Kanpo-Masterです。
関東内科カンファレンスの前日は、毎月恒例の肺の画像の会で楽しみにしている会です。神田までの道のりは遠いですが、ほぼ皆勤賞で3年は通っています。
■症例は60台の女性、軽い糖尿病で1年の経過で続く肺の腫瘤影でした。AMPC/SBTで画像及び炎症反応は改善しておりましたが、血痰が続いたとのこと。答えは
Actinomycosisでした。こんな感じです↓
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/entrez/utils/fref.fcgi?PrId=3051&itool=AbstractPlus-def&uid=6981958&db=pubmed&url=http://www.ajronline.org/cgi/pmidlookup?view=long&pmid=6981958
■2例目は70台女性で肺結核bII2でHREで治療開始、画像上も理学的にも改善していたが、突然の発熱と酸素低下というものでした。画像の会でも時々ですがhistoryだけで答えが浮かぶこともあります。この症例に関してはVascularな病変がなければ(PE, PTTM、CNSなどにも)やはりA:autoimmune&allergyが考えられ、薬剤性肺炎, MACなどで見られるHot tub lungのようなacute HP、Paradoxical reactionが最も考えられました。正解は自分が最初に思い描いていたParadoxical reactionでした。これもなかなか勉強になりました。
腐っても東京、というのは本当で、やはり勉強するチャンスが多いのも事実だと思います。
関東内科カンファレンスの前日は、毎月恒例の肺の画像の会で楽しみにしている会です。神田までの道のりは遠いですが、ほぼ皆勤賞で3年は通っています。
■症例は60台の女性、軽い糖尿病で1年の経過で続く肺の腫瘤影でした。AMPC/SBTで画像及び炎症反応は改善しておりましたが、血痰が続いたとのこと。答えは
Actinomycosisでした。こんな感じです↓
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/entrez/utils/fref.fcgi?PrId=3051&itool=AbstractPlus-def&uid=6981958&db=pubmed&url=http://www.ajronline.org/cgi/pmidlookup?view=long&pmid=6981958
■2例目は70台女性で肺結核bII2でHREで治療開始、画像上も理学的にも改善していたが、突然の発熱と酸素低下というものでした。画像の会でも時々ですがhistoryだけで答えが浮かぶこともあります。この症例に関してはVascularな病変がなければ(PE, PTTM、CNSなどにも)やはりA:autoimmune&allergyが考えられ、薬剤性肺炎, MACなどで見られるHot tub lungのようなacute HP、Paradoxical reactionが最も考えられました。正解は自分が最初に思い描いていたParadoxical reactionでした。これもなかなか勉強になりました。
腐っても東京、というのは本当で、やはり勉強するチャンスが多いのも事実だと思います。