ON  MY  WAY

60代を迷えるキツネのような男が走ります。スポーツや草花や人の姿にいやされ生きる日々を綴ります(コメント表示承認制です)

気持ちは入っていたが、無念のドロー ~2023第11節ホーム柏戦~

2023-05-07 21:08:40 | アルビレックス新潟

サッカーJ1リーグ第12節、アルビレックス新潟対柏レイソル戦。

前節「次を見てくれ」とゴール裏のサポーターに誓った堀米主将。

その言葉に嘘はなかった試合だったと思う。

結果は、1-1のドローに終わってしまったが、攻守にわたってアルビの選手たちの積極的なプレーが見られた。

それは、スタッツを見ても分かる。

ボールの支配率も、シュート数もその枠内シュート数も、新潟は柏を上回っていた。

気持ちの入ったプレーは、ボール奪取の場面やピンチの場面でもたくさん見られた。

それゆえに、後半開始早々に、無理な姿勢でもボールを取ろうとした星がけがをしてしまって、交代せざるを得なくなってしまったのは、残念だった。

今日こそは勝つ、という強い意志が感じられた試合だったが、ゴールネットを揺らすことだけができなかった。

前半から、これは決定的だと思われるシーンが頻発した。

ペナルティエリア内及び周辺で、今こそ絶好の得点チャンス!と思わせてくれたシュートの機会が、前半のオフサイド判定となったものも含め、私の目には11回も映った。

だが、どれも、相手GKのファインセーブや、ギリギリのところで枠を外してしまったりと、惜しいことのくり返しだった。

残念ながらスコアレスドローに終わり、得点シーンは見られなかったが、アルビの選手たちの得点への渇望を見ることができた。

私たちアルビを応援する者たちは、こんな前向きな試合を見たいのだ。

こういう試合を、こういうプレーを続けていれば、きっと勝利は近づいてくる。

だから、試合後の選手たちのあいさつに対しても、今日はブーイングではなく拍手だった。

 

ところで、試合前に、信じられない失態の報せがあった。

機材を積んだ車が到着できないから、VAR判定ができないというもの。

幸い、今日は試合を左右するようなジャッジの場面はなかったけれども、何ともお粗末。

こんな弾幕が試合前に掲示されるのも、よく分かる。

なにしろ、先の2試合連続して、ひどい誤審にあっている新潟だ。

しっかりしてくれ、と訴えたいサポの気持ちに共感する。

 

 

さて、次節の新潟は、去年の王者、横浜F・マリノスをホームに迎える。

松橋監督の「古巣」でもあるし、戦い方もよく似ている。

今日のように選手たちの気持ちが入っていれば、どれほどの好試合になるか、今からとても楽しみだ。

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