宇宙・生命・日本 1000年後のあなたに語りかけたい

巨大ブラックホールの衝突が新宇宙を形成⇒循環宇宙論、有機物質から人間への進化メカニズム(循環論理の評価)⇒戦略的進化論

オリンパスは上場廃止へ

2011年11月09日 21時16分53秒 | 社会・経済

 今回のオリンパスの事件は日本、とりわけ権力構造や上部組織などがいかに村社会かを物語っている。誰が考えても、これがオリンパス1社の粉飾とは思えない。とばしという言葉が英訳されたようで、システムとして存在していることが更に不信感を募らせる。欧米のトレーダーが日本を一斉に売ってくるのは理解できる。

 オリンパスは昭和30~40年代、小型カメラのペンがコンパクトで簡単撮影のため流行った。フィルムを半分にして使用する節約型だったかな。私の父は3台も購入し、ペンDは今でもある。内視鏡で世界の70%を占めるなど優秀なメーカで社員も4万人もいるらしいが、これでは社員がかわいそう。

 技術系は優秀だが、事務系の経営力のないトップが会社をドブに落とし込んでいる。それにしてもイギリス人のウッドフォード社長が多忙で日本にあまり来ないことを期待していたのが裏目に出たか。

 今後の見通しだが、日本企業の信用問題になっていること、損失隠しの額が1000億規模と巨大であること、社長代々で引き継がれたこと、先の監査法人調査がずさんであったこと、首になったウッドフォード元社長がFBIなどに働きかけて国際事件になっているなど、悪質で根深く、まともな判断では上場廃止が妥当。

 オリンパスは虚偽記載で刑事事件として起訴されるし、当然、株主代表訴訟も起きる。上場廃止まで持って行かないと、日本政府の指導性や監査機関の信頼性が疑われる。何よりも、株価が低迷し、経済に悪影響を受ける。トカゲのしっぽ切りと言われればまさしくその通り。見せしめにもなる。

 しっかりした外部監査役員を入れ、経営陣を刷新し、オープンでフェアーなシステムに変えて、新生オリンパスとして出直した方が良い。

 同じ状況を抱える上場企業は戦々恐々。複数社に及ぶと、もう株価暴落が止まらなくなる。オリンパスだけで止めたい気持ちは当局に働くだろう。

 トレーダーの間では、これまで空売りを仕掛けてきているが、何度か利食ってはさらに売ると言うプロセスを繰り返している。そして、株価がさらに下がったら果たして買うべきか、買うとしたらいつ買うかが焦点になっている。

 上場廃止になっても株の買い取りシステムは有るらしい。恐らく300円ぐらいになるとロシアンルーレットのようなマネーゲームになる。

 先の大王製事件は、東大卒のバカ息子がギャンブル好きで使い込んでしまったみたいで、誰も文句が言えなかった例。東大自体のレベルが相当落ちているが、結構、東大卒は色々使い込みで問題を起こしている。

 私の知っている範囲でも、親類の宝石店がそのまた親類筋の野村証券社員(東大卒)を信用して任せていたら、1億円だか使い込まれたという。

 東京電力や大王製紙の問題が起きて、日本の企業に疑問が付き始めた(火がつき始めた)ところへオリンパスである。見事消化しきれますか?

追記:オリンパスはとうとう、管理銘柄になった。中間決算が今月14日までに出せないとの見通しから。来月の14日までに出せないと自動的に上場廃止となるが、過去の訳の分からん不明朗な会計を引きずっており、合理的な説明が可能な中間発表が出せるかについても極めて疑わしい。


養殖ウナギは食べないほうが良い

2011年11月08日 21時16分27秒 | 健康・病気

 どういう訳だか、ウナギの養殖の技術支援の仕事を受けたことが有る。私は電子情報系なので養殖に関しては何もわからない。技術支援なんてとんでもないと思っていたら、シラス(ウナギの子供)の飼育温度がぶれるので、歩留りや成長が悪いから対策して欲しいとの依頼。

