ON  MY  WAY

60代になっても、迷えるキツネのような男が走ります。スポーツや草花や人の姿にいやされながら、生きている日々を綴ります。

たきがしら湿原で、春の山野草の花見を楽しむ(後編)

2023-05-05 21:13:53 | お出かけ

奥から、何かないかとキョロキョロしながらゆっくり歩いて道を戻る。

戻りながら、さっき気づかなかった上部に⑯モミジイチゴ。

 

少し上には、⑰クロモジの花も見つけた。

 

⑱ヤマザクラもいろいろあるが、ここではこんなのがまだ咲いていたぞ。

 

改めてさらに遠くに目をやると、まだ少し⑲タムシバも残っていた。

 

足元には、花ではないとはいえ、⑳フキノトウの綿毛も花のようにきれいだ。

 

湿原の方まで戻ってくると、その近くの足元に、㉑キバナイカリソウ。

 

湿原そばの舗道わきの林の斜面にずいぶん数を増やしたのは、㉒シラネアオイ。

 

あまりにも多くなっていたので、びっくり。

白花のシラネアオイもあった。

 

そのシラネアオイを夢中になって見ていると、自分の足元に、小さな青い花。

それは、春に咲くリンドウ、㉓フデリンドウではないか!!?

たきがしら湿原で見つけたのは初めてだったので、オドロキながらもうれしかった。

 

近くの斜面には、㉔雪割草も咲き残っていた。

 

駐車場の近くには、㉕雪椿と思われるツバキもあった。

 

その駐車場の一角にあった㉖樹木の花、なんという木だろう?

 

たきがしら湿原の駐車場のトイレの裏に、㉗ミズバショウ。

湿原の池にも咲いていたが、こんなところにも?と思ったのだった。

 

たっぷり花見を楽しんで、帰途についた。

その途中、飯豊山脈が見えるところで途中停車。

山の景色を撮影しながら、その近くを見ると木が伐採されていたが、頭上に㉘キブシの花、

 

㉙ウワミズザクラの花を見ることができた。

 

だけど、この辺には、たしか季節遅れのカタクリの花がいつも咲いていたはず。

そう思って探してみると、…あった!

変わる環境の中、今年も㉚カタクリはがんばって花を咲かせていた。

 

連休の最中であったが、来ている人は年配のご夫婦や友人ばかり。

しかも、まばら。

混雑や喧噪とは全く関係なく、ゆっくりじっくり花見散策を楽しむことができた。

 

こんなふうに、たきがしら湿原に行くと、春の野草の花見(花でないものや樹木の花もあったりするけれど)を、満喫できるのだ。

今年も、十分楽しんだよー。

 

帰り道に、なじみの酒屋で今年も地元限定の酒「はでっぱの香」を買って帰ったのは言うまでもない。

           

コメント
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