宇宙・生命・日本 1000年後のあなたに語りかけたい

巨大ブラックホールの衝突が新宇宙を形成⇒循環宇宙論、有機物質から人間への進化メカニズム(循環論理の評価)⇒戦略的進化論

橋下徹と小沢一郎の違い

2011年11月30日 13時23分22秒 | 国際・政治

 橋下徹(以下敬称略)は「行列のできる法律相談所」から遠慮の無いストレートな発言で人気を得、「ここまで言って委員会」では山口の事件の発言で裁判沙汰にもなった。府知事の出馬も2万%無いとまで言い切っていたのが、突然の方向転換だから、当選はするだろうが何をやらかすのやらと思っていた。

 お笑いの延長かと思っていたのが、当選後の真剣度や活躍は目を見張るものが有った。有言実行で、自らの給料をはじめ、どんどんカットしたし、組合とも対峙した。財政黒字化実現のニュースが飛び込んできた時は、すごいなと思って、このブログでも書いた。

 この度の選挙では府知事とのダブル、大阪都構想とハードルが高い目標を掲げて圧勝した。全国でわっと湧き上がったし、政界にも激震が走った。

 日本中にセンセーションを起こした政治家として想い出させるのは小沢一郎である。むしろ、小沢が率いる新生党の方が全国に与えたインパクトは大きかった。何しろ、立候補した者が全員当選するという具合だった。

 私は小沢の目指す2大政党の実現するために、選挙戦では可能な限りの時間とエネルギーを投入した。それは、力仕事から、マイクを握った街宣から、何でもやりまくった。全国的なブームの中で大勝し、細川政権が誕生した。

 力のある個性的な政治家では、現在、橋本と小沢が際立っているが、中身は対照的である。個人的に小沢には思い入れも深かったが、また失望感も大きい。何を目指しているのかが分からない。

 小沢が、日本を発展させるという明確な目標を追及し、あるいは理念を持って取り組んでいたら日本は確実に変わっていただろう。何しろ、小沢の力量をもってすれば何でもできたはずだ。小沢が今でも力を持つ源泉は、職人的な選挙戦術だろう。

 田中角栄から引き継がれ、どぶ板選挙とも言われる。広島の某民主党議員は中心部に向かう道路の端に立って、毎日毎日手を振り続けたそうだ。しかし、民主党の議員と話していて、戦術の話は詳しいが、何を目指すのかという理念も哲学も見えてこない。

 そこが、橋下は違っている。彼は常に大きな目標を掲げて戦う。だから、転換は山ほどあるだろうが、誰の目にも分かり易い。しかも、現実に日々努力して実現してゆく。大阪ではその実績を本物として評価した人も多いはずだ。

 橋下は派手なパフォーマンスは少ないものの、本気でやるから激しい言動も出てきて、それが摩擦も生み、何かと騒動になり目立つ。しかし、着実に進むタイプだ。マスコミも大体支持に回っているように見受ける。

 日本の沈没、でたらめの大元は官僚・公務員だから、官僚や公務員と戦わない政治家なんて、偽物だ。野田首相もそれなりに頑張っているとは思うが、物足りない。橋本は今後も、官僚や大阪市役所との役人とも戦い、既得権をはぎ取って欲しい。

 橋下には、機会が有れば、是非、首相をめざし日本のリーダーになって欲しい。ここまで来たら、それは橋本の使命になりつつある。

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橋下徹・ダブル選挙圧勝 おめでとう!

2011年11月28日 13時00分00秒 | 国際・政治

 独裁という言葉が走り回り、共産党までが敵方となり、心配していたが、圧勝となった。まずはおめでとうございます。橋下の実行力、実績、改革の方向性を支持した大阪の皆様の見識に拍手を送りたい。大阪から日本が変わる可能性は大いに感じますね。

 橋下は言葉が乱暴だがそれが持ち味にもなっている。しかし、勝って兜の緒を締めよではないが、今は冷静に分析した方が良い。うまく行き過ぎる時は、落とし穴が待っている。

 彼が当選できたベースには、テレビも知名度が決定的に効いていることを忘れんことだ。何しろ選挙では知名度・露出度がカギ。体験済みの私にはよく分かる。実力だけではない、天からチャンスを貰っていることに対して、謙虚になるべきだ。

 民主党は平松前市長を応援するなど何をやっているのかわからない。無節操ではいかんけど、民意がどこに有るのかを十分見極めるべきだ。昔の自民党とどこが違うのか?

