時々新聞社

慌ただしい日々の合い間を縫って、感じたことを時々報告したいと思います

親子で趣味の共有を

2006年08月26日 | ミニSL
今日はちょっと、毛色の変わった話題を提供しよう。
四国の片田舎に住む編集長の親父は、ミニSLづくりが趣味である。
編集長が物心ついた頃より、機関車の製作を始め、今までに10台近い蒸気機関車を製作している。
写真は、製作したうちの1台でC58という機関車であり、運転しているのは編集長の親父である。
さて、このミニSL、製作は勿論大変なのであるが(そばで見ていて、そう思った)、運搬も大変である。また、タンクに水を入れて、石炭を焚いて運転するため、準備にも時間がかかり、後始末も大変である。何度か運転すると塗装も剥げるので、塗り直さなければならないので非常に厄介である。好きでなければできないことと感心することしきりである。
その後、石炭ではなく、バッテリーで動く電動ライブのきかんしゃトーマスとなかまたちを製作するようになり、レールなど一式と共に、東京の編集長の家に持って来た。その後、実家に置ききれなくなった機関車を次々と編集長の家に持って来るので、今では、編集長宅の3LDKのマンションの1室がトーマスたちとレールに占領されるハメになった。
石炭を焚くような面倒なことはやりたくない編集長であるが、バッテリーを入れるだけのトーマスなら準備も簡単なため、時々、近所の公園などで走らせている。なかなかの人気である。
トーマスの画像は、またの機会に紹介したいと思っているが、こうして、曲がりなりにも親と趣味を共有することは、大切なことである。たまの電話でも、SLの運転のことで盛り上がり、親子の会話に役立っている。
我ながら、なかなかの孝行息子ではないかと多少自負している。今度は、息子が夢中になっているジャグリングやカードゲームにも少し挑戦してみることとしよう。
昨今は、子供への虐待、高校生による殺人や自宅への放火など家庭の崩壊による残念な事件が起きるような世知辛い世の中になっているが、この機会に世の親父諸氏も子供の趣味、親の趣味をお互いに尊重し、理解を深めてみてはいかがだろうか。


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