おやじとクソおやじの間(はざま)で

おやじになった自分から見た、クソおやじ像を考える

夏休み~10年ぶりに訪れた場所

2009-08-19 23:58:49 | こどもの行事/こどもと遊ぶ
休暇3日目。修善寺のサイクルスポーツセンターへ行く。

ここを訪れるのは10年ぶり。前回来たときは、トライアスロン(といっても初心者向けの)大会に出場するため、会社の先輩に連れられてきた。今回はもちろん、子供たちを遊戯施設で遊ばせるために来たのである。

ここには自転車用5kmのロードコースがある。公式の自転車の大会でも使用される本格的なコースで、僕もトライアスロン大会の時に走ったが、アップダウンがあって非常にハードなコースであった。

ウチのカミサンは小学校時代にそのコースを、一度も足を着かずに1周したことを自慢にしている。今回もその話をするものだから、長男が行ってみたいと言い出した。1人では行かせられない。帯同するのは、もちろんカミサン…ではなく、僕。カミサンは、次男と一緒にスタート地点で観戦である。

このコースの入口から自転車を借りるところまで、ジグザグに通路が作られていて、”お前、本当にこのコースを走れんのか?”ということを確認するように何回もコースの説明がされている。長い。まあ、それだけ大変なコースなのであるが…。

やっと、自転車を借りるところに到着。それぞれ体にあった自転車を借りて、ヘルメットをかぶりコースに出る。

10年ぶりのコース。10年前は、プールで泳いだ後にこのコースを4周した。今回は1周。練習はしてないが、1まわりすればよいだけだから、気が楽だ。また、コースを知っているので余裕もある。心配なのは、長男が無事ゴールできるかどうかだ。

ホーム・ストレートのところで”ギア練習”をしてからようやくスタートした。

コースを知っているので、どうしても長男より先に行ってしまう。初めは下り坂。下りきったところでカーブを曲がり、橋を渡ると一つ目の長い上り坂である。上り坂は、道の幅を目一杯使って蛇行しながら上っていく。レースをしているわけではないので、ゆっくり上がって行けばよい。

後ろを振り向くと、長男が坂の下に到着し、坂を真っ直ぐ上ってくる。”蛇行して上れ!”と声をかけると多少蛇行しながら上ってきた。結構長い坂だったが、長男は見事足を着かずに上りきった。やはり、日頃サッカーをしているだけあって、脚力はあるようだ。

坂を上りきると、しばらく下り坂になるが、また上り坂が出現する。これは、一つ目の坂より距離が長い。再び、蛇行しながら上って行く。

”もうだめだ。”長男がとうとう自転車から降りてしまった。約3.5kmの地点。まあ、9歳にしてはがんばったほうだ。持っていたスポーツドリンクを渡し、給水。またすぐに坂を上り始める。

その後2回ほど、坂の途中で給水し、坂を上り切る。残り1km弱。ゆるい下りと短い上り。その後、ホーム・ストレートへ降りる下り坂だ。

ゆるい下りで、長男の自転車のチェーンがはずれる。幸い簡単に直せた。そして、最後の上り坂。やはり、ゴールが見えると力がでるもの。最後の力を振り絞り、坂を上った。

最後、ホーム・ストレートに降りるときの風が最高にここちよい。ここまでの頑張りのご褒美に、涼しい風をプレゼントしてくれる感じだ。

ゴール!長男も見事に完走することができた。

自転車を返しに、出発したところに戻る。帰る途中、疲れた顔をカメラに収めにきたカミサンが、嬉しそうに迎えてくれた。

時間にして約20分で1周した。コースの解説によると、標準で30分、20分であると”健脚”なんだそうだ。

”明後日は、足痛くなるね”と言われたが、そのような筋肉痛は全く現れなかった。

オレ、結構体鍛えているじゃん…いやいや、自転車の性能が良かっただけです。
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