 橋下市長にしかできんことが山ほどあるので、どんどん臆せず、突き進んでいってほしい。大阪都構想、大いに結構。厚い厚い既得権の壁を破れ。

 市職員とは対決して欲しい。大阪市はひどいらしいし、公務員は税金の無駄遣いを何とも持っていない。市民を見下し、自分はえらいのだと勘違いしている。全国のモデルを作って欲しい。期待します。

 自分の考え・行動に自信が有ったら、迷うことは無い。やる気が有るし、若いんだから多少の失敗は許してもらえる。間違っていたら、反省して直せばよい。反省は大事だよ。

追記!今回、不用意に独裁と言ったことは反省しなさい。結果は良しとするが、本来、独裁という言葉はかなりネガティブな印象を受ける。今回この言葉を発信したことにより、作らなくてよい敵、障害を作ってしまった。

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日銀は日本を奈落の底へ落としつつある

2011年11月23日 19時22分58秒 | 社会・経済

 日本の経済は為替、日経平均を見れば分かる通り底なしの暴落。非常事態である。この原因は多面的で複雑ではあるものの、最も大きな、圧倒的な原因は日銀が金融緩和しないことにある。しかも、日銀は政府でさえも力の及ばないアンタッチャブルなのだ。

 日本では毎年3万人を超える人が自殺している。何とか防止したいが、どうせ死ぬなら、金融緩和に消極的な日銀幹部を全員道連れにしたら、と言いたい。ジョークだが、私がその立場ならやるだろう。何故なら、日銀がその多くの人達を殺しているようなものだから。

 為替は合計9兆円とも言われる巨額の介入で79円付近まで円安に導いたにも拘らず、それをあざ笑うように75円を伺う。日本が単独で介入しても効果が薄いし、長続きしない。大規模に金融緩和するとともに、海外の資源や有望企業などを買いまくるのが最も効果的だ。

 もはや政府や日銀に頼れない製造業は、僅かに残り、耐えてきた工場でさえ大挙して中国などへ移す。空洞化は目の前の現実的な脅威だ。失業率はさらに高まる。

 同時に日経平均は連日のように底値を更新している。そのうち、8000円も割るではないか。兎に角、日経平均は先進国中で最も値下げがきつい。なんだかんだ言っても、ニューヨークダウはあっという間に12000ドルを回復するが、日経平均はニューヨークが上がっても下がり、ニューヨークが下がるとさらに下がる。

 これらを一気に解決する方法は、このブログで何度も何度も繰り返し、主張し指摘してきたように、日銀が金融緩和を積極的に実施することだ。5兆円レベルの緩和は言い訳のためのものであり、アメリカやイギリスがやってきた規模の緩和をしない限り日本は救われない。金融緩和したところで、日銀の腹が痛むわけではない。しかし、やらない。

 言葉は悪いが、日銀はアメリカやヨーロッパの政府や金融と結託しているとしか言いようがない。万々が一結託していなくても、結果は日本を叩き、引き換えにアメリカやヨーロッパの利益をもたらしている。勿論、中国も韓国も喜んでいる。

 実は日本の製造業はそれほど強いということでもある。今は天下無敵に見えるサムソン電子も高給で日本技術者を雇い、ノウハウを吸い尽くして成長を遂げた。私の知っている某高知工科大学の教授はシャープとソニー渡った後、サムソンに行き、7年間務めノウハウを吐き出した。美女と、マンションと、高給で優遇されたという。

