今日、ドラマ「下剋上球児」を観た。
前クールの日曜劇場「VIVANT」は、予算をかなりかけた壮大なドラマだった(らしい)が、その後のドラマが「下剋上球児」と聞いた時は、「えらく予算を絞ったなぁ」と思ったものだ。
この原作は2年前に読んだ。
このブログにも感想を書いた。
このノンフィクション作品がどのように仕上がるのだろう?県外の人が観てもわかるのかなぁ?少し興味があった。そして今日、ドラマの第二話を初めて観た。
ドラマを観て、正直がっかりした。まあ、ドラマ化で脚色されたのだから仕方がないが。
まず、この学校のある場所の設定がめちゃくちゃ。元となる学校は津市の山奥にあるのだが、ドラマの設定では伊勢志摩の海の近くなっている。また、学校のある高台から工業地帯の広がる海が見えるようだが、もちろん実際は見えない。工業地帯と伊勢志摩が近いなんてあり得ない。わかりやすい三重県の景色を詰め合わせたような感じになっていることに違和感がある。
方言もそう。やはりぎこちないし、話すスピードが早すぎる気がする。そして、先生間で話す言葉が標準語というのも。
まあ、原作を元に脚色して作ったドラマだから仕方ないのだが。
原作とは関係ないドラマとして観ないと観れないなぁ、僕は。
キャストに山下美月がいた。朝ドラで関西弁を話していたから、採用されたのかなぁ?