杏林大学呼吸器内科 『あんずの呼吸 part2』

当教室への連絡をいつでもお待ちしております.
23c2230@mail.goo.ne.jp
入局,大歓迎です!

第110回漢方勉強会 慈雲堂内科病院にて

2007年11月23日 | Kanpo-Master の部屋
Kanpo-Masterです。 
昨日の漢方勉強会でのお話。
ツムラの学術の峰尾先生からのレクチャーがありました。
小青竜湯(半夏、乾姜、甘草、桂皮、五味子、細辛、芍薬、麻黄)から成る漢方薬
桂皮、麻黄など表証を直すものの他、五味子、細辛など体を温める酸、辛いものが入っている。実際かなりすっぱいです。腹症は心下振水音のある人でさらさらした鼻水。
→僕も漢方やりたてのころは花粉症で来た患者さんやアレルギー性鼻炎で来た患者さんを片っ端から寝せて腹症をとると、心下振水音のある人には小青竜湯が著効しました。ただ、麻黄が入っているので、心臓疾患のある人、ひどい虚証の人、胃が元来弱い人には裏処方である苓甘姜味辛夏仁湯をお薦めします。これは生薬の頭文字をそれぞれもらった名前で(茯苓、甘草、乾姜、五味子、細辛、半夏、杏仁)が入っています。呼吸器疾患がある人にも五味子、細辛の抗炎症効果でいいと思います。柴朴湯は喘息でのβ2吸入と同じ感覚で屯服でも重宝します。

Kanpo-Masterのエネルギーの源

2007年11月23日 | Kanpo-Master の部屋
  Kanpo-Masterです

久しぶりにKanpo-Masterの娘の登場です。
本日のお出かけ前の一枚、そして箱根の温泉帰りでの後ろ姿です。踏み出したその一歩と遠く見える山並み、、、、、長い長い彼女の人生(自分もそうですが、、)、これからの光り輝く?道のりを暗示しているような一枚です。ちなみに彼女は今日も鼻を垂らしながら葛根湯を飲んでました。

Dr GUTS

2007年11月23日 | Kanpo-Master の部屋
Kanpo-Maserです。
今日は一つブログの紹介です。
私がまだ研修医の頃、ある先生のブログを見つけました。”気合い”という言葉がぴったりの生き様は、自分にはできないけれど、非常に共感するところがありました。そのある先生とは米国で家庭医の研修をされ日本に帰国されてからもまた活躍されています。最近、開業されたそうです。いつかお会いしたい先生の一人です。
Dr GUTSの院長奮闘物語 (本音の家庭医) http://09423291.at.webry.info/

ちなみにガッツという言葉はガッツ石松が考え出したものらしいです、
写真:焼肉での風景:みなさんいい顔してます。