 サムソンに限らず韓国企業では40歳前に肩たたきがあり、サムソンの対象社員は大学の教授のポストを探している。サムソンを辞めるには大学教授と指示が出ている。情報漏れを防ぐためである。サムソンは相変わらず技術センターを関東において、日本の技術ノウハウの取得を続けている。

 日本の自殺数と経済の悪化は相関が高い。特に悲惨なのは中小企業経営者の自殺だ。有能で真面目な人ほど、責任を感じて追い込まれる。日本の宝が失われている。日銀がアメリカやイギリス並みに金融緩和し、日本経済がもちなおせば優秀な経営者の自殺は減るに違いない。

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巨人軍 ナベツネ×清武の騒動は子供の喧嘩

2011年11月21日 12時47分46秒 | 社会・経済

 清武英利読売巨人軍球団代表が11月11日、文部科学省で緊急会見し、ナベツネ(愛称:渡邉恒雄読売巨人軍球団会長)が、清武氏の球団人事を承認した後、頭越しに覆したとして告発。

 文書などの応酬があり、同月18日球団が清武氏を解任したという。部外者には何が起きたのかわかりにくいが、巨人関係者のダメージは大きい。

 ナベツネは会長ながら代表権の無い取締役。しかし、読売新聞グループの代表取締役会長であり、清武氏は子会社の専務(?)。会社法では勝負にならない。どうも、ナベツネは現場の巨人軍人事に直接口ばしを入れては失敗すると社長を首にするなどが恒常化していたようだ。

 普通この手の争いは、まず当事者同士の社内での争いとなり、調整者が入って解決を図るので表面化しにくい。事が大きくなると株主総会とか裁判で展開する。全株の51%を握れば、株主総会で議決権を得るし、34%以上あれば取締役を送り込める。そこまで行かなくても、株を持っていれば株主代表訴訟を起こせる。

 多分、読売新聞グループが巨人軍の株の大半を持っているので、いざとなれば読売新聞グループの意向が決定的となるのだが、清武氏の場合、全面的に不利とも言えない。読売のブランドの大きさを考えると発表自体が決定打の宝刀で、抜かないところに価値が有った。

 発表内容を見ると、清武氏は発表の前にナベツネと話し合っていない。これはちょっとおかしい。勇気をもって、法律違反が有るならきちんと伝えるべきだ。その前に、弁護士と相談し違法性と証拠を押さえておく必要がある。辞表も用意しておいた方が良いだろう。

 違法性の証拠をおさえ、辞表を懐に直談判に臨めば、大物ナベツネも突っぱねることはできない。お互い、世間に恥をさらし、マスコミの餌食となることも無い。ナベツネも反省を余儀なくされる。

 ナベツネ側も即解任が最善の手とは思えない。シミュレーションができていたのだろうか。清武氏は失うものが無くなり、オープンで戦えば、受けるダメージも計り知れない。誰かが使者に立って、よくよく説得すべきだった。感情とメンツの安直な衝突。

 11月24日に、清武氏は解任後の記者会見を行う予定で、ここまで来ると、爆弾内容をどんどん発表したらよい。どろどろの情報開示を期待する。巨大マスコミの体質改善のためでもある。トーンダウンすると逆にマスコミや世間の支持を失う。

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ロボット家電&ツール

2011年11月20日 14時18分30秒 | うんちく・小ネタ

 デオデオ秋山さんの勧めで日立の大型ドラムタイプ(6kg、ステンレス)を購入した。兎に角、大量の洗濯物を飲み込み、洗濯、風アイロンで乾燥。助かりますね。ただ、時間は結構かかるし(4~5時間ぐらいかな)、フィルターは時々掃除が必要。

 これまで家内が節水とかで中身を入れ替えていたので、誰も洗濯機には触れなかった。乾燥機が有りながら、部屋の中に吊るすのもどうにかしたかった。結構気分が良いので洗濯物がたまると勝手に洗っている。

 問題も起きた。日立の場合、廃熱利用で乾燥温度が低いせいか、臭いが発生し、それがシャツなどに伝染した。臭い! デオデオ福原さんに言ってもなかなか解決策を連絡してこない。ひょっとして、粉洗剤を変えたら消臭できるかと、ドンキホーテでトップを選んだ。これは効果有りましたね。日立の洗濯機にはトップ。

 液晶テレビの画面は大変繊細で美しく、音響ラックと組み合わせると映画館に勝る臨場感と迫力が部屋に出現することになった。音響ラックは高いと思っている人が多いでしょうが、世界が変わります。併せて便利になったのがブルーレイの録画。番組表をボタンで開き、番組を選択して毎週録画できる。

 ソニーも、シャープやパナソニックに遅れてハードディスク(めちゃ安)でも記録できるようになったが、数か月早かったのでブルーレイ録画を買った。レンタルビデオもブルーレイで見れるし、残したいファイルはディスクに吐き出すこともできる。HDDの場合はそのテレビ専用になってしまう。

 我が家では液晶を4台購入し、そのうち2台にブルーレイレコーダー(パナソニック:1テラバイト、3チューナー)を取り付けた。1台はテレビ人間の家内用、1台は私の部屋用だ。NHKのサイエンスゼロ、N饗アワー、朝日のTVタックル、読売のそこまで言って委員会、ハンキシャ、スマート・トラベル、土日の映画などを録画している。

 パナソニックのシェイバー(4枚刃の振動方式)も良かった。充電&洗浄用のケースも一緒に購入すると、スイッチ一つで洗浄し髭カスも除去してくれる。洗浄剤は30回ごとに交換で、カートリッジの水も時々交換しなければならないが、それを差し引いても、クリーン・無臭にできるので便利。

 ロボット掃除つきエアコンも便利になった。数年に一度はデオデオで掃除してもらっていたが、ロボットでは常にクリーンになっているので、臭いやつまりが無いのは助かる。ただし、日立の場合は、パナソニックほど完璧な自動ではないので3年に一度はメンテに見せてくださいと言われた。

 トイレは家内の要望で取り換えた。ドアを開けるとふたが上に開く。男性の小ではスイッチで更に座るフレームが跳ね上がる。節水型の水洗も自動。挨拶をしないので文句言ったら、まだ挨拶するのは無いそうで、音楽の流れるのは商品化されたよう。

 ロボットではないが家内が一番喜んだのはヒートポンプ方式の床暖房。冬は足が温かい。タダみたいな電気代。1階と2階につけた。エアコンと併用する方式。

 電話は事務所とプライベートをビジネスフォンで兼用したので、機能・信頼性は非常に高い。自動録音、4ch、ワイヤレスが2台、電話によって鳴ったり鳴らさなかったり、番号によって音を変え、携帯への転送、携帯のような表示や履歴記録、ピンポンも全部の電話で受けれる。

 《しょうも無い話:贅沢無駄と言われそうだけど、全回線数、カラー複合機の台数はデオデオ沼田店の2倍となっているし、機器も新しい。》

 私にとってはディスポーザーが一番良かった。生ごみを市が決めたゴミ箱位置まで、液を垂らしながら運ぶなんてとんでもない。シンクに流し込んでおけば全部処理してくれる。次に買うならMAX製だね。ディスポーザーを仕事の関係で調査したおかげで、MAXが良いことが分かった。

 案外評判がイマイチは家内が選択したセントラルクリーニング。各部屋の接続口に掃除機の先を差し込んで、掃除すると屋外のタンクにごみを蓄える。ホースが結構長いので、収納などがちょっと大変。空気が汚れないのは助かる。

 

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よみがえるドラクエ(ドラゴンクエスト)の記憶

2011年11月19日 09時10分35秒 | アニメ・コミック・ゲーム

 NHKでバックにドラクエの音楽が流れ、あのドラクエの日々が瞬間的によみがえった。どちらかというと非常に長い旅や地下の世界などで色々苦労したなという感覚の方が強いが(しんどかった仕事とも重なる)、はまっていた。全く感覚が違う子供とも、ドラクエで共感できるものが有る。

 ドラクエに興味を持ったのは、朝日新聞だったか経営者がドラゴンクエストは奥が深いと印象を語っていたからだ。大流行で興味を惹かれたところに、年配者の奥の深さという言葉で後押しされた。

 早速、中古のドラクエ1、2を購入してプレイした。期待していたのに、ちょっと外へ出ると、怪獣が出てきて、倒される。何度も同じことの繰り返しで、嫌になって売ってしまった。

 本格的に、楽しめたのはドラクエ3から。ドラクエ1より易しくなった。敵を倒すとレベルが上がり、新たな世界が広がり、呪文・魔術や武器や仲間が増えるので引き込まれてゆく。仲間も一緒に攻撃してくれるので一人でプレイしながら孤独感を癒してくれる。

 夕食後や休暇に何時間も没頭していた。船に乗れるようになったり、やがて空を飛ぶ乗り物を利用できるようになった時はうれしかった。どのゲームでも空を飛ぶようになると後半に入っている。

 ドラクエは7ぐらいまでやった。一方で仕事も普通の人の数倍やっていたし、国家試験など資格も二ケタ以上獲得したが、そんな中で、ドラクエは熱中できるゲームだった。

 同じRPGでもファイナルファンタジーは良く似ていながら、フィニッシュがなかなか難しかった。最後まで行かずに止めたりして、不満が残った。

 動くRPGでは「聖剣伝説」もちょっと漫画的だが面白かった。剣を振り回して戦う、より能動的なゲームだ。刀の振り方に工夫がいる。

 攻略本・解説本は金を惜しまずいち早く買い、ヒント探しで読んだ。ドラクエ3の時は、攻略本のことを知らず、前に進めず悩んだ末に、同僚のお子さんに電話して聞いたことが有った。勘の良い人は攻略本なしに進めるのだろうが、ストレス解消程度の集中度なので攻略本は重要なお助け情報源だ。

 任天堂のプレイ機器を購入する時は、子供の教育のためになどと言い訳したのが、教育どころか、自分がのめりこみ、やがて子供にも伝染し(子供の集中度はすごい)、子供の向学心に障害になったのではないかと今でも反省している。

 いずれにしてもドラクエは私にとって一時期の生活の一部だったし、ある時代を形成したのだ。

 今だから言うが、徳島大学、関西電力、シャープと自動掃除機の共同開発をセットしたネタは、ドラクエで出てきた掃除ロボットだった。妙に印象に残って、掃除ロボットが有ったらいいなと思っていた。

 ただし、開発品はいまだに商品化されていない。日本のメーカーは掃除ロボットを過小評価していたことが最近分かった。

 ドラクエが奥深かったか?とんでもない。私は新規事業も立ち上げたし、会社も数社立ち上げたが、実ビジネスの方が1000倍以上奥深い。しかし、ドラクエは面白かった。最新の3次元タイプも試してみたいと思っている。

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官僚はあまりにも馬鹿でつける薬も無い

2011年11月18日 14時41分32秒 | うんちく・小ネタ

 東大法学部と言えば、全大学の偏差値トップを誇る官僚養成学部だ。誰が見ても単に頭が良いだけでなく、超エリートで将来を嘱望されている。親は鼻高々で、何かにつけて、さりげなく東大法学部に入ったことを漏らす。

 官僚になれば、財界・財閥などから娘をよろしくと紹介が来るので、お見合いで結婚し(出世するには恋愛は許されていない)前途洋々なのだ。

 しかし、本当に彼らは頭が良いのだろうか?実はどうしようもないバカども、というのが私の見解だ。頭が良いと世間が言い本人も自覚することと、私がバカだと決めつける事との差は何なのか?

 東大の問題は、教科書に沿い大変オーソドックスで奇をてらうところが無い。つまり、教科書をそっくり頭に詰め込めば合格できる。一方で、国家公務員試験では富士山の高さまでが試験に出てくる。つまり彼らは一般常識はすべて頭に入っているのだ。これだけの情報を詰め込んでいることには敬服せざるを得ない。

 私は、世の中で東大をはじめ、かれこれ優秀と言われる人々と接してきた。切れ者(まるで剃刀のよう)と言われるタイプが多い。多くの情報を短時間で記憶できるし、何でも知っており、スポーツでも、ゲームでも、何をやっても良くできる。参りましたと言う感じの人もいた。ところが、教科書、実績のないところではどうしようもない。全く歯が立たない。

 急に無能になる。技術系はまじめだから、隠さず、それが見えてくる。つまり、結論が出せず苦悩する。それに対して、事務系は実にずるい。ごまかすか、巧妙に嘘を言い、他人や部下のせいにしてしまう。そのことが、財務省をはじめ官僚に色濃く見られる。官僚が新しい課題や難しい問題に遭遇した時の常套手段は、棚上げ、先送り、隠ぺいだ。

 日本の財政は破綻しており、危機状況だ。ところが、官僚がやることは、増税であり、バラマキであり、既得権の確保である。本来は経済成長を図り税収の増額を図らなければならない。小学生でも分かることだが、彼らの能力ではそれができない。その結果、天文学的に借金が増え続ける。

 私が日本の知識エリートに懐疑的なのは、そもそも、幼いころから無条件かつ機械的に情報を詰め込むその姿勢・行為であり、異常さを感じる。子供は本能が支配し、半分以上が野生動物のはずだ。社会生活を経験し、教育を受けて次第に動物が人間になってゆく。ところが、日本の知識エリートは人間のプロセスも踏まないうちにいきなり機械的なメモリーになる。

 東大の試験はオーソドックスだが、自然感覚や論理的思考を問うているわけではない。これらが有れば、物事の良し悪しが分かるし、評価ができる。論理的思考を追求していくと、官僚や政府の仕組みや、日本社会構造に疑問を感じるのが普通だが、彼らは矛盾を当然のこととして受け入れてしまう。自分さえ良ければベストなのだ。

 彼らは客観的な評価ができない。マシンだから自分の異常さにも気が付かない。これは厳然たる事実だが、百歩譲っても、客観的に評価する勇気が欠如している。親しい知人によると、官僚の中には若いころ日本の将来を語る者もいるが、上からの指導を受け、急に狭い視野のロボットになるという話であった。

 東大法学部のさらにトップグループが旧大蔵省、現在の財務省を初めとした省庁や日銀などに入る。ところが、彼らが発案し、指導して日本が良くなったことなどない。むしろ悪化の一途をたどり、落下しつつある。

 国債(借金)の額は問題になっているギリシャやイタリアの比ではない。これが東大生に分からない筈が無いと思うが。何も有効な手段を打てないと言うことは認識もないのか、無視しているのかいずれかだ。日本はどこまで落ちるかが分からない。

 私は官僚が憲法に書かれている如く、本来の国民の下僕にならなければ、日本の発展や将来は無いと思う。

追記:ちょっと余計なことを書くと、我々の高校時代は理工系全盛で優秀な者は理工を目指した。ある時、旺文社の模擬テストで理系と文系の共通科目の英語で偏差値を比較した。何と同じ点で文系は理系より偏差値が10ポイントも高くなった。

 つまり、東大法学部は大きなかさ上げで入学できた。10ポイント下げると神戸大学あたりになる。勿論神戸大学は優秀な大学であるが、理系でまともに戦ったらそのレベルであった。

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アメリカと中国の軍事対立

2011年11月17日 12時35分44秒 | 国際・政治

 アメリカ軍が同盟国のオーストラリアに海兵隊2500人を常駐させることになった。中国の遠距離ミサイルの射程(3000㎞)外で抑止力を維持するのが狙いのよう。とりあえず、250人を常駐させる。他方、TPPによる中国排除の貿易自由化体制による包囲網を築きつつある。

 アメリカはこれまで、とりわけクリントン元大統領は経済発展を優先し、日本から中国に世界の工場を移しただけでなく、緊密な関係を拡大させてきた。クリントンが中国各地で中国人経営者と一緒に撮影した写真が残っている。

 同じ民主党のオバマもその路線を踏襲するかに見られたが流石に、ここのところの中国の軍拡・領有権拡大路線が露骨になり始め、危機間を募らせてきたとみられる。私は今世紀初めから中国の軍事的野望については危機感を持って注視してきたが、楽天的すぎるアメリカも無視できなくなったか。

 例えば、中国の航空母艦建設や次の国産原子力航空母艦建設。例えば、南シナ海や東シナ海における領有権を巡るトラブル、どう見ても軍事目的の宇宙ステーション建設計画・・等々である。中国はがむしゃらに、強引に経済を発展させバブルを演出し、そして経済成長以上に軍事力を増大させてきた。

 中国はアメリカ、日本、ソビエトを十分研究してきた。まず、改革開放で崩壊したソビエトの後は追うまいと決めた。次に、中国と管理体制が酷似し、高度成長を遂げた日本を真似し更にバージョンアップした成長モデルを作り上げた。現在でも日本がバブル崩壊に至るプロセス、その後の状況は研究している。そして、軍事力をバックにした世界制覇はアメリカがモデルだ。

 私はかねがね、アメリカが世界の工場を日本から中国にシフトするスイッチを押したことは取り返しのつかない歴史的な大チョンボであることを何度も書いてきた。何故なら、日本はアメリカから見てパーフェクトにコントロールできる国だが、中国は共産党一党独裁のマシンでありシステムだから、完璧にアメリカのコントロールや干渉を排除できる。

 ここ数年、アメリカが軍事的に中国から凌駕されることを心配してきた。その対策を考えてきたが、一つの結論として、ヨーロッパンや旧英連邦など同盟国との協力体制の強化がある。いくら中国が強力な軍事力と経済力を備えても、特にアメリカとヨーロッパが強力なスクラムを組んだら、劣勢は免れない。このスクラムに、旧英連邦や日本が入る。

 然しながら、今世紀中にアメリカ対中国の軍事対決はより露骨で過激なものとなるだろう。そのことは、実は中国の崩壊を招く。中国は輸出で成り立っている国だ。孤立化し蛇口を閉められたらおしまい。国内で自由投票が実施されたらおしまいである。

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余計なお節介ですが

2011年11月16日 10時55分46秒 | 社会・経済

 最近、FAXで注意したのは朝日系テレビの天気予報。全国都市の天気予報案内で、北は札幌、仙台、新潟とありながら、西日本は大阪、福岡・・となり、中国地域、四国地域が省かれていた。広島の人間としては気になる。丁寧に多少嫌味を入れた注意・勧告で、改善を求めた。

 朝日テレビの反応は早かった。数日後には改正されたかな。紹介する都市数が増え、西日本では、大阪、高松、広島、島根(だったかな)、福岡・・となった。官公庁の都市記載順では関西、中国、四国となるところ、関西、四国、中国となるのは理解できないが朝日の常識なのかもしれない。

 朝日新聞は元々大阪が、毎日新聞同様、東京に進出した。しかし、現在では東京・東北新聞の性格か。東北に対しては親近感で接し、出身の西日本に対する意識が希薄になっているのだろう。

 同じく、朝日テレビ系列で日曜日の18時から「笑顔がごちそう ウチゴハン」という番組で、江角マキコが食べ物を一杯口に入れ、何やら大声でわめく。口から物が飛び出しそうで、おまけに何を言っているのかわからない。マナーが悪いと言うかみっともない。全国の子供が真似するので、注意しようとした。

 朝日テレビのFAX番号が不明で、苦労した挙句、番組のホームページを探しだし、そこのメールで注意した。忙しくてチェックしていなかったが、11月13日の番組をちょっとだけ見た感じでは、以前のようにひどくはなかった。

 NHKには以前より、食事場面でのマナーを注意しており、昨年春からNHK内部でルールを作ったそうである。それでも、教育番組で子供が口にたくさんほうばって、大声で喋る場面が有ったりし、またもやFAXで注意した。

 私は決して暇なわけではない。会社は経営しているし、母の介護などで普通の人の3倍ぐらい忙しいが、モラルの崩れが日本の崩壊につながるので放置できない。

 最もひどかったのは、尖閣諸島沖の中国漁船船長を那覇地検が中国の圧力に負けて釈放してしまったもの。あまりにも情けなくて、日本人をやめ国外に行きたいと思ったが、それもできないので、那覇地検を訴えた裁判を広島地裁で起こした。

 却下され、上告する手もあったが、専門家は止めたらと言うし、忙しかったので裁判長に手紙を書いた。裁判所は第二次世界大戦の軍部暴走、バブルの銀行(大蔵省の緊密な指導下になる)がやくざを使った地上げなどの暴走などに対してどのような防波堤になってきたのか?というもの。

 右翼の諸君も企業から金を貰って騒ぐのではなく、こういう時こそ、那覇地検に出向いて実力行使するなり、陰で操った仙谷議員に猛烈に抗議するなり、本来の出番だと思うが。

 「親父が臭い」とCMで流したP&Gも広島地裁に訴え、取りやめる計画は無いと突っぱねていたのが「計画通り取りやめます」と弁護士を通して伝えてきた。ふざけた会社だ。「夫が臭い」とやった金鳥は電話だけで改善できたので、これは良しとした。

 P&G裁判の時は、韓国の知人から「裁判したのは、日本人全体であなた1人ですか?」と聞かれ、そうなんですと返事するのがこれも情けなく、複雑な思いだった。

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タイムマシンなんか有るわけがない

2011年11月13日 19時01分24秒 | 学問

 ニュートリノが光より速かったというニュースで、テレビ局が過去に遡るタイムマシンについて京都大学の学生に感想を求めていた。医学生などがタイムマシンの存在を前提として発言していたが、ま、日本の教育のお粗末さ、レベルの低さ、今の学生の安直さを示しているようでもある。

 まともな物理の教育を受けた学生なら、まず、アインシュタインの相対性理論をはじめ、従来の物理理論が崩壊した可能性を考えるべきだろう。アインシュタインは光より速いものは無いとしていたのだから。そうであるとしたら、従来の物理、とりわけ速度が速い領域の理論は全て疑って考えなければならない。

 私に言わせれば、時間は人間が発明した便利で都合の良い概念のひとつである。文学的な表現や日常の厳密性を問わない情報のやり取りでは問題無いものの、物理と言う厳密・厳格な世界では時間は存在しない。だから4次元の世界もタイムマシンも存在しない。

 アインシュタインは物体や現象の観察をその時点で最も速い電磁波(例えば光)で観察することを前提としていたから、当然、光より速いものは観察できず、光より速いものは無いとの数学理論を導くことになる。例えば、音波で物体や現象を知るコウモリにとって音波より速いものは観察できず、存在しないことになる。

 時間はバーチャルな世界では存在しえる。例えば、テープレコーダーでは記録させたテープの長さが時間だ。テープを反転させれば、過去に遡る。それは、テープレコーダーを聞いているあなたがいるからそれを確認できる。例えば、今から宇宙全体で時間が反転したとして、その宇宙の中にいるあなたは時間の逆転を観察できない。

 時間など存在しないから、無いものついては何とでもいえる。それはあたかも、地球に宇宙人が住んでいると言うのと同じだ。いないものについては何とでも言えるし、完全否定することは不可能に近い。それが現代物理学が演出するいかさまな世界だ。それを全員が無条件で信じるのは東大をはじめ日本の研究者ぐらいだろう。

 私が予言できるのは、例えば、ビッグバン理論は、早ければ10年以内にその破綻が証明される決定的な証拠が発表されるか、遅ければ100年ぐらいかかるか。1000年後には必ずビッグバン理論は崩壊している。ビッグバン理論の否定に繋がる証拠は、既に指摘してきたが、最近、にわかに増えつつある。

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