ON  MY  WAY

60代を迷えるキツネのような男が走ります。スポーツや草花や人の姿にいやされ生きる日々を綴ります(コメント表示承認制です)

ツクバネウツギ、名を知って20年目。衝羽根空木、漢字を知ってから10年。

2023-05-16 22:27:21 | 草木花

筑波嶺の峰より落つる男女の川 恋ぞ積もりて淵となりぬる

 

こういう歌が百人一首にある。

作者は、陽成院。

出だしの「筑波嶺」は「つくばね」と読む。(ちなみに「男女の川」は、「みなのがわ」であるが。)

 

だから、「ツクバネウツギ」という花を知ったときには、てっきり筑波山と関係あるのだと思っていた。

ところが、これは、「筑波嶺」ではなく「衝羽根」。

羽根衝き(はねつき)の方なのだという。

それで、衝羽根空木(ツクバネウツギ)。

そんなことをこのブログに書いてから、どのくらいたったのだろうと思って、調べてみた。

 

すると、それは、2013年のことだった。

 

「筑波嶺」ではなく「衝羽根」~ツクバネウツギ花ざかり - ON  MY  WAY

今日出かけた里山とも言える地域。2か所に行ってきたのだが、そのどちらでも最もたくさん見かけ、まさに花ざかりだったのが、ツクバネウツギだった。ウツギの花は、春に咲...

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へえー、もうそれから10年もたつのか!!?

ちょっとびっくりした。

 

そして、ツクバネウツギの名を知ったのは、それからさらに9年も前ということが分かった。

2004年の4月に、図鑑を見ながらその名を知ったことが、自分の記録に残っていた。

知ってから、今は20年目ということだ。

このときには、もう一つの「衝羽根」の名がつく植物にも出会っていた。

それが、これである。

その名は、「衝羽根草」。

読めますね、「ツクバネソウ」。

葉の上に乗って咲く花の様子やできた実の様子は、間違いなく羽根つきの羽根のようになる。

 

ここのところ、植物が多い森や山に入ると、ツクバネウツギの花をたくさん見かける。

はて?いつここに書いたのだろう?

いつからこの花を知っているのだろう?

と思ったら、こんなだったのだ。

その名を知ってからおよそ20年か、早いなあ…。

コメント
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