埼玉への往来で、休憩によく利用するのが越後川口SA。
行くときにも帰って来るときにも、立ち寄った。
もちろん、上りと下りでは違う場所だけどね。
帰りの下りのSAに駐車場に車を止めようとしたときに、白い花の植え込みが気になった。
あの白い花は何だ?
気になって、近づいた。
背丈はずいぶん低いけれども、白い花があふれんばかりに咲いていた。
あんまり見たことのない花だけど、花そのものは、見覚えがある。
これって、小さいけれどもウツギの花だよなあ。
家に帰ってから調べてみた。
ウツギにもいろいろな種類があって、この小さいのは「ヒメウツギ」というらしい。
そして、ヒメウツギにもいろいろあって、この白いのは、「ヒメウツギ ユキスノーフレイク」というらしい。
なるほどなあ。
「スノーフレーク」は、「雪片」「雪を構成する微小な結晶のこと」「雪の結晶をモチーフとした模様のこと」などの意味がある。
雪の結晶だけあって、白い花々が風に揺れてそよぐ様は、とても清楚な感じがした。
葉の新緑と白い花がよく似合っていた。
サルスベリなどにも、低木に品種改良して植えられているものを多く見かけるが、きっとこのウツギも、低木にしたものの一つだろう。
運転に疲れてきた身には、新緑をまとった白く清らかな花は、とても心和むものだったよ。