36℃の経年優化

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コミュニケーションのための共通言語(その3)

2012-05-03 11:27:01 | コミュニケーション
 前回はコミュニケーションがうまくいかないケースを考えてみました。

コミュニケーションは自分と相手の共同作業。コミュニケーションがうまくいかないときは自分にも相手にも原因があるのでは?というOzaki説を説明してきたつもりです。

 人間はどうしても自分中心に考えてしまう傾向があるように思います。

 具体的には

 自分が話す立場の時には
 
 自分の話を理解できない相手が悪い
 相手が自分の話に興味を持たないのが悪い

 逆に自分が聞く立場の時には
 
 相手がもっと分かりやすく話せないのが悪い
 自分が興味のないテーマで話す相手が悪い
 
と考えてしまいがちです。



 でも相手に責任を押し付けている間はコミュニケーションが円滑になることはありません。コミュニケーションシリーズの最終回はどうすれば多種多様な人と上手にコミュニケーションが取れるようになるか、解決策を一つ提案してみたいと思います。

 その解決策とは「共通言語」を増やす、ということ。前々回、「共通言語」がない相手とは話ができない、ということを書きました。
ですので、

 「相手が『共通言語』だと思っている言葉」

を知らないとコミュニケーションのチャンスを失います。直接自分が持っているお金やモノを失うわけではありませんが、大きな機会損失につながります。


 なぜなら、自分が詳しくない分野の専門家から学ぶ機会があったとしても、自分がその分野において一定以上の「共通言語」を持っていないとコミュニケーションが成立しません。実はとある分野でものすごい人と出会っていたとしても

 「相手の言っていることはよくわからん」

とものすごい人との貴重な時間が無駄になってしまいますし、なにより「共通言語」を知っていれば学べたであろう知識をフイにしてしまっています。直接的な損失はありませんが、本来得られたはずの何かを失う機会損失は非常に大きいでしょう。



 ですので
 
 今知らないことは早めに勉強しておいたほうがベター
 今見たことがないことは早めに見ておいたほうがベター
 今やったことないことは早めに体験しておいたほうがベター
 

なのだと思います。早めに何かを勉強すること、見ること、経験しておくこと、は早めに「共通言語」を増やすこと。「共通言語」が増えれば誰かとお話する時の機会損失は減るはずですよね。何歳にならないと勉強してはいけない、などという制約はありませんので、「共通言語」を早いうちから増やすことに障害はありません。



 Ozakiがこのメルマガ開始以降繰り返し

 「何事もまずやってみたらいいですよ」
(続けるかどうかは好き嫌いやフィーリングの合う、合わないでいいけど食わず嫌いはやめる)

 であるとか

 「『思ったら言え、言ったらやれ』を心がけてみると面白いですよ」

と書いているのはより多様な人とコミュニケーションをとるための「共通言語」作り
につながるから、という理由もあるのです。



 長くなりましたが、これはあくまでOzaki流コミュニケーション向上策の一つでしかありません。きっといろんな「共通言語」作りの方法があると思います。

読者のみなさんもそういわれてみれば自分はこんな「共通言語」作りをやっているかも!という行動、心構えがあればぜひ教えてくださいね。

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