RURUのひとりごっち

「博多にわか」な「独り言」と「ごちそうさま」を鍋に放り込んでなんだか煮てみたら・・・ひとりごっちが生まれました。

たまには追伸ってこともある

2007-08-13 14:19:10 | ぼちぼちですわ

(夜の那珂川昼の那珂川・・・夏の川に映えるのはネオンか雲か?)

昨日のつづきになんだけど、
軍律や上官の命令より自分の価値観を信じて
行動する兵士が描かれていた
『硫黄島からの手紙』
確かにそうでない兵士たちも描かれてはいた
いやおう無しに軍国主義の洗礼をうけて
マインドコントロールされたまま
死んでいった兵士も大勢いただろうし
心は盗まれなかったが
戦争という異常な状況にのみこまれて
葛藤と後悔と無念に苛まれつつ死んでいった
兵士たちも大勢いたと思う

でもこの映画の中では異常な状況にあっても
自分の価値観と自分の中の正義を貫く男を
メインにしている様にるるは思ったわけで

それで
クリントイーストウッド監督作で
『ミリオンダラーベイビー』のことを
思い出したんだけど、
彼がダーティハリーでは法律を無視の
自分の価値観で正義を貫く刑事ハリーキャラハンを
長年演じたことが彼に多大な影響を与えたと考える、
もう一つの理由が
この『ミリオンダラーベイビー』である
この映画の結末も
自分の中の価値観で行動する男が描かれていて、
そしてやはり法律を犯すのである。

つまり彼の作品のテーマはやっぱりそのあたりにある
のじゃないのって思ってもよかろうかと・・・。
不完全な人間がつくった法律は
時に人間らしい生き方を阻むのである
と言いたいのか?
まあわからなくはない
だれしも法律より自分の信念を徹して生きたいと思うし、
その美学に酔いたいとも思う、ただひっかかるのは、
その根っこが
ダーティハリーだということなんだと思うと・・・。
ダーティハリーファンには怒られそうじゃがね。
でナニが言いたいのかっていうと
興業映画で戦争を描くということが
出来るとは思えないってことを感じた

言いたかったわけです


今日は昨日の追伸のみでございました