修習時期をずらすとは思いませんでしたねぇ。本試験の短答突破ライン発表が９月８日、論文発表が１月２０日です！修習は４月からということになるのでしょうか。旧司法試験時代に戻るんですかね。論文発表まで「５カ月空く」のは異例です。通常は５月中旬試験・９月上旬発表なので、間隔は110日程度。11～12月は省内が忙しいみたいなので、その影響でしょうか。しかし、５カ月待たされるのも相当シンドイな・・・。
予備試験は論文試験が１０月２４日・２５日、口述試験は１月３０日・３１日となりました。論文の合格発表が１月１４日。最終合格発表が２月８日。
本試験の方が変更の影響が大きい。これで令和３年の試験実施が８月（夏場）になる可能性が高くなりました。元々、本試験実施日を夏場にずらす案は、法学部・法科大学院制度の改革案と連動させて議論されてきたところでしたが、このコロナ騒動に乗っかってくるとは思いませんでした。「来年５月実施」が無いとは言えませんが、令和２年度の本試験・予備試験が終わってから間がなさ過ぎます。無理するとは思えません。
少なくとも、令和３年に「初受験」の人はまだいいのですが、令和２年で失敗した場合、５月実施だと立て直すための時間が非常に短くなります（４カ月程度）。恐らく、このまま試験時期・修習時期をずらすのではないかと思うのですが、法務省・最高裁的には方向性だけでも早めに示して欲しいものです。
