36℃の経年優化

日々一歩一歩自然体で成長し、経年優化を実現するための奮闘ブログ

食える『オタク』が最強(その1)

2020-12-12 01:31:05 | 仕事術


 昨年の今時期、母校の高校で一時間ほど、
現役の高校生に向けて講演を行ってきました。
ゴールデンウィークに
ハンドボール部のOB会に出席した際、
お世話になった顧問で現教頭先生からのご依頼。



 高校生に向けて自分の高校時代、大学時代の話や
社会人としてどのように歩んできたのかを
自由に話をして欲しいとのことでした。
獣医師資格を取ったものの一度も使ったことはなく、
証券アナリストの知識も活用しているとはいえず、
挙句の果てに大組織から脱走した人間がOzakiです。
こんなのを高校生が参考にしても仕方なかろう、
という気持ちもありました。

 ただ、Ozakiの母校の校是は

 「明朗・溌剌・無邪気」

となっています。
Ozakiの無邪気すぎる生き方をも受け入れてくれる、
そんな母校の懐の深さにお応えすべく
20歳ほど年の離れた後輩たちにお話してきました。



 先生方からはかなりの高評価を頂きましたので、
今回と次回はそのエッセンスをメルマガ読者の
皆様にもお伝えしたいと思います。

 
 進路に悩んでいるかもしれない高校生向けですので
まずはOzakiのちゃらんぽらんな生き方を紹介。
こんなOBでもそれなりに人様のお役に
立てるようにはなるのですよ、という安心材料を
自己紹介がてら提供してみました。



 自分の勝手な思い込みで競馬の世界に
突撃することを決めた中学時代。

 ダービースタリオン(競馬ゲーム)の血統表を
毎日のように書き写していた高校時代。

 勉強よりも競馬場通いに没頭した大学時代。
そして人間の脳の働き、心の動きの面白さに
気づいて研究に取り組んだ時期。

 「面白そう」「チャレンジできそう」という理由で
全く縁もゆかりも、基礎知識すらなかった
国際協力業界に飛び込んだ就職活動期。
 
 JICAとして初めて債券発行する際、
今金融の勉強をすれば組織内第一人者だ!
という思い込みだけで資格を取得したこと。

 パキスタン赴任中「安全対策オタク」になり、
その知識と経験が組織のピンチに生きたこと。

 独立後も「安全対策オタク」として
多くのお客様にご依頼を頂いていること。



 
 色々な経験を語ったうえで伝えたメッセージは一つ。

 「食えるオタクになれば怖いものはないですよ」
 
というその一点です。

 オタクになれというメッセージは
普通ではないという自覚はあります。



 しかしながら、Ozaki自身は二つの根拠から
自信をもって後輩たちに

 「食えるオタクになれ」
 「食えるオタクが最強だ」

と繰り返しお伝えしてきました。



(次回に続けます)

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