阿部ブログ

日々思うこと

オノ・ヨーコの詩 と 電通古本市~Venona と 支那抗戦力調査報告を入手~

2014年01月29日 | 雑感
電通の受付ロビーには、オノ・ヨーコの詩が掲載されている。
          
写真では見にくいだろう。下記をご参照下さい。

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どちらも気づかなかった-空

女は泳いでいた
歩くことを恋しがっていた
男は立っていた
なつかしんでいた
飛んでいたことを


“いいかしら?”

“いいかな?”

どちらも気づかなかった
望んでいたのだとは
どちらも気づかなかった
どんな立場も
変わってしまうと云うことを

オノ・ヨーコ 2001 春
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どちらも気づかなかった-大地

空のなか
かたい地面の上を
大地の上に
かつての日々

たずねた
となりに立っても
たずねた
いっしょに飛んでも

ほんとうの願いは
たがいに入れ替わることを
ことの真理を
いずれ
満たされない想いに

オノ・ヨーコ 2001 春
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何故、電通のロビーにオノ・ヨーコの詩がサイン入りであるのか、知っている人がいたら教えて欲しいものだ。
さて、電通の2階入り口では「電通古本市」が開催されている。あまり期待せずに一回りしてみると、なんと『ヴェノナ 解読されたソ連の暗号とスパイ活動』を発見!直ちにゲット!!大満足!!! いやー、今日は満鉄調査部の『支那抗戦力調査報告』も入手出来たし、よい気分~ルンルン♪
       
電通の古本市は、全ての本が100円。流石に『ヴェノナ』を100円で入手は少々気が咎める。ので1000円を気持ちを込めて納めるさせて頂いた。これでも超格安だ~こなると何かしら貢献したい気分~ということで、隣で売っている「しあわせへのチョコレートプロジェクト」と銘打ったフェアトレードのチョコレートを4枚購入。中々美味しそう。
袋の中に入っている認定NPO法人ACEのチラシを見ると、日本は年間28万トンのチョコレートを消費する世界第6位のチョコ大国。そのチョコの原料であるカカオ豆の7割はガーナ産とのことだ。この辺は、バレンタイン前なので知っていても良いかも・・・
しかし、ガーナのカカオ生産地域では、児童労働が常態化しており、ケガや病気の危険にさらされている子どもたちが大勢存在している。因みにカカオの生産者に入るお金は、板チョコ1枚につき2.8円程度。これはコンゴのタンタル採掘においても児童労働が国際的に問題視されている事と同じだ。
タンタルなど紛争鉱物については下記をご参照。
トッド・フランク法と紛争鉱物、及び米統合軍 AFRICOM の創設
金融規制改革法(ドッド・フランク法)と紛争鉱物の情報開示
紛争鉱物タンタルの価格上昇とコルタン(Coltan)の生産への影響

ACEは、2009年から日本とガーナで「しあわせへのチョコレート」プロジェクトを行っているようだが、何やら「バレンタイン一揆」が面白そうだ~
最後に、電通古本市は、電通を定年退職された方々の親睦会である「電通社友会」の主催。ここで販売される古本の収益は全ては子ども・教育・災害支援のボランティア組織に寄付しており、現在まで23回の開催で寄付総額1000万円を超えているとの事。立派なものです。私も古本を納めさせて頂きます!
ご支援頂ける方は、下記をご参照下さい。
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「電通古本市」へご協力のお願い
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