RURUのひとりごっち

「博多にわか」な「独り言」と「ごちそうさま」を鍋に放り込んでなんだか煮てみたら・・・ひとりごっちが生まれました。

座る阿修羅と座るおじさん公園に言って栗

2009-09-10 13:32:19 | おすすめ

(なにか・・・ようかい?)

桑田佳佑が山中湖で歌う映像

青春の同志よ
沈黙は愛じゃない


歌っていた
歌うたいは
自由なようでも
不自由だから
ロックンロールな
リズムを刻み
時も刻み
言葉に愛を刻みながら
確かめたいのだ
自分は自由なのかどうかを

沈黙は愛じゃない



週末三日間
ずっと頭痛がしたが
見逃す訳にはいきませんもの
かさ ごそ
ブァファリン2錠
飲みこんで
西鉄に乗って太宰府へ





こたさんと二人
博物館休館日
阿修羅展特別内覧会

大して特別でもなく
たくさんの招待客が
次々に
巨大なハーフミラーの館に
飲み込まれていった

何ゆえ
興福寺八部衆立像
阿修羅像が
こんなにも愛されてきたのか?

千三百年の時を超えて
何故人気があるのか?
昭和26年
国の宝に指定された
天平の遺産
やっぱり
男前だからか!



(これをみて栗が食べたくなったの)


阿修羅像の中でも
特に人気が
飛び抜けて高い
何故なんだ?

だって
同じ国宝でも
法隆寺の五重塔にいるという
阿修羅像は
現存する日本最古のものだが
お行儀良く
座っている阿修羅で
正面の下の腕は
膝に置かれていて
合掌していない
表情も
興福寺のより
かなり柔和なかんじで
戦いの神の片鱗もなく
もう
落ち着きまくっている
だからなのか?


(柿食えば鐘が鳴るなり興福寺に降伏・・・坐像)


どうなのか
いや
仏に近いか人間に近いかの差なのか?

この阿修羅の顔が
葛藤しているようだから
カモシレナイ
あちらとこちら
あやうい綱渡り
微妙なバランス

阿修羅像のまわりを
三回周って見た
興福寺じゃ後ろがみれないの
ガラスケースに入れられるの
だから周る
三回周ってワン!と啼く



これが正式な 見方である
違うって?
見方は好きにしたらいいやん



(あ・・・そうしなさい)

一周目はかぶりつきで
観ている人垣の後ろ1メートル程
間をあけてまわる
二周目
人垣すれすれに近付き
見上げながらまわる
三周目
ふたたび二メートルルルル

はなれて
カニ歩きで
横ばいで修羅シュ
修羅シュ
修羅シュシュシュ
と周って観て
なんか茶道のお手前のように
ずずっと飲み干して
まことに結構なお手前でございます
と言ってみよう
阿修羅は歌っていた

沈黙は愛じゃない

人間には言葉という
音楽がある
歌にのせて
もっと語れ




(うん・・・・小池さんの口でわるい!)



八部衆立像の中では
阿修羅像だけが鎧を着ていない
戦いの神であるのに!
最早
鎧など必要としていない程
強い?
強いのは
きっと意志である
いや
鎧を脱いで挑発しているのか?
かかって来いと?
一説に
仏の説法を聞いて
戦いがいかに愚かかを悟って鎧を脱いだ
とかいった感じの説明
戦う空しさを具現化しているの?



何故か私には
怒りの表情に見える
それから
なにかを欲しがる
赤子のようでもある

それよりなにより
全体が
ほれぼれするほど美しい
無駄なものがない

顔が三つ
腕が六本もあるにも
かかわらずだ!

研ぎ澄まされた
微動だにしない
独自の宇宙がある
幾千もの
きらめく星々を
背負って漂う
確固たる意志が





脱ぎ捨てた鎧は
バックバンドのメンバー
八部衆の七部皆の衆が
ユニフォームのように着ていた
アシュラはボーカルなのだ
戦うことは歌うこと
奏でる音は
何億光年かのロック
ころがる岩は宇宙を漂う星でもある


その七人のバックメンバー達
カルラにサカラに
グバンダ
ヒバカラにキンナラに
ケンダツバ
そしてゴブジョウ。
古代インドの神たち!
名前からしてもう
パンクだもの!

俺たち八部衆
一千億光年の宇宙愛を
ベィベ~
生けとし
生きる者たちへ捧げよう
OK
ベィベ~


あっ但しメンバーは
八名全員は
今回は揃っておりません
念のため



(朝のお勤めは参道の掃除から始まる)


あすらしゅら

昨日は
四つ目の公園調査
三つ目も終わっていないが

バイトさんの都合もあるので
三つ目山のヤブ蚊公園
残りはおいといて
四つ目へ向かう
山の公園の方にまわしたい
バイト要員だが
しかし

それもままならず
予定変更はない
予定は未定でなく決定
すべからく
現場仕事は三歩進んで二歩下がる
人生はワンツーパンチ
予定をこなして
一歩 半歩 四分一歩
匍匐前進である
作業が多過ぎる
調査票も多過ぎる

愚痴をいうと気持ちは晴れる
タバコ代わりの
ブロゴッチです

さて
四つ目公園は
やたらベンチおじさんと
公園猫が多く徘徊するところだった
だから
ベンチ周辺の調査がやりにくい
あのベンチこのベンチそのベンチ
あっちこっちデッチベンチ
野外卓では
おじさんトークで盛り上がっている





何故かおばさんはいない
犬もほとんどいない
若者もいない
とりあえず
あのおじさん野外卓はあとまわし
そんな公園だった
ちょっと療養所の裏の林みたいな
雰囲気だ
今日は雲ひとつ無い快晴。
調査の日はははいつも快晴
気温28度くらいか?
痛むひざの割には
今までで一番楽だった

山の公園バイトは
やたら返事のいい
工学系野球青年君だったが
今回は同じ工学部の女子だった!
休憩中に学部男子学生の話をしていて
3人姉妹の長女だというバイト女子は
『最近の男子学生は、母親達に
大事にされすぎていて、なんかもどかしい!』
とおっしゃる


(いうね~君も)

ふうんそうなんだ
そういえば
前回の三人のバイト男子達も
大事に育てられている
感じはした

のほほ~ん としていて
ハングリーさは微塵も無い
穏やかで嫌味が無く
好青年であったが
なんか確かにもどかしい
かも

お昼を食べに
近くの庁舎の社員食堂に行った
バイト女子は
弁当を持って来ていた
『えらいね、作って来たの?』
と言うと
『母が・・・毎日父と妹のも・・・。』
お~い。自分で作れよ!
もう成人式済んでるし、
君も大事に育てられてすぎです!
男子達と同じく
と心で つぶやきつつ
『お母さん大変よね・・・。』
とは言っといたさ
うん。


沈黙は愛じゃない
か・・・。



(大きな傘があるなら濡れずに育つさ)










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