36℃の経年優化

日々一歩一歩自然体で成長し、経年優化を実現するための奮闘ブログ

 「短期は悲観、長期は楽観(その2)」

2014-08-02 03:16:46 | 意識を整える
 「短期は悲観、長期は楽観(その2)」


 前回は経営者やお金持ちに特徴的な
「短期悲観、長期楽観」の話をしました。

今回は続編というよりもおまけになるのですが、おつきあいください。



 前回ご紹介した富裕層ビジネスをしていると思しき方がまとめた

 「3億円以上の資産を持っているお金持ちに共通の特徴」

は以下の8つです。
http://anond.hatelabo.jp/20110825105018


1)お金持ちは親切である

2)お金持ちは無駄遣いをしない

3)お金持ちはお金を使う。無駄遣いはしないが、お金は使う。

4)お金持ちは周りを大切にする

5)お金持ちは勉強する

6)お金持ちは語るより聴く

7)お金持ちは挑戦する

8)お金持ちは短期的にネガティブ、長期的にポジティブである



 これらは、日々貪欲に成長を目指している読者の皆さんのこと
タイトルだけを読んだだけで「なるほど」と納得してもらえるはずです。
実際に行動に移すとなると難しいのですが、
水準以上の成功を収めるためにどれも必要不可欠な要素だと
直感的に理解できるのではないでしょうか?



 読者の皆さんが自らわかることをOzakiが改めて解説しても、
ただただ蛇足に終始するだけですので、それはやめましょう。
しかし、上記8つをすべてひっくり返したらどうなるか、
を見て頂きたいのです。
言ってみれば成功するための8か条ならぬ

 「失敗すべくして失敗するための8か条」

とでも言いましょうか。
こちらは
http://anond.hatelabo.jp/20110825204218
で紹介されています。

 原文の解説文も含めて正反対にしてみるだけでも示唆に富む内容になっています。
ぜひとも読者の皆さんにもご紹介したいと思います。
(タイトルと関係なくなってしまいますので「おまけ」とご理解ください)
一部、オリジナルから表現を変更しておりますが、
ご紹介したリンクとほとんど同じ内容です。


1)貧しい人は他人に厳しい

貧しい人はとにかく人に親切にしない。
この程度の親切ならと思えるようなこともしない。
金銭的な面だけではなく、

 「世話になっている人に対してこの程度の手間なのに」

と驚くようなことすら断ることもたびたびある。

 これはおそらく、親切にして得られる信用の費用対効果を計算できず、
自分のメンツを重視するからだと思う。

 例えばある依頼者が無職の人にお願いを断られたことで、
(だいたいその人個人の作業として30分もかからないこと)
依頼者は落胆し、数万円のバイトを紹介するのをやめたとする。
数万円は両親と同居している無職の人にしては魅力的ではない額だが、
それでも30分程度の手間で、数万円のバイトを紹介してもらえるなら、
悪くない投資だと思うのだが。



2)貧しい人は無駄遣いをする

貧しい人はとにかく無駄遣いをする。
100円で買えるものが150円で売っていても、たかが50円、と気にしない。
お金持っていないのにいいのか、と思うようなことでも、
無駄なものに考えなしにお金を払うことが多い。

3)貧しい人はお金を使わない

貧しい人はお金を使わない。
矛盾するようだが、お金を使う勘所を意識していないのではないか。
自分のところに貯めておくべきお金でギャンブルをし、
堅実な貯金で将来的に自分にお金がはいることに気が回らない。
自己投資や金融商品への投資だけではなく、
自分よりも若い人、未来ある人を支援することに徹底して時間とお金を惜しむ。
そうすることで世の中にお金が回り、
いずれ自分にお金が回ってくることを知らないのだろう。



4)貧しい人は周りを大切にしない

 貧しい人は周りを大切にしない。
無駄遣いばかりする代わりに、友人に贈り物はしないし、
困っている友人に居酒屋でちょっと多めに払ったりは決してしない。
これは、その行為を無駄遣いだと認識しているのかもしれないが
そこまで合理的に考えていないことのほうが多いようだ。
自分が付き合っている人間を大切にしなくても構わない、
という気持ちが無意識に表れているだけのようだ。

5)貧しい人は勉強しない

 貧しい人は勉強をしない。
とにかく本を読まないし、講演を聴かない。
人から教えてもらおうともしない。
勉強したことが無駄にならないことをわかっていないからかもしれない。



6)貧しい人は聴くより語る

 貧しい人は聴くより語る。
人にたいして自慢話をしたり、過去の栄光を語るのはしょっちゅうだ。
そして人の話を聞こうとしない。
人の話を聴くメリットより、自分の話をするメリットのほうが
大きいと思っているのかもしれない。
ペラペラ自分の話ばかり話したがる貧しい人は多い。



7)貧しい人は挑戦しない

 貧しい人は挑戦をしない。
これまでやったことないことや、苦手なことをあえてやってみようとしない。
例えば、貧しい人たちは外国旅行には通常いかない人たちだが、
たまたま行った先で流行っている食べ物や遊び、風習を試してみよう
などとということはない。
自分がやることが面倒で多くの人と同様に遠巻きに見ている輪には
加わることがあっても、積極的に挑戦をしようと思わないことが多い。
失敗するリスクの低さと、経験のリターンの大きさを知らないのだろう。



8)貧しい人はは短期的にポジティブ、長期的にネガティブである

 貧しい人は短期的にポジティブ、長期的にネガティブである。
よく貧しい人はネガティブな人が多いと言われるが、
実際には、そうでもない。
短期的には楽観的だったり不安に思わなかったりすることが多い。
避けられる失敗をなるべく避けようとする気持ちが少ない。

 一方で、将来的に自分がどうなるか、
などに関しては驚くほどネガティブである。
長期的に悲観になっても無駄だということを知らない。
逆に、短期的に「まあいいか」と楽観的になると、
のちのち悪いことが起きるのを知らないので、
目の前のことに対しては真剣に考えない。


 いかがでしょうか?

「失敗すべくして失敗するための8か条」



すべてに当てはまるといった読者の方はおられないとおもいますが、
一つや二つ、心当たりがあるという方はいるかもしれません。
(Ozakiも例外ではありません)



 もし一つでも心当たりがあるということであれば、
意識的にそういった行動を避けるように今すぐ取り組んでみてはいかがでしょうか?
お金持ちになれるかどうかは別として、

 精神的に貧しくなる、
 物質的に貧しくなる
 (その結果)前向きな人生を送れない

といった結果からは少しでも遠ざかることができるのではないかと思います。