ドイツのアンゲラ・メルケル首相は、アメリカが自分の携帯を盗聴していることを公表されたため、アメリカに抗議せざるを得なくなった。メルケル首相は2台携帯を持っており、党の携帯が盗聴されていたらしい。
ドイツも諜報機関(BND)を持っているから、お互い様と言えばそうだが、スノーデン氏により、本来、表に出してはいけないことが暴露され、調査、抗議と謝罪、改善策の検討、新らたなルール作りが儀式的に実施されるでしょう。
安倍首相の場合、大丈夫かと聞かれれば、大丈夫ではないでしょうね。何度も指摘しているように日本政府内にはCIAのネットワークが張り巡らされている。日本に対する情報収集は、携帯の盗聴のレベルではない。
安倍首相の性格、行動パターン、公務のスケジュールリアルタイムで分かるし、パンツの色まで知っているかも。何で知ったか?例えば、文芸春秋の「CIA秘録」に書かれていますよ。
この事は鳩山から始まり、菅、安倍と、野田を除いて歴代の首相に情報提供してきた。(野田氏は官僚のロボットだったので、全く何の連絡もしなかった)
官僚はアメリカの高官から頼まれると「イエス」を連発しますよ。アメリカは何かを頼もうとする時、自民党議員に頼んでいた。ところが実現しない。動きが遅い。それで、政府の担当課長に電話すると、素早く実現した。
当然のことながら、アメリカから官僚に直接電話で依頼することが多くなる。CIAのために働く官僚も増える。金も動いただろう。女性も関わったでしょう。ご存じない?
いいですか?大平首相が断るまで、全首相はCIAから金を受け取っていたのですよ。東大卒の官僚の卵がアメリカに行くと、女性の世話をしてくれると、東大卒の教授が教えてくれました。真意のほどは知りませんよ。
私は、1998年頃からCIAの書籍を探していた。分厚い本を見つけたりしたが、肝心の日本に対する諜報活動が書かれている本が無かった。最近はインターネットのせいもあるのかCIAに限らず、未公開情報を明かす書籍も増えている。
あなたの電話は盗聴されているし、FAXもメールも全部見られています。ただし、殆どの場合は、計算機がチェックして「大統領」、「暗殺」など重要なキーワードが無ければ記録に残しません。
青森県の米軍三沢基地にあるエシュロンはソビエトに向けて設置されたような形になっているが、実はべブル崩壊前後のアメリカの最重点情報収集先は日本だった。今でも、政府、主要企業はばっちり盗聴されている。
米欧では盗聴が当たり前だから、電話で喋ることは世界に向けて「この話は好き勝手にオープンして良いですよ」とサインを送っているようなものだと言います。
外務省はそのことを知っていて、必要に応じ、盗聴されない電話を使っています。外務省と言えば、首になった佐藤優氏とNHKにいた手嶋龍一の対話を記述している諜報関係の本「動乱のインテリジェンス」は面白いですね。
余計な事だが、諜報関連で手嶋龍一が詳しい事を知り、本を購入したが読みづらい。動乱のインテリジェンスでは話し言葉なので、読みやすい。お勧めです。
スノーデン氏はアメリカに戻らないほうが良いですね。死刑は無いが、監獄に送られ、一生出てくれなくなるかも知れない。何故なら、現役のCIAやNSA局員に対する見せしめです。