茨城県のスーパーで、酒店経営者(67歳)が、満席の飲食コーナーで仮眠をして4人用のテーブル席を占領していた男に対して相席を求めたのがきっかけで、口論となった。この男に店外に連れ出され、後頭部を殴られたり、腹部をけられたりして亡くなったという事件があった。犯人は25歳の新聞販売店員で、その後自首したようだ。
こういう事件に接するたびに、些細なことでキレる人間が増えていることに驚かざるを得ない。しかも、若者だけでなく中高年にも確実に増えている。やはり、ストレス社会のせいだろうか。
名古屋市千種区の路上で、派遣社員の女性(31歳)が拉致され、殺害された事件で、3人の容疑遺体を遺棄した後、さらに翌日の夜に別の女性を襲撃する計画を立てていたことがわかったという。3人はこの女性から奪った現金7万円を分け合ったが、取り分が少なく、新たな拉致を計画したという。わずかばかりの金銭に目が眩んで平気で殺人を犯すような社会になっているということだ。生活に困窮すれば、餓死するか、他人の物を奪うか、どちらかしか方法がない社会になりつつあるのかもしれない。
厚生労働省が、6-7月に全国のネット喫茶87店の宿泊客1700人にアンケートを行い、これとは別に東京、大阪の店の前で362人に聞き取り調査した。その結果、住所不定でインターネット喫茶を泊まり歩くネットカフェ難民が全国で5400人と推定されることがわかったという。20歳代が27%と最多だが、50歳代も23%おり、高齢層にも拡大。半数が日雇い労働で、低賃金の不安定な仕事が背景にあった。
バーガーショップ難民やホームレスのように地下街などで過ごす人も多いと思われるので、実態はもっと悲惨であろう。
この調査結果を生かして、偽装請負や違法な派遣をやめさせ、企業に正規雇用者を増やすよう強力に指導すべきであろう。
世界陸上が始まったが、今ひとつ盛り上がりに欠けている。ハードルの為末大、女子走り幅跳びの池田久美子はメダルが期待されながらも予選落ち、男子マラソンの各選手、ハンマー投げの室伏広治もメダルに手が届かなかった。
日本での開催ということもあり、選手にとってはストレスも少ないように思われるが、逆に声援の大きさに萎縮して、本来の力が出し切れないという側面もあるのかもしれない。
陸上競技に関して言えば、一部の競技を除いて外国選手の壁は厚い。実力を出し切って、悔いのないたたかいをして欲しいと思っている。
朝青龍問題も賑やかである。とにかく、朝青龍がまったく反省していないことに事の本質がある。どこで治療しようが、2場所の休場後に国技館に戻ってこようが、反省の態度がない限り、国民から総スカンを食らうことは間違いない。
治療や休養は、本人の希望も入れて、モンゴルで行うようになったようだが、せめて、自らの行動を真摯に反省し、国民の前で謝罪会見ができるようになるまで、しっかり休養してきてもらいたいものだ。
こういう事件に接するたびに、些細なことでキレる人間が増えていることに驚かざるを得ない。しかも、若者だけでなく中高年にも確実に増えている。やはり、ストレス社会のせいだろうか。
名古屋市千種区の路上で、派遣社員の女性(31歳)が拉致され、殺害された事件で、3人の容疑遺体を遺棄した後、さらに翌日の夜に別の女性を襲撃する計画を立てていたことがわかったという。3人はこの女性から奪った現金7万円を分け合ったが、取り分が少なく、新たな拉致を計画したという。わずかばかりの金銭に目が眩んで平気で殺人を犯すような社会になっているということだ。生活に困窮すれば、餓死するか、他人の物を奪うか、どちらかしか方法がない社会になりつつあるのかもしれない。
厚生労働省が、6-7月に全国のネット喫茶87店の宿泊客1700人にアンケートを行い、これとは別に東京、大阪の店の前で362人に聞き取り調査した。その結果、住所不定でインターネット喫茶を泊まり歩くネットカフェ難民が全国で5400人と推定されることがわかったという。20歳代が27%と最多だが、50歳代も23%おり、高齢層にも拡大。半数が日雇い労働で、低賃金の不安定な仕事が背景にあった。
バーガーショップ難民やホームレスのように地下街などで過ごす人も多いと思われるので、実態はもっと悲惨であろう。
この調査結果を生かして、偽装請負や違法な派遣をやめさせ、企業に正規雇用者を増やすよう強力に指導すべきであろう。
世界陸上が始まったが、今ひとつ盛り上がりに欠けている。ハードルの為末大、女子走り幅跳びの池田久美子はメダルが期待されながらも予選落ち、男子マラソンの各選手、ハンマー投げの室伏広治もメダルに手が届かなかった。
日本での開催ということもあり、選手にとってはストレスも少ないように思われるが、逆に声援の大きさに萎縮して、本来の力が出し切れないという側面もあるのかもしれない。
陸上競技に関して言えば、一部の競技を除いて外国選手の壁は厚い。実力を出し切って、悔いのないたたかいをして欲しいと思っている。
朝青龍問題も賑やかである。とにかく、朝青龍がまったく反省していないことに事の本質がある。どこで治療しようが、2場所の休場後に国技館に戻ってこようが、反省の態度がない限り、国民から総スカンを食らうことは間違いない。
治療や休養は、本人の希望も入れて、モンゴルで行うようになったようだが、せめて、自らの行動を真摯に反省し、国民の前で謝罪会見ができるようになるまで、しっかり休養してきてもらいたいものだ。