浦和レッズ、ACL優勝おめでとうございます!
アウェイで1-1のドローに持ち込み、そして今日の第2戦。
ホームの試合には、5万人を超える熱狂的なレッズサポーターが、観客席を独占した。
試合前のコレオグラフィがすばらしかった。
これだけのサポーターが声援を送る中、むざむざ負けられない。
試合開始から、ボールを支配され、圧倒的に押し込まれた。
決勝戦だけに、相手チームの圧力も相当強かった。
だが、その圧に負けずにはね返せたのは、大観衆の後押しがあったからとも思えた。
最初は押されていた選手たちが、しだいにはね返せるようになっていくのを見ることができた。
あれだけ押されていたのに、浦和の選手たちがどの選手も怖がらずに必死で相手に食らいついていった。
GKの西川も、再三の好セーブや飛び出しを見せ、最後の最後のところでゴールを死守した。
最後まで浦和の選手たちのアツイ気持ちが感じられた。
この試合に1-0で勝利し、浦和レッズACL優勝!!
DAZNの放送による試合のスタッツを見ると、なんとも面白い数字が並んだ。
ボール支配率は、浦和29%、アルヒラル71%。
シュート数 浦和6本、アルヒラル10本
枠内シュート 浦和0本、アルヒラル3本。
パス数 浦和255、アルヒラル593
パス成功率 浦和71%、アルヒラル86%
(以下略)
…などと続く。
圧倒的に浦和の数字は、アルヒラルに比べて劣っている。
枠内シュートが「0」だったとは。
それでも、この試合は、浦和が1-0で勝ったのだ。
結果的にオウンゴールを呼び込んだわけだが、数字で勝る方が試合に勝つわけではないということを教えてくれる試合でもあった。
それはやはり、サポーターの熱い声援を支えに気持ちで負けていなかった浦和の選手たちが、一瞬たりとも気を許さずにプレーして戦っていた結果だと思えるのだ。
数字で上回る戦いをしていたアルヒラルと、アルビレックス新潟の最近の姿が重なって見えるような気がした。
気持ちで負けず、一瞬たりとも気を許さずにプレーして戦う。
今のアルビレックス新潟に、サポーターが求めているのは、そこだと思うのだ。
FC東京戦では、負けたけれどもブーイングは起きなかった。
だが、横浜FC戦では、大きなブーイングが起きた。
その違いは、東京戦では見えた「気持ち」が、横浜FC戦では見られなかったということだろう。
明日の柏戦は、今日の浦和のように、まずはやっぱり気持ちの入った試合を見たいと思う。
Visca Albirex !!!