先日、町内会主催で、町内にある公園の除草等の作業活動が行われた。
近所にある保育園児たちや、親子連れが日ごろよく遊んでいる。
だから、草刈り等の整備活動はとても大切だ。
町内に知らされた清掃日の前日、朝から刈り払い機を動かす機械音が、かなりやかましく響いていた。
清掃日の前日なのに、なぜ一日早く機械で草を刈るのかというと、理由があった。
多くの人が集まる日に機械を使うと、思わぬ事故が起こることがある。
だから、有志で一日早く刈り払い機を使って草を刈っておいて、清掃日当日は、集まった人たちがその草を片付ければいいように配慮してあったというわけだ。
ああ、いいことだなあ、と感心した。
そのことを知って、私が持って行った道具も、鎌のほかに、こんなものが役に立った。
大きな竹熊手。
ほかの人が持って行った、金属製のものより、竹製品のこれの方が草を集めやすかった。
軽いのと、適度な隙間が、いい働きをしてくれた。
そして、かき集めるときにも、刈り残された下の草や苔などを、必要以上に傷めないのもいい。
昔ながらの道具だけど、なかなかどうして優れものなのだと、見直した。
有志の方々の思いやりと優れた(?)道具のおかげで、公園の除草等清掃作業は気持ちよく終わったのであった。