私のつれづれ草子

書き手はいささかネガティブです。
夢や希望、癒し、活力を求められる方の深入りはお薦めしません。

角膜傷つく

2008-12-22 | 8病む
深夜、鬼平犯科帳に見入っていると、突然、片側の目に何かしらぶつかったような激しい痛みを覚えた。
コンピューター漬けになっていた頃には、しばしば襲われた痛みである。

「またドライアイだわ…」と、ヒアルロンサン目薬を探し出し点眼するが、いつになく恐ろしく痛む。

一晩ゆっくりと休み、朝を迎えても痛みは重くなっているような気がする。
しばらく眼科を受診していないので、久々で眼科へ。

あたりのやわらかいドクターが好きなのだが、お目当てのドクターはサブに徹し、デスクについてはいらっしゃるものの、眼科学の雑誌などをながめてばかりで、診察なさる気配はない。
ご指名のあった予約患者をお待ちになっているご様子。

診て下さるのは、端的だが高圧的な物言いをなさる声の大きなドクター。
こちらのドクターがエースなのだが、聞こえてくる患者さんに状況を説明する声にはまるで温かみがない。

…わかってはいたのだけれど。

地方にはめずらしく、多分東大医学部ご出身のドクター。患者の目線の高さまで降りて来てはくださらない。

以前は「目薬がしみて痛い」と訴えたところで
「目薬は痛くて当たり前」と一喝された。

今回は、前の患者さんの言われようを聞きながら、知らず知らず身構えた。
そして、やっぱり
「その表現ではどういう状況なのかわからない」と説明を大声で否定された。

人間ができていないので「むっ」とすると相手と同じ声量になる。
重ねて状況を説明する。
血圧が上がり、まばたきの回数が急増する。

しかし、きちんと診て下さるドクターなので、眼底のチェックもして下さり、ドライアイが極端になったため角膜が傷ついただけ…という結論に落ち着いた。

生活に潤いが欠けている所為か、心も傷つきやすくなっている。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする