『ソウルボート航海記』 by 遊田玉彦(ゆうでん・たまひこ)

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わからん5

2012年04月22日 18時42分18秒 | 核の無い世界へ
脱原発が、福島原発事故から1年経っても国民のコンセンサスになっていないことがわからん。本当は、かなりの人がそう思っていても、国民総意に拾い上げる機関がないためだからではないだろうか。

NHKなどの調査で、「反対、賛成、わからない」のパーセンテージが公表されるが、反対:3割 賛成:3割 わからない:4割といったのが毎回、決まってのおおよその比率だ。わからない4割がくせ者で、どちらかといえば反対がかなり含まれているのではないか。意識調査もコントロールしやすい。参考にはならない。

電力不足、経済低迷、生活困窮となると、原発の必要性を説く輩がマスコミを使って喧伝し、未だ、そうなのだろうと思っている人も、これまた多いようだ。放射能禍害が、どんなに豊かな生活をも消し去るという事実を直視しない限り、脱原発が国民総意になることはないだろう。

そのことをずっと言い続けているが、未だに光明をみない。ネットも思ったより効果を発揮していない。大体が、このブログを読んでいるような読者は少数で、ネット世界を覗いている大多数は、もっとオモシロいものを見ているのだろう。

とはいっても、方法としてネットで発言し、フェイスブックなどでシェアして、少しでも多くの人々と意見を交わし、コンセンサスへの足掛かりをつけようとしている人も多いのも事実だ。

とにかく諦めず、コツコツ訴え続けるしかない。そうしなければ自分が納得できない。原発問題を書き続けるブロガーは、そういう人たちなのだ。