私のつれづれ草子

書き手はいささかネガティブです。
夢や希望、癒し、活力を求められる方の深入りはお薦めしません。

それでも怒りは沸々とたぎっている

2011-03-30 | 12怒る
諦観を覚えながら、それでも怒りは沸々とたぎっている。

その日の午前には、リーダーとしての資格を欠くことが明らかとなって命運尽きるはずだった首長が、未曾有の事態で午後には長らえることになった。

この災禍を、かくのごときリーダーの下で立て直さねばならない不運を、どう嘆けばよいだろう。
かの人に、本当にこの国が守れるのだろうか。
その心があるだろうか。

ゾンビが次々に復活し、荒野では策略に長けたハイエナやハゲタカが盛んに動いているというのに。

野菜の出荷規制がされ、とうとうプルトニウムによる土壌汚染が明らかになった日、いかにも善良で勤勉な有機農法の耕作に精魂傾けていた一人の日本人が自ら命を断たれたというニュースを知る。

この不条理をどうすることが出来るだろう。

怒りはたぎっている。
沸々と。
それは静かに蓄積されて、ある日大きなエネルギーとなって出口を見出さずにはいられないだろう。
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