阿部ブログ

日々思うこと

メッセンジャーRNAワクチンで専門家が言わないこと~Sタンパク質を作り続ける

2021年05月05日 | 雑感
メッセンジャーRNAワクチン(mRNAワクチン)に関して専門家が言わないことがある。
それは、mRNAは、核酸分解酵素で分解されないということ。
合成されたmRNAは、分解されないように修飾されている。
特にアデニンA、グアニンG、チミンC、ウラシルUのうち、ウラシルを人工的にメチル・シュード・ウリジンに置き換えられている。
厚生労働省の資料(https://www.pmda.go.jp/drugs/2021/P20210212001/672212000_30300AMX00231_A100_4.pdf)には、
全てのウリジン残基がN1-メチル・シュード・ウリジン残基に置換された4284個のヌクレオチド残基からなる1本鎖RNAである、とあり。
ゲノム配列が記されている。







見ての通り、RNA塩基配列にウラシルのUはなく、メチルシュードウリジンを意味するYが記されている。
このメチルシュードウリジンの効果は絶大で、RNAの翻訳効率が10倍から数十倍に増加する。
自然界ではありえない量のタンパク質を生み出すことが可能である。
しかも、このmRNAは核酸分解酵素に分解されない高い自然免疫回避能力を持つので、一度体内に入るとSタンパク質を作り続けることになる。
また、メチルシュードウリジンに置換された塩基情報から生み出されるSタンパ質も分解酵素の攻撃対象になりにくく、またタンパク質のフォールディングもシッカリとしているので、堅牢そのものである。
つまり、分解されにくく安定したSタンパク質をmRNAをひたすら作り続けるのである。
この影響は、正常な免疫機能を不全にする大きなリスク要因となるだろう。

このSタンパク質は体外にも排出される。

日本政府は、新型コロナが大したことがない病気であることを知悉しており、表向きオリンピック云々が取りざたされているが、それは正しくない。
意図してワクチン調達を急がずに対応している。河野大臣の発言を良く聞くことだ。
前の厚生労働大臣で、現在の官房長官は、ワクチンを打たないと公言している。有名な話で当然だ。
すでに、若い医療従事者には接種されてしまったが、今後は、何も知らない高齢者に治験接種が行われる。

新型コロナは、突然にいなくなり存在を消すだろう。
その時期は分かりかねるが、65歳以下への本格的な接種となる前に消えてもらいたいものだ。
いずれにせよ、不妊という問題が早晩顕在化し、子を持てない夫婦が増えるだろうという人たちがいる。
5月5日のお祝いができない…気の毒なことだ。


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