杏林大学呼吸器内科 『あんずの呼吸 part2』

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池田正行先生のサイトから、、研修医に捧げるtips

2008年08月26日 | Kanpo-Master の部屋
Kanpo-Masterです。
僕にとってはEBMは道に迷ったとき、正確な進路を間違えないように、とんでもないところへ行ってしまわないように道しるべとなる、その程度のもの、と言う認識でいます。知っていることは大事だと思いますが、、、目の前の症例こそが日々眼にするエビデンスで、新たな発見が毎日、きっとどこかであるような気がしております。それを共有できる仲間はどんどん増やしたいと思います。話は変わりますが、、

池田先生はお会いしたことはないですが、臨床のみならず臨床、基礎研究においてもきっと素晴らしい仕事をされている先生なんだろうなあああ、、といつも思っていました。時々以下で勉強させていただいております。↓

http://square.umin.ac.jp/~massie-tmd/rvwlist.html
http://square.umin.ac.jp/~massie-tmd/residentips.html#caserprt

感動した中の一つに、池田先生のお言葉”研修医に捧げるtipsから、、、
http://square.umin.ac.jp/~massie-tmd/residentips.html#writing
症例報告を大切に:EBMでは症例報告は価値が低いという誤解のもとに,症例報告がないがしろにされる傾向があるのは困ったものである.症例報告は臨床のαであり,ωである.臨床は症例報告に始まり,症例報告に終わる.どんな世界でも基本がそれすなわち最終目標である.最も大切なものが基本となり,最も大切なものが最終目標になるからである.
Vandenbroucke JP. In Defense of case reports and case series. Ann Intern Med 2001;134:330-334