阿部ブログ

日々思うこと

頻発する福島沖地震と福島第一原発、特に2号機と4号機への懸念

2013年01月02日 | 日記
再起頻発している福島・茨城沖地震で、福島第一原発の敷地全体が沈下しつつある。

12月に入ってからだけでも福島沖でのマグニチュード4以上の地震は12回で最大は15日の5.3。

3.11の巨大地震の影響で今まで太平洋側から日本海側に押していた力が、反対に太平洋側に押し戻される形となっており、その影響もあり敷地全体も大地の変成作用に影響されており、特に4号機の基盤と躯体全体の劣化が著しい。

同機の使用済核燃料プールのコンクリートもボロボロ状態で、今後も福島・茨城沖で地震が多発するようだとプールの崩壊もありうる極めて危険な状態にある。ご存知の通り4号機の使用済核燃料棒は1535本。福一全体だとこれが14225本に達する。しかも昨年12月8日には使用済核燃料プールを冷却するポンプが故障し、密かに応急措置を施しているなど、まだまだ隠蔽と危機は継続している。

それと2号機は、昨年初頭から圧力容器内の温度が上昇する現象が起きているが、昨年11月から徐々に温度が上昇しており、年が明けた現在では110度台の後半と言う状態で高温状態にあり、4号機と共に厳しく注視しなくてはならない。