時々新聞社

慌ただしい日々の合い間を縫って、感じたことを時々報告したいと思います

「副業容認」って言われても・・・。

2009年02月11日 | 経済問題
東芝が生産調整を行っている半導体工場などの従業員約1万6700人を対象に、副業を容認する方向で検討していることがわかったという。減産に伴う労働時間の短縮によって目減りする賃金を補えるようにするのがその目的だという。
富士通も子会社の半導体工場で副業を認めており、減産を実施している他のメーカーの間でも今後、同様の動きが広がる可能性がある。
しかし、「副業を認めます」といわれて一体どのような副業をするのだろうか?
まさか、自宅で傘張りの内職でもあるまい。
土・日、祝日などの限られた時間にできる副業などは限られている。
それとも会社が、親切に紹介してくれるのだろうか?そんなことはあるまい。
経営者は、一体何を考えているのだろうか?
自らの経営判断の誤りを従業員に押し付けて、今後の打開策さえ示せない経営陣とは、一体何なのだろう。
従業員に「副業」を強いながら、何ら有効な打開策を提示できない経営陣には、一度自らの姿を鏡に映してみることをお勧めする。
また、自らも明日から早速、副業に挑戦してみるとよい。

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