私のつれづれ草子

書き手はいささかネガティブです。
夢や希望、癒し、活力を求められる方の深入りはお薦めしません。

憧れ田舎の隠遁生活

2010-10-09 | 6悩む
田舎の隠遁生活に対する憧れが、日増しに強くなっている。

特に、馴染み深い田舎のない私にとって、選択肢は限りなく広いのだが、生活自体は既に隠遁生活の体をなしているので「田舎に暮らすからと言ってそれが安全で穏やかな生活になるとは限らない…」と冷めた意見が多い。

田舎に暮らすとしても、ガチガチにセキュリティーシステムで固めたコンクリートの箱で暮らすとすれば、地域の中で浮いてしまうのは必定だ。

お付き合いの仁義を欠かすことが出来ないのも事実であろうし、具体的にプランを立ててゆくとなるとちょっとねぇ…ってことが次々に出てくる。

豊かな島国であるニッポンの、ニッポン的な田舎を構成する一員として、素朴な日本人としての余生を送ることの意義を、強く強く感じているだけなのかも知れない。

それはそれで、厳しい現実が必ずまとわりついてくるでしょうけれど。
憧れっていうのは、現実と距離があるからこその憧れなのだ。

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