(川に映る街にも夜が来る)
永遠の夜明け前 (るる)
人が殺される。
自由の名のもとに。
銃社会イコール核世界である。
人殺しの道具が自由に手に入る社会は
核爆弾を自由に持てる世界である。
地球をほろぼすのは人間の劣等感かもしれない。
けれど銃や核を持って得られる優越感はすぐに恐怖感に変身する
誰がこんな社会、こんな世界を望んだんだろうか?
本当に必要なのは人より劣っていても笑っていられる平常心だろうか?
不平等な世界に耐えうる魂だろうか?
価値観が違うことを認めあっても平和は生まれない
戦争を肯定する価値観を認めることになる。
矛盾に打ち勝つ価値観はどうすれば生まれるのだろう?
人は人の上に人を造り、人の下に人を造った。
それからいつ終わるともない争いが始まった。
昨日殺される夢を見たよ、と
娘が夕食のお好み焼きを食べながら言う
「銃で撃たれた夢、血がどんどん流れ出て、
でも死ななかったから、今度はナイフで刺されそうになった、
それはいや!と言ったら、体が溶ける薬をかけられたけど、
でも死ななかった、ちょっとこのへんが溶けてきてたけど
と笑って、両頬をさわった。
でもまだ生きてた・・・生きるぞ!って、思ったの。」
お母さんこんな夢を見たよって・・・言った。
夢の中でもしぶとく生きてくれてよかったよ!
と、母は思う。
愛は不確かで、妖かしで、うさん臭い言葉だけど
愛に関するすべての曖昧な形容詞を払拭して
わずかにでも確かな愛の幻想にすがりついて
なにが悪い。
と、開き直って気がついたら朝だった。
そして、また永遠の夜明け前がやってくる。
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