あるのか、わからん。
「将棋の伊藤園お〜いお茶杯王位戦七番勝負第1局が7月6・7の両日、愛知県名古屋市の「徳川園」で行われ、藤井聡太王位(竜王、名人、王座、棋王、王将、棋聖、21)が挑戦者・渡辺明九段(40)との千日手指し直し局に勝利。1分将棋の最終盤で見事な逆転劇を見せた藤井王位が、防衛5連覇に向けて幸先の良いスタートを切った。藤井王位がシリーズ制覇した場合、自身2つ目の永世称号となる「永世王位」の資格を獲得する。注目の第2戦は7月17・18日、北海道函館市の「湯元 啄木亭」で指される。
藤井王位、大逆転の瞬間
藤井王位にとって2つの永世位獲得がかかるシリーズは、波乱の幕開けとなった。渡辺九段を挑戦者に迎えた開幕戦は、膠着状態が続いた2日目午後3時44分に千日手が成立。同日午後4時14分から指し直しとなった。
千日手は後手番の渡辺九段の作戦と見られており、持ち時間を多く残し先手番を得る展開に、藤井王位はやや苦戦を強いられることとなった。
指し直し局は、渡辺九段の先手で相掛かりの出だしに。持ち時間、作戦の面で序盤は渡辺九段のペースでの進行となった。しかし、藤井王位も一歩も譲らず中盤以降も形勢不明の大激戦に。互角のまま突入した終盤戦では、渡辺九段が藤井王位の猛攻をしのいで抜け出してみせた。持ち時間が大きく削られた藤井王位は、勝負手を繰り出して局面の複雑化を図ったものの、渡辺九段の深い集中力は切れない。死闘の中でも冷静な対応を見せた渡辺九段が、ギリギリの接戦を制すかと思われたところで、藤井王位の粘りが結実。1分将棋の激戦で藤井王位が大逆転に成功し、藤井王位が勝利をもぎ取った。
この結果、シリーズ開幕局は藤井王位が勝利。防衛5連覇で永世資格獲得となる藤井王位は幸先の良い白星スタートを切った。藤井王位が波に乗り連勝を飾るのか、渡辺九段が追いついてみせるのか。大注目の第2局は、7月17・18日、北海道函館市の「湯元 啄木亭」で指される。」」
わからん、あるのか。
わざとするかも、わからん。
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せんにちて【千日手】
- 将棋で、双方とも他の手をさすと不利になるので、同じ手順を繰り返してさすほか、仕方がなくなること。
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どちらか仕掛けたのか。