 そんなわけで、さるウナギの養殖場へ通うことになった。養殖場では東海大学を卒業した生物の専門家などがおられた。最初は白い目で見られた。素人に何が分かるか、という訳だ。

 シラスの飼育槽の温度は当初、±2℃(deg)ぐらい振れていたが、電子制御しながら調整槽に蒸気を吹き込む方式で、ぴったりブレのない温度で制御できた。ここらから、信頼されるようになり人間関係ができてきた。ところが、理想的な温度ながら歩留りや成長は改善しなかった。

 生物的な指導は高知大学の教授がやっておられ、その先生は、養殖に抗生物質を使うのはとんでもないという考えで、抗生物質を使っていなかった。ところが、養殖では抗生物質を使わないと歩留りや成長が悪いと言うことが分かってきた。

 実は、養殖(漁業)では、国の管理が甘い(農業ほど厳しくない)ことも聞いた。従って、ウナギに限らず養殖では、バンバン、腐るほど抗生物質を与えている。

 養殖ウナギを食べることは、抗生物質を食べることと一緒だ。普段、抗生物質を大量にとっていると、肝心な時(病気など)に効かなくなる。

 そこで、我が家では、一切、養殖ものは食べないことにした。最近では、ウナギだけでなく、鯛、マグロ、ヒラメ、シマアジなどが養殖だ。あまりこんなことを書くと、養殖業者からクレームが来ると思うが、事実は事実として知っておいていただきたい。

 話はそれるが、養殖場は関連会社がやっており、技術支援だけでなく、経済支援もやってくれと上から指令が来た。いくらなんでも、会計監査が有るので、変なことはできない。

 誰も案を出せないし、色々、考えた末に、水質監視装置(技術支援の一端で設置していた)のメンテナンスを委託し、十分やってもらうことにした。

 技術支援も経済支援もばっちりだったのに、結局、トップの判断で、養殖は中止になった。抗生物質を使わない理想的なウナギ養殖だったが残念なことではあった。

 


普天間基地問題の解決法

2011年11月07日 22時24分36秒 | 国際・政治

 鳩ぽっぽのおかげで、米軍基地・普天間問題は完全にデッドロックに乗り上げ、日米外交の最大の障害になってきた。のどに刺さった大きな棘だ。

 私は鳩山内閣ができた暮れの11月、行き詰まりを打開すべく、巨大な浮き基地(自走式)の構想を作り、鳩山首相に3つのルートで送った。鳩山事務所に電話もした。しかし、多分見向きもされなかった。

 この案をまともに検討し、アメリカにも提案していたら、事の成り行きはともかくとして、鳩ぽっぽが辞めることは無かった。その後、軍事評論家などから同じような案が出たものの私が数か月後にブログに発表した後のタイミングである。

 鳩ぽっぽは最も公務員改革に熱心だったのだから、少しでも実現し、道筋をつけて欲しかった。既得権集団である官僚組織は日本の発展にとって非常に大きな障害だ。

 日米の合意案は沖縄住民が受け入れないことから、解決が極めて難しい。不可能と言っても良い。それではいかに解決すべきなのか?実はアメリカもほぼ不可能なことは分かっている。しかし、日本政府が約束したのだから、あくまで実現を求める。ここが、なーなーでうやむやになる日本と世界との差だ。

 第一にやるべきは、沖縄に対策本部事務所を設け、民主党の議員団を沖縄にどんどん送り込み、住民や反対派を説得すること。不可能と考えずに、本気でとことんやる。支援策や経済復興策も単なるばらまきではなく、沖縄の住民が助かることを提案する。それが、アメリカに約束したことの責任だ。口先で出来もせんことを言うべきではないし、約束は守る。

 沖縄の人々の生の声を聞き、真面目に対応すべきだ。民主党は難しい課題に取り組まず、逃げ出す傾向が有る。これで、前進すれば日米にとって、とりわけ苦境に立たされている日本政府にとっては大変な救いになる。しかし、容易ではないことは確かだ。

 前進しなかった場合の落としどころは、例えば尖閣諸島での基地建設だ。魚釣島に空港を作る。中国や韓国がどう思おうが知った事ではない。地主には了解を求め、高めの賃料を払う。アメリカ兵のためにインフラも整備する。中国大陸とは330kmの距離だ。これで、日米同盟は更に強化され、アジアの軍事的バランスも保たれる。

 多分、オバマはTPPと抱き合わせの解決をほのめかしている可能性は高い。つまり、TPP交渉に参加するのなら、普天間の問題は強いプレッシャーをかけない。TPPは中国が貿易自由化の輪の中に日本と韓国を取り込み、アメリカを遠ざけようとする動きに対抗したものでもあるようだ。中国は神経をとがらせ、中国のニュースには盛んに日本のTPP反対派の動きなどが紹介されている。


中国の宇宙ステーションは世界支配の重要な基地

2011年11月03日 09時04分39秒 | 宇宙

 中国は11月3日無人実験機「天宮1号」(9月29日打ち上げ済)と11月1日に発射した無人宇宙船「神舟8号」のドッキングを成功させた。その状況はBS放送でも映し出された。これにより、2020年を目標に同国の有人宇宙ステーション建設を目指す。

 何故、アメリカ、ロシア、日本などが建設した宇宙ステーションとの協力体制をとらないのか?それは軍事目的に重点が置かれているからだ。世界、とりわけアメリカ、ヨーロッパ、日本の軍事状況を把握し、いざ、戦争、もしくは軍事衝突となったら、敵国のミサイルをレーザーで撃ち落とすか、制御機能を破壊する。

 また、アメリカなど敵国の人工衛星などを破壊する。これで、アメリカなどの民間・軍事の通信が不能となり、事実上、軍隊が機能しなくなるし、国中が大混乱する。アメリカを黙らせるには、航空母艦を差し向ける必要はない。アメリカの全軍事衛星にレーザー銃の照準を合わせていると告げればよい。重要な衛星が一つ破壊されてもその影響は計り知れない。

 アメリカ、日本などが平和目的で宇宙ステーションを共同運用している中、中国だけが単独で、明らかに軍事目的の宇宙ステーションを建設するのは、経済力に物を言わせ、がむしゃらな軍事力増大で世界支配を企む中国の姿が浮き彫りになる。常に戦略的に動くアメリカを何倍も上回る中国のしたたかさだ。

 私は2009年だったか、電気学会で宇宙太陽光発電と宇宙工場について提案したのだが、宇宙には無尽蔵の太陽光エネルギーが溢れ、地球では難しい高品質、高機能な製造ができる。実はそれ以上に軍事目的の有益性が高い。低コストで決定的な効果が期待できる

 電気学会発表では、軍事利用については触れなかった。その理由は、あくまで平和目的で推進し、自動的に軍事利用できるからだ。それで、私は地球近傍の宇宙開発が世界を制すると主張した。

 私は全ての核ミサイルを発射段階で破壊すべきだと考えた。国連でも承認が得られるだろう。これが実現すれば、世界は現在の大半の核の脅威から解放される。

 追記:宇宙基地か地球へのレーザー照射には難点があり、厚い雲がターゲットを隠した場合にはレーザーが透過しない。その場合は、プラズマ照射などでミサイル誘導衛星の機能を一時停止させる手が有る。


BMW M5のディーゼルを日本に輸出!!極秘情報

2011年11月02日 18時57分06秒 | スポーツ

 まだ世界的にも発信されていないトップニュースが飛び込んだ。BMWがM5のディーゼルを来年出すらしい。日本には夏以降来ると言う。(11月後半にニュースリリースの予定)当然右ハンドルでなくてはならない。

 現在のSUVディーゼルはベンツのMクラスしかない。当初、右ハンドルが有ると聞いたので、これだと思ってヤナセへ行ったら、営業から、申し訳ない左ハンドルだけでしたと言われた。そこから車探しと悩みが始まった。

 私はハイブリッドでも良いと思っている。その意味ではフォルクスワーゲンのトワレグ。ニッケル水素電池を積むフォルクスワーゲンの最高級車である。トルクが強く静かで付くべきものは殆どついている。価格は1000万円を超える。重要な選択肢の一つで、来春、改めて全車種を見直そうと思っていたところ。

 ランクル200も対象から落としてはいないが、3トンの車をガソリンで走らせる気になれない。カタログ値で1リットル6.9km、実際には4.5kmぐらいか。現在ディーゼルで月に2.5~3万円のところが5~6万円になる。これだけの差額だと余分に結構な新車が買えますよ。

 また、ヨーロッパのディーゼルはトルクが強い。アウトバーンはディーゼル車の方が遥かに速く走っているはず。ベンツEクラスディーゼルではトルクがガソリン車の1.5倍以上だったと思うが、これだけ差が有ると、中速以上の加速度は決定的にディーゼルが速い。ディーゼルなのに飛ぶように走る。

 BMWは確かに、ドライバーの喜びを追及している。どんな車か?ともかく楽しみではある。しばらくはランクル100ディーゼルに乗っているか。

追記:11月21日に、BMWから来春以降、X5を皮切りとして、ディーゼルモデルを投入してゆくとの発表があったようだ。

  X5ディーゼルは直列6気筒、245馬力、トルクは55kgmで4.8リットルガソリンより強い、8速、11km走行(リットルあたり)などわくわくする数字。900万円は超えるか。東京モーターショウで展示されるので、見に行きたい。

 トヨタへのディーゼルエンジンの供給、ランクル200にディーゼルモデルが無いことなど、今後の2社の動向が注目される。


ビッグバン理論破綻のカウントダウン

2011年11月01日 16時19分38秒 | 宇宙

 東北大学がニュートリノと反ニュートリノが同一かどうかを確認する観測を開始する。同一性が証明されると、宇宙卵の仮説も怪しくなる。ビッグバン理論では、量子大の物質(宇宙卵)と反物質が打ち消しあっている鍋から、わずかな物質と反物質のアンバランスにより物質が飛び出しこの宇宙になったとしている。

 宇宙卵はニュートリノに見られる粒子と反粒子の打ち消しあいをアイデアにしている。ニュートリノと反ニュートリノが同じものなら、質量やサイズのアンバランスが生じる筈が無い。無理に無理を重ねた接ぎ木理論は、相次ぐ、新たな発見で青息吐息。

 例えば、先ごろニュートリノが光より速いことが発見されたばかり。例えば、宇宙は膨張速度が減速するはずが、実際には膨張の加速度を増している。私がかねてより指摘しているのは物理学者が望む、空間に似た時間など存在しないと言うこと。

 物理学者が考えている時間は、時間が反転したり(マイナス)、虚数になったりする。そんなバカげたことは現実世界では起こりえない。生物・化学現象では時間が反転しないことが多く(化学反応ではプロセスの差により結果が異なる場合がある)、物理でも磁気のヒステリシス現象などが知られている。万が一、起こったとしても確認のしようがない架空の話。

 量子の世界はまだまだ分かっていないことが多い。例えば、光ファイバーを途中から分岐させ、二股通路に分けそこにレーザーを通すと、何と、一つのはずの光子が両方の光ファイバーに現れるらしい。厳然たる事実だが、その理由が分かっていない。

 アインシュタインは実に丹念に宇宙や物理現象を観察した。その確かな観察結果を基にしている。決して、数式だけから導いたり、思い付きで理論を発表したわけではない。しかし、当時はまだまだ技術も未熟で、分からないことが多かったはず。

 何しろ、アインシュタインは物理学者や数学者にとって神様だから、否定的な見解を述べられない。私はただの素人なので時間に注目した。いかに天才とは言え、この時間の扱いはお粗末なものだった。然しながら、時間の存在を否定している書籍は無く、ひょっとしたら世界中で私だけの主張だろう。

 非常に怪しげであいまいな、よく分かっていない量子力学をベースにしたのがビッグバン理論で、既にかなり破綻しているが、早晩完全に破たんするであろう。