阿部ブログ

日々思うこと

NSA長官とGCHQ長官退任

2014年01月30日 | 雑感
NSA長官(Commander, U.S. Cyber Command, Director, National Security Agency/Chief, Central Security Service)は、本年3月14日に退任する。
キース・アレクサンダー(Keith B. Alexander)長官は、2005年にNSA長官に就任。2010年にサイバー軍(U.S. Cyber Command)の初代司令官も兼務し、サイバー戦分野での体制整備と攻撃/防御技術力の向上に傾注してきた。アレクサンダー長官は、歴代の長官としては最長の8年の在任であった。NSA副長官ジョン・イングリス(John C. Inglis)は、今年1月末付けで退任。

次期NSA長官は、予想通り米海軍・第10艦隊サイバー司令軍(U.S. Fleet Cyber Command)のマイケル・ロジャーズ(Michael S. Rogers)海軍中将。ロジャーズ中将は、暗号、通信諜報の専門家。
GCHQ長官サー・イアン・ロバン(Sir Iain Lobban)長官も今年末までに退任する。ロバン長官は、2008年6月にGCHQ長官に就任。
アレクサンダーもロバンも、実質的にスノーデン事件に連座し退任する事となった。

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