ランクルが6気筒ディーゼルを中止したために、1年かけて大型四駆を探し、一時はBMWを候補にしていたが、性能と安全重視で2013年にモデルチェンジしたベンツML-350を購入。11万キロを超え、5年半が経過した。やや振動が大きくなったこの夏に、マウントを交換し、80%程度新車となった(外見は劣化が無く全く新車と変わらない)。もうベンツディーゼルの走りは気持ちいい。
ベンツ・ディーゼルの魅力は静粛である事、加速にパンチが有る事(猛烈に加速してもノイズが少ない)世界一のエンジンだね。そして何より安全性を重視している事である。また、フィンガータッチの電子ミッションもベンツだけのオリジナル。
購入前にやくざの車の印象だったのは気になったが、今や、やくざはベンツをから締め出された。やくざ御用達は大型のトヨタ・レクサスで、特に白は注意した方が良い。黒も注意。
僕が右ハンドルを強く要望し、その後右ハンドルになった事は何度も書いたので耳タコならぬ目タコだろうが、ベンツから銅像が寄付されないので(何しろ、右ハンドル変更で、他モデルも売れて売れて、輸入メーカーNO1)、ベンツは社内の方針で決定と言うに違いない。
ベンツにはその後も様々な変更について要望書を出し、社長から「出来るだけ実現するよう」指示が有ったことと、全部は実現できないと部長さんだったか から伝えられた。
昔はトヨタも要望を聞いてくれたが、担当者が若い世代になるほど、硬直化し、ディーゼルを何度も何度も何度も継続するよう伝えたが、返事は日本の規制は厳しすぎて不可能だとか理解できない説明だった。それが嘘だったことは、ベンツやBMWやマツダのディーゼル開発で分かった。西風新都の広島トヨタ店長はやくざで、トヨタの社長が謝罪しない限り二度とトヨタは買わない。
ベンツディーゼルは燃費も良いし(ML-350が実績で9.7km)、車内では音が静か(外は多少音がするのは歩行者に対しても好ましい)、ハンドルは軽く優しく、トルクが非常に大きいので、市内でも、高速でも運転はガソリンより楽。初速は一寸遅いがそれでも国産車のターボとそん色ない。一旦走り出すと静かなまま鋭い加速を示す。ガソリン車だと出だしは速いが、加速はディーゼルより一寸落ちる。
弱点も有り、ドアミラーの視界が狭いので、新しいベンツでは、後ろに車がいる場合にはドアミラーに三角の危険表示が出る。今は危険な場合、ハンドルが戻されるのかな。ML-350では表示が出ないので、車線変更時は頭を前に移動させ、視界を確保する。ドアミラーの湾曲が少ない上に、僕は座席を最も後ろにシフトしている。ランクルより背が低いのは座席を最大に高くしてカバーし、カーブの安定性が増したことなどから気にならなくなった。
ホイールが汚れやすいのは外車の特徴。2週間以上放置できない。高圧洗浄機での洗浄が勧められ、僕も高圧洗浄機を購入し、広島のアウトルモーレで汚れないパッドにした。その後、ベンツの自動洗浄でお勧めできる店舗(手洗いと同等)は広島シュテルン観音(ベンツディーラ)の飯山さんに教えて貰った。安いし助かった。
3年までは無料の点検が、それを過ぎると有料になる。ディーゼルは1万キロごとの点検で、月に2千キロ走ると維持費が高すぎる。そこで、点検は1年に1回とし、ベンツ用のオイル交換はタイヤ館に任せることにした。タイヤもブリジストンで、乗り心地が良いよ。
2019年はGLEがモデルチェンジするらしい。Gもディーゼルモデルが出る。パワーアップしたディーゼルになる。どの程度楽しみが増えるかはまだ分からない。非常時に直通の連絡が出来るとか、バードビューのような上からの撮影がモニターで見えるとか、安全性が向上したとか、様々なサービスは僕の提案も有って、増えたよう。試乗車が来たら、見て乗って考えよう。