気も良い感じ韓国ドラマのような一族の争いもなく・・・・

他のイタリア人の人も言っていたので、休みの日に一族で集まるのは

こちらではよくやっていることのようですね。

イタリア料理が手作りで継承されている理由のひとつではないかと感じました。

そしてランチタイム~

工場近くのレストランに連れてきてもらいました。

前菜は早速トマト

シンプルだけど美味しいブルスケッタ

このハムの盛り合わせがどこに食事に行ってもよく出てくるのですが、

日本でいうところのお刺身盛り合わせかな?と思いました。

その日のおススメで、3~5種類、似ていませんか?

それから、このモッツァレラ

何もつけずに超絶美味しくてペロッと1個食べてしまい、

もう1個食べられると思ったほど。

「僕は3個食べることもあるよ」って・・・なんて贅沢なんだ

「ナポリは美味しいよ~よだれが出るぜ」って知り合った

イタリア人が言っていましたが、本当に美味しい。

田舎の食堂でこの美味しさ。素材が本当に良いのだろうな~。

ムール貝が日本よりずっと美味しくて・・・ムール貝ばかり食べている。笑

なんと駐車場にとめていた彼の車が車上荒らしにあってしまい

後部座席にガラスの破片がバラバラと・・・

社長の息子に迎えに来てもらうから、どちらか1名はバイクで

工場へ戻ってくれる?となったのです。

スカートの私が乗るはずもなく、部長が恐る恐る乗せてもらいました。

田舎道を飛ばすから怖かった・・・そうです。

海外あるあるでした。

(ビデオにしっかり犯人は写っていたそうです)

 

 

 


ストリアネーゼの工場視察②2022

2022年11月14日 | トマト情報

トマトは、自動で缶詰に加工され、注文が入るまでラベル無。

強力な磁石でパレットの上に積んでいきます。

注文が入ったらそのお客様のオリジナルラベルを巻いていきます。

なので、パレット毎にラベルを貼って管理している、と見せてくれました。

凄い生産量のトマト工場なので

倉庫はいつもこんな感じ。

入りきれないから、別のところにも倉庫はあるそうです。

コロナで機械の納品が色々遅れているようで、

予定通りにいっていないから次にきたら

もっと工場変わっているよ、と教えてくれました。

今回案内してくれたのは、創業者の孫にあたる3名でした。

ちょうど社長さんにも会うことができて、

「日本から来てくれたの?ようこそ~遠いよね~時間かかったでしょ。」

とてもハートが温かい方だと感じました。

レガファミリーの成り立ちを孫にあたるギラレモさんからランチをしながら

聞かせてもらいました。(次に続く)


ナポリのトマト・ストリアネーゼ工場視察①

2022年11月13日 | トマト情報

ナポリに行ってきました。

トマトの収穫時期じゃないと見ることができない風景をご紹介しますね

9月中旬に訪問したのですが、製造も今週で終わるというタイミング。

まず、工場に到着するとトマトを積んだトラックが

何十台も停まっていました。

工場の駐車場が見えてきたところを車の中から撮影したものです。

このコンテナーの中にはトマトが35トン入っていて、

24時間稼働で次々と製造されていきます。

赤い部分がトマトですが、見えるでしょうか?

工場の周りの環境もごらんのように自然が残っていていいですね。

畑から届いたトマトは、まずfirst wash=洗浄されます。

この時点では黄や緑のトマトも少し入っていますね。

次にsecond wash=2回目の洗浄を行います。

2回目の洗浄が終わるとセンサーで赤いトマトだけが選ばれます。

傷んだトマトなどがチェックされています。

この風景が見たかった私は感激でした圧巻

彼女たちはトマト工場で2ヶ月半、24時間体制でシフト勤務で働くそうで、

イチゴの時期は苺工場・・・など季節労働者だそうです。

ストリアネーゼ・トマト缶のトマトジュースも同じトマトから作られます。

だから味が濃い

これが、そのジュースを絞ったカスです。

豚などの家畜のエサにしているそうです。

イタリア人はトマトジュースを飲まないってご存じでしたか?

私は今回イタリアに行って現地の人から聞いて初めて超驚いたのでした。

ストリアネーゼのスタッフにも尋ねたら、「NEVER」って、回答が。

「飲まないよ~・・飲んだことない。トマトは食べるものだから」って。

「アメリカ人はよく飲むでしょ。考えられない。日本人も飲むの?」

って驚かれました。そう言われてから見れば、確かにスーパーに売ってない・・・・

私の方が驚いたNEWSでした。

 

 

 

 


工場も進化中、やっぱり現地訪問は大切

2022年11月06日 | アガベの故郷メキシコレポート

工場へ到着沢山のアガベのピニャが届いていました。

この場所は、土足の場所なので白衣を脱いでいます。

この葉の断面、綺麗ですよね~。

人間が手で刈らないとダメなんですよ~

こんな風に葉を1枚ずつ丁寧に落として、真ん中の部分

(パイナップルみたいだから、ピニャと呼びます)を使うのです

ファイバー(繊維)が多いアガベ、サスティナブルにバッグやエコプラなどに

リサイクルもされています。

久しぶりの工場はメンバーが少し変わっていて、パワーアップしています。

工場長、技術、品質管理、衛生担当、認証関連担当者など、みんな真剣です。

日本からのリクエスト、問題点を伝えるだけではダメ

日本とメキシコでは、文化的な背景が違うし、働き方も違うから

彼らが理解できるように伝えることが私の仕事です。

手書きするとすごく反応がいい

「タンクや機械の中身が見えないから、想像で書くね。」

と描いていくと必ず教えてくれます。

現場は機械音が大きくて、聞こえないから、

先に説明を終えてから見学に行きたいと伝えました。

いざスタート

新しくオートコントロールできるようになっていたり、

撮影NGなのでお見せできませんが、新しい機械も入っていました。

定期的な現場訪問は必要なことです。

弊社の25㎏が出荷準備を待っていたところに遭遇

日本へ行ってらっしゃ